アルの日記
DiaryINDEXpastwill


2002年11月29日(金) むむむ・・・悩むところだ・・・

う〜む・・・。

そろそろネット離れしようかと考えている。
なんていうかこう、感覚を平常に戻して、やるべきことを中心にやっていかなきゃならんなぁ〜と思って。
例えば、こうやってちょくちょく日記を書いて自己表現を小出しにしていったり、他の人の日記を読んだりするのも、楽しくて自分の精神安定に繋がっているけど、私の場合は元々、ある程度溜め込んで形にして吐き出すという感じの人間であったような気がするため、少しそちら側にバランスを移行していこうかと思っているわけです。

ん〜・・・HP作ろうかなぁ〜と思って色々と構想を練っていたんだけど、そんな時間も労力もなさそうだし、しばらくは無理そうだ。
この日記とはかけ離れた内容になるだろうから、たとえHP作ったとしても、この日記をHPで公開しないと思うので、どうしよう・・・せっかく一年ちょい書いたので消すのもったいないし・・・う〜む・・・。

むむむ・・・悩むところだ・・・。


2002年11月28日(木) 駄目道

う〜ん・・・。

駄目人間たるもの、しっかり駄目道を極めなければなりませんなぁ〜。
道を踏み外さずにストレートな生き方をしている人々の視点からしか自分を眺められなくなってしまうと、もう卑屈になって自分を卑下して、嫌悪しながら生きねばならなくなってしまいますよね。
逆に、根拠もなくそういう人たちを馬鹿にしたり攻撃したりしても何にもいいことはありません。

う〜ん・・・。

しかし駄目ニッチを開拓するのは困難でしんどい作業ですね。
なんとかせにゃ〜いけませんなぁ〜。



2002年11月27日(水) テレビ

なんか最近、テレビけっこう見ちゃってるなぁ〜。
あんまり見ない生活してたので、ちょっとしたギャグとかでも笑ってしまう、笑。
でもこれが正しい感覚なんだろうなぁ〜。
昔、ずっとテレビ漬けだった頃とか思い出すと、もう感覚が麻痺していて、あんまり笑ったりとかできなかったもんなぁ〜。
テレビは特にそうだけど、自分でも知らないうちに悪影響を受けていたりとかするよね。
間違った情報・価値観を植え付けられやすい。
製作者側が変な価値観を持っていると簡単に視聴者にそれが侵入してしまうし、視聴率稼ぐために簡単に変な方向へエスカレートしていってしまう。
そして飽きたらポイ。
ブラウン管の中で得た情報が簡単に世界の真実だと思い込んでしまったり、実際自分で体験したわけでもなく実感してるわけでもないのに「知っている」と思い込んでしまったりもする。

う〜ん・・・まあいいや。
そんな感じで最近テレビをけっこう見ているんだけど、先週末にNHKの「精霊流し」という15分ドラマが一週間分放映されてたので、なんかハマッてしまい、今日も見てしまった。
いやぁ〜、いいね〜、なんか・・・(さだ)まさしの骸骨カクカクビブラートがなんか暗〜くて哀愁があって、笑。
内容も30年くらい前の設定で・・・飲み屋のおやっさん(佐野四郎)の人情とか好きだなぁ〜。
う〜ん・・・フォークですなぁ〜、笑。

コンビニ行って漫画雑誌も数年ぶりに立ち読みしてしまった。
ビッグ・スピリッツとかパラパラ見てたんだけど、まだ「じみへん」やってたんだね・・・久々に読んだけどやっぱ面白いや〜。

でも漫画もテレビ同様、度が過ぎるとやっぱ悪影響ってあるような気がするよ。
ゲームももちろん。
コミュニケーション能力とかなんかに特にさ。
うまく付き合う分には益になるかもしれないけど。
何事もアディクトせずに節度を保ってうまくバランス取らなきゃいかんのだろうなぁ〜・・・。
見たり聞いたりしたことと自分で実際に体験したことでは、あきらかに情報量が違うよね。
空気感というかなんというか、五感(もしくはそれ以上)をフルに使って入ってくるわけだから。
・・・でも体験だけ、というのもやっぱ駄目・・・というか限界があるから、本とかテレビとかの情報とうまく組み合わせていくのがいいんだろうなぁ〜・・・。

ん〜・・・なんかよくわからん文になってきたのでもう寝ます。
じゃっ!





2002年11月26日(火) 金完燮

ふぅ〜・・・。
今日は金完燮(キム・ワンソプ)氏の「親日派のための弁明」を読み終えました。
いやぁ〜、正直言って良い意味で期待を裏切られました。
なかなか読み応えがありました。
東学から一進会への流れとか知らなかったし。
東学は鎮圧されて終わりかと思ってたのですが、地下に潜伏して進歩党として蘇って一進会と合流したんですね。
う〜ん・・・19世紀末期〜20世紀初期の朝鮮の歴史とかそんなに知らなかったので大変勉強になりました。

しかしこの人、頭いいです。
しかも外人ゆえ「あっ、そうか〜、なるほど〜。」と思わせられる視点があって刺激になります。
例えばアメリカが戦後、日本を5つ(朝鮮・台湾・日本・樺太・満州)に分けて、アングロ・サクソンの典型的な植民地統治のやり方であるdivide&conquer(分断して統治し、互いを争わせて宗主国に矛先を向かわせないやり方)を行ったと。
韓国には改革派ではあったが反日だった李承晩とかアメリカに都合の良い者を大統領にそえて日本にだけ敵意を向かわせたり。
まあ今でもアメリカは中東とかで同じようなことをやっているわけだけど・・・。

ん〜・・・来月の大統領選はどうなるんだろうね〜・・・まあどうせ過去の清算とかまだカードとして言い続けるんだろうなぁ〜。
歪んだ歴史教育し続けるんだろうなぁ〜。
日本人として戦って死んだ朝鮮人2万人が靖国神社に神として祭られているのにね。
特攻隊に志願して死んでいった朝鮮人もいたのにね。
朝鮮側が、百万人くらい会員がいた最も有力な組織である一進会が望んで、当時かなり遅れていた朝鮮の近代化を計らないと生き残れなかったから日本との合併を望んだわけでしょう?
当時、朝鮮の統監だった伊藤博文は朝鮮併合反対だったのに安重根が暗殺しちゃったわけでしょう?
しかもさ〜、韓国の圧力で最近の日本の教科書にはその安重根がデカデカと2ページくらいに渡って載ってたりするみたいじゃん。
自虐史観はもうやめようよ〜。
キム氏はアメリカによるハワイとプエルトリコの統治を例えに出してたけど、現在、韓国が先進工業国として発展できたのは紛れもなく日本のおかげなのにね。
欧米の植民地統治みたいに原料取られて製品売りつけられるような徹底的搾取じゃなくて、日本の場合はかなり開発に力を入れてたため本土は赤字状態だったのにね。
それを戦後、日本が占領状態で何の発言もできなかったのをいいことに、当時朝鮮にいた60万人の日本人を無一文で日本に帰らせて、彼らの全財産を没収して権力者達で分けたりして。
その時に日本人を虐殺してるし。
さらに徹底的に日本に恨み向け続けて金を取ろうとして。
北朝鮮はもちろん、君達も最低だよ〜。

選民意識でもなんでもなく、客観的に言ってやっぱ日本人はいい人たちだからね〜。
それゆえ相手の善意を当然と思ってるから、海外に行ってだまされたりしやすいんだけどね〜。
逆に日本に来る外人は無防備さにつけこんで犯罪しやすいんだろうなぁ〜。

そんな日本もなんだかいろいろとボロボロになってきちゃってるし〜。
それでも他の国よりはやっぱ全然いいけどね〜。
どうなっちゃうんだろうね〜、ほんと〜。
国も半引き篭もりの俺もね〜、はっはっは〜・・・涙。



2002年11月25日(月) 最初ちょこっと

あぁ〜、疲れた〜。

今日は久々に走ってきました。
って言っても体力が確実に落ちているようでして、最初ちょこっと走ってからはウォーキングになってしまいましたが・・・。

いやぁ〜、あんまり動かない生活をしていてさらに酒もタバコもやるので血管がかなり縮まってしまっていることでしょうな〜。
頭ガンガン痛くなりました。

でもやっぱ運動はいいですね。
頭痛が去ったら頭スッキリしてます。
考え事ばかりでイッパイイッパイだったから、なんだか気分も少しよくなったし。
さらに汗かいた後は酒がうまい!
・・・結局、飲んでしまうので痩せませんな・・・涙。

まあいいさ〜、ある程度の年齢になったらガリガリってのもなんかどうかと思うし・・・って正当化してもしょうがないのだが・・・。

やっぱりランニングとかよりも断食があってるのかな〜、俺は・・・(やや遠い目)。


2002年11月24日(日) 足りん。

酒漬けだ。
足りん。

《削除》
※いやぁ〜、けっこう書いたのですがあまりにもくだらない&変態的な内容のため削除。

あ〜しかし寒い。
よく、寒いって言うから寒いんだとか言うけど黙ってても寒いって。
って誰かが言ってたがその通りだと思う。






2002年11月23日(土) 日本庭園

うぅ〜・・・。
そろそろ重い腰を挙げてちゃんと生きないと・・・と思い続けているけどなかなか・・・。

今日は近くの日本庭園に行ってきました。
前回は時間的に入園できなかったので。
「ここは京都だ〜。京都だぞ〜。」
っと必死に思い込むと不思議とそんな感じがしてきてちょっぴり気分回復。

少しづつ場所を移動しながらいろいろと絶景ポイントを探して歩いているとあまり広くないのに様々な景色があってなかなか楽しかった。
紅葉もしてたし。
茶室もあったから今度、やってる時に飲みたいものです。

う〜む・・・しかしこのウンチクの番組面白い。


2002年11月22日(金) のどごし

ふぅ〜・・・。

チューハイは胃が痛くなるので、今日は安い赤ワインを飲んでおりました。
ぺロッとボトル一本があっけなくなくなりました。
アルコール度13%なのにビールの方がいい感じに酔うのは何故?
ビールの飲み方になってるため、ワインも喉ごし味わう系の飲み方でゴクゴク逝ってしまった・・・。
腹減ったので夜食に讃岐うどんをまた喉ごしで逝ってしまいました。

ん〜・・・なんかビバヒルの再放送やってるので見てしまっている。
ついディランに感情移入してしまうのは何故?


2002年11月21日(木) もういややぁ〜

あぁ〜〜〜・・・。

もういややぁ〜・・・。

びっくりするほど話が通じなひぃ〜・・・。

まあわかってたことだけど〜・・・。

おそらく文章を読んでも主観が強すぎて歪めた理解の仕方しかせんし、同様に、話してても主観が強すぎて自分のこと、自分のコンプレックスに触れる可能性のあるものを守ることしか考えてないから話のポイントがだんだんずれてきてまともなコミュニケーションにならん〜・・・。

素直と言えば素直なんだけどタチの悪い素直さや〜・・・。

別に俺は攻撃しているわけじゃなくて、ただ生産的に普通の話を進めようとしているだけなのに、おかしな反応しかせんので知りたくない情報まで勝手に伝わってきてしまう〜・・・。

勘弁してよ〜・・・。

そうやって気張ってるだけで、物事の道理・論理をまったく無視しようとしてるから、ちょっとショックなことがあると途端にニヒリズムに陥って相手を極端に攻撃したり死ぬだとか言い出したりするのに〜・・・。

意識範囲が狭すぎるから自分が何言ってるのか全然わかっとらんのやろ〜・・・。

まず自分の過ちを認めるところから始めないと物事は改善されんやろ〜・・・。

そこを無理やり正しいと自分にも人にも嘘をつくからおかしくなっていくんやよ〜・・・。

初めはよくても長くなればなるほど深刻な状態になっていってしまうんよ〜・・・。

自分単位でも国単位でもなんでも歴史と繋がってないとおかしくなっていくのは当たり前でしょ〜よ〜・・・。

人工的な価値観持ってきて無理やり自分に当てはめようとしても無理が生じてくるのは当然でしょ〜・・・。

あぁ〜、俺までおかしくなってきたよ〜(←っていうか元々おかしい、爆)



2002年11月20日(水) たてもの

ん〜・・・なんか自分、結構マメに日記とか書いてるよなぁ〜・・・。
不思議だ・・・。
書くの好きなのかな・・・う〜ん・・・。
こんなマメな性格だったとは知りませんでしたわけです。

今日は小金井の江戸東京たてもの園(http://www4.ocn.ne.jp/~tatemono/)に行った。
千と千尋の展示があって、原画と動画が全部山積みにされていたが物凄い量だった。
ありゃ〜すごい。
大変なわけだ〜。

たまにテレビで映る子宝湯のあたりは建物が少し密集していたが、他はポツポツといった感じで、思ったより広々とした敷地だった。

茅葺も好きだが、田園調布の大川邸とか大正時代の建物なのに全部洋室で洒落てていい感じだ。
大正ロマンとでも言うのでしょうか。
軽井沢とかに別荘で建ってそうな感じ。
あんな家に住みたいですな〜。
やっぱり居住空間って重要だよ。
精神に大きく影響を与えると思う。
・・・しかしやっぱ昔の家って特にそうだけど、ドアの所とか入り口・出口とか、低すぎて頭ぶつけそうになる。
猫背になるわけだ〜・・・。

そういえばダルマ宰相・高橋是清の家もあった。
一階はコーヒーとか飲めるような感じになっていた。
二階に登ると寝室があり、自身が書した掛け軸があった。
「う〜ん・・・この部屋で2・26事件の時に殺されたのか〜」とか思うと、なんだか不思議な感じがした。

子宝湯みたいな銭湯ってまだたくさん残ってると思うんだけど、最近行ってないなぁ〜あの手の銭湯・・・スーパー銭湯みたいなとこばっかで。
番台のところ見たんだけど、梯子とかもないし、どうやって登ってたんだろう・・・?
よじ登ってたのかな〜・・・。
う〜ん・・・。
それはそうと子供の頃は番台って憧れの職業だったな・・・。

あぁ〜しかし胃が痛い。
チューハイ飲むとなぜか胃が痛くなる。
ビールは大丈夫なのに。



2002年11月19日(火) 例えばさ〜

例えばさ〜、独りで公園に行くわけですよ。
ぼ〜っとベンチに座りながら死んだ目つきで池の鴨(たぶん)とかを眺めているわけです。
するとさ、たぶん同い年くらい、下手すると年下の夫婦が子供連れて幸せそうに近くを通り過ぎていくわけですよ。
そういうのを見てると「あぁ〜、俺って孤独だよなぁ〜。もう死んじゃおうっかなぁ〜」とか、ふと思ってしまうわけです。
老夫婦が犬とか連れてるとかならいいんだけどさ、圧倒的に子連れ若夫婦が多いんだよねぇ〜。

そんで、溜息をつきながらまた池にいる鴨(たぶん)を見るわけです。
すると魚を取るためなのでしょう、勢いよく水中に潜ったわけです。
そんな光景、久々に見たのでなんだかちょっぴり嬉しくなってワクワクしながら魚をくわえて水面に飛び出してくるのを待っていたわけです。
・・・しかし二度と浮かんで来なかったんですよね〜、はっはっは〜、涙。
「あれっ、遅いな〜、もしかしたら潜った所から少し離れた所に浮上するかもしれん」と思って幅広く見ていたのですが・・・三、四十分くらい・・・水中で足でも絡まっちゃったのかなぁ〜・・・鳥を食うような魚なんていそうにないし・・・う〜ん・・・。

・・・このエピソード、何だかすごいメッセージが隠されているような気がして・・・しかもかな〜りネガティブな・・・涙。

それはそうと鴨南蛮そば食べたいですなぁ〜・・・。





2002年11月17日(日) 涙で枕を濡らす日々

うぅぅ〜。
涙で枕を濡らす日々が続いております。


2002年11月16日(土) キム・ワン

うぅ〜、死ぬぅ〜・・・。

今日はず〜〜〜っと前にリクエストしていた本が届いたと図書館から電話がきた。
すっかり忘れてた。
キム・ワンソプの「親日派のための弁明」っていう韓国では事実上の発売禁止処分になってしまった本なんだけど、日本ではベストセラーになっているわけです。

しかしすごいバッドタイミングだ・・・読む時間ないのに・・・といいつつも少し読んでしまった。
面白い。
良い視点だ。
バランス取れている。
学ぶことも多そうだ。
1、2ヶ月前に「作る会」の集まりで彼の講演があったので聞きに行きたかったのだが行けなかった。
しかしこの本出したせいで逮捕までされるとはやっぱ韓国どうかしてるよ。
命狙われるかもしれないけど正しいこと言ってるんだから頑張って欲しい。

K子から久々にメールが来た。
前に言い争いになり、しばらく音信不通だったが、そろそろ出産が近づいているため実家の松山に帰るらしい。
逆子らしい。
痛そうだ。
腹切らなきゃならんのかな・・・???

しかし妊婦に対してブチ切れて暴言を吐いてしまってはいけませんな・・・。
・・・って言うかボロクソに言われたのは俺の方か・・・。
情けない・・・。
しくしく・・・。
女は恐い。



2002年11月15日(金) 余裕

うぅぅ〜・・・余裕が欲しい。

しばらく会ってなかったが友人Tが入院したらしい。
毎年、この時期になると必ず入院してる。
また数ヶ月は出てこれないのだろう。

最近、家の周りが物騒だ。
この前、家の前でひったくりがあったと思ったら、昨日は隣の人が車上荒らしにあったらしい。
俺も数年前、家の近くで車上荒らしにあったことあるし。
犯人見つけたら半殺しじゃすまさん。

ん〜・・・なんかすごく疲れてる。
別に普通の人とくらべたら大したことやっているわけでもないし、怠け者&駄目の烙印を押されるだろうが、非常〜に疲れている。
生命力が薄れてきてる。
現在、EJTのthe big blue overtureを流している。
M・ローンの演奏がやけに心にしみる。
なんかもうすべてどうだっていいやぁ〜っていう感じにさせてくれる。



2002年11月14日(木) う〜ん・・・とりあえず

う〜ん・・・とりあえず山の手占いをやってみました。
結果は目黒と判明。

>筋金入りの貴族グループで世間知らずの遊び人

ははは、貴族じゃ〜ないよ〜。公候伯子男・・・う〜ん、男爵でもいいから爵位欲しいですな。バロンと呼ばれたい。

>性格  子供の頃からそのルックスをホメられ続けてきたせいか、外見に関するプライドがとても高く、高級感漂う人。箱入り感が濃厚で、どこか世間知らずのところがあるが、人にやさしく、好かれる。好奇心旺盛で遊び好き、趣味も友達も多い。基本的に気品があり、いつもクールだが、好きなことには驚くほど大胆&奔放に飛び込むタイプ。

う〜ん・・・高級感はないやろ〜、笑。好奇心旺盛で遊び好き、趣味も多くていつもクールだが好きなことには驚くほど大胆&奔放に飛び込むタイプというのはなんかあたってるような気がする。しかし肝心の苦行マニアであることが書かれていない。

>恋愛  出会いの機会が多くどこに行ってもモテモテだが、好奇心が強く、その出会いの機会をすべてモノにしてしまおうとする股がけ傾向が強い。「軽いヤツ」という噂が流れて本命が去ったり、かけもち恋愛が発覚し泥沼大失敗、大ヤケドという恋愛トラブルが多いが、こればかりは自業自得なのでどうすることもできない。

それはないやろ〜。

ん〜・・・目黒というと雅叙園でも寄生虫館でもなく真っ先に私の頭に浮かぶのは「目黒エンペラー」である。どういうわけか国道4号と環七の交差地点(つまり足立区)に建つホテルだ(あれっ?今もあったっけ???)。昔、看板が剥がれ落ちていて「口黒エンペラー」になっていたわけです。
う〜む・・・よくあるよね・・・地方の方に行くとパチンコ屋の看板の「パ」という文字が剥がれ落ちていて「チ○コ」になっていたり・・・。

※追記

いやぁ〜、びっくりしました!
あんな近くに能の舞台と綺麗な日本庭園があったとは・・・。
たまに行こうかと思っている。
能もたまにやってるのかな・・・?
見たことにないのでやってたら行こうっと。
そういえばこの前、近くにあるのになぜか行ったことなかった公園に行ったんだけど、かな〜り気に入りました。
あんなにいいとは思わんかったよ〜。
ステージとかあったから今度、時間ができたら何かやってみたいなぁ〜と思ったわけです。

本屋に行ったらゴー宣の新刊が出ていた。
う〜・・・今読んだらヤバイので買わなかった。
友人が買ったので今度借りようっと。


2002年11月13日(水) 亀甲縛り

目を閉じるといろいろな光景が浮かんでくるという人は多いでしょう。
ある人は故郷の風景、またある人は恋人や家族、友人などの笑顔を思い浮かべ、懐かしくなって癒されたり、涙したりするかもしれません。

もちろんこの私も目を閉じるとかなり高い確率で浮かんでくる懐かしい光景があります。
今日はそのことについて少し語らせていただけたらと思います。

あの光景・・・そう、あれは学生時代のことです。
当時、休み時間などの時は友人数人とよく廊下などでプロレスごっこをしておりました。
いろいろな技をふざけてかけあっていました。
ある日、いつものように友人Mが友人Sにプロレス技をかけられていました。
友人Iはレフリー&実況中継をしていて、私は休んでいたのですが、ふと見るとやや細目のロープの束が廊下の隅に転がっていたのです。
私はそれを持ってブンブン振り回しながら攻撃のチャンスを窺っていたのですが、彼らは延々と技をかけあっていて隙がなく、なかなか私の入る余地はありませんでした。

その時、ふと頭によぎったことがありました。
友人Sは当時、同じ学年に彼女がいたのですが、風の噂で「あの2人はSMプレイをやっている」という話を聞いたことがあったのです。
本人に確認したことはなかったし、私としてもまさかそんなことはあるまいと思い、半分冗談でそのロープをSに投げながら「S〜、Mを亀甲縛りにしてしまえ〜!」と言ったわけです。

勢いよくそのロープを受け取ったSは「よ〜し〜、きっこ〜しーばーり〜!!!」と叫びながら手馴れた手つきで、素早く、しかもまったく無駄のない動きで見る見るうちに亀甲縛りを完成させていったわけです、涙。

衝撃が走りました。
レフリー&実況をしていたIも、ちょっとビックリした表情で私と顔を見合わせ、Sの華麗な縄さばきに見入っていました。

・・・この時の光景が、今でも目を閉じるとたまに浮かんでくるわけです。


話はまったく変わって、他の友人の話。
これもかなり昔の話。
彼はずっと気になっていたSMクラブに初めて行って来て、その興奮をどうしても人に伝えたかったらしく、電話してきて「アルー、おごるから飲みに行こうぜぇ〜」としつこく私を誘ってきたので仕方なく行ったわけです。
Mの方が料金が安かったらしく、Mのサービスを受けてきたらしい。
はっきり言って、私はSMとかにまったく興味なくて(まあ村上龍とかのそっち系の作品は好きで読んでいたけど・・・映画にもなった「トパーズ」の亀吉には大笑いしました、笑)何がいいのかわからなかったのですが、彼の熱いトークには腹を抱えて笑いました。

部屋に入ると分娩台が置いてあり、そこにスッポンポンで股を開いて座らされ、肛門に専用のバ☆ブを入れられてS嬢に「ほ〜ら、入っちゃってるわよ〜」と言われながら、正面にあった特大の鏡で自分のその姿を見て「ああぁ〜、本当だ〜、入ってるぅ〜〜〜。」と感動したらしいのです、笑。

アホや〜・・・笑。
世の中、変態って多いんですなぁ〜。
そういう人達を見ると私はつくづくまともな人間だなぁ〜と思うわけです。
しかし何が彼らをそういう行動に駆り立てるんだろう・・・?
う〜ん・・・。



2002年11月12日(火) 無情な無常

あぁ〜・・・過ぎてゆく〜・・・。


2002年11月11日(月) おやすみなさい。

さっきまで極真全日本大会を見ていました。
数見選手×木山選手はちょっぴり感動して涙がちょちょ切れました、涙。
私の血縁関係にある知り合いがずっと極真をやっていて、一時期、某所で道場を開いていたのですが、経済的にやっていけず、潰れてしまっていました。
その血縁関係の人物はビジネスマンとしてある程度やって行けてる人なので問題はなかったのですが、その人が道場設立の際に声をかけた人・・・某所からわざわざ出てきて頑張っていたのに・・・空手一筋で純粋で私としてはかなり好印象の人だったのですが・・・昔、同じビルで働いていて、その人には精神的にかなりお世話になったのですがちょっぴり悲しげな影がいつも漂っていました。
でもまあガードマンとしてそのビルで働いていたので非常に頼もしかったのですが・・・ヤクザな方々が出入りするような感じだったので・・・。
彼は大男でした。
私も小柄ではないのですが、その私が見上げるほどだったので、おそらく2メートル近かったと思います。
会社にはその道場の道具が少し残されていて、キックやパンチ練習用なのでしょうか、ミットっていうのかな?マットっていうのかな?腕につける受身用のショック・アブソーバーがあったので、その人のキックがどんなものなのか思いっきり撃ってもらいました。
フェイントの蹴りとかいろいろとやってもらったのですが、吹き飛びました、笑。
いや、正直恐ろしかったです、汗。
あれまともに受けたら死にますよ、汗。
その方も全日本ではベスト16前後くらいのレベルだったので、優勝するような人達はやっぱり物凄いのだと思いました。

話は変わって、私の友人で、彼はずっとマイナーなバンドでいろいろとドラムを叩いているのですが、格闘系の家系で、曾お爺さんが力士で大関まで登りつめた人で、彼の弟はプロボクサーなのですが、やっぱりガッツが違うなと思いました。
その友人は細身でぜんぜん格闘一家の一員には見えないのですが、やっぱりストイックさと根性が違う・・・笑。
彼曰く、曾爺さんのせいで爺さんはボンボンに育って借金を背負い込みながらもハーレーとか乗っていたらしいのですがその後は大変な思いをしてきたらしいです・・・。
弟の試合は見に行ったことないのですが、あれは美形なのでモテるでしょうな・・・まだやってるかどうかわからないのですが、一度見に行きたいと思っているわけです。
さらに彼には妹がいるのですが・・・もう結婚してしまったのですが、その前はモデルをやっていて、綺麗でした・・・。
やっぱ血統ってあるな・・・そう思いました、笑。

まあそんなことを言っていてもしょうがないので私は私なりに頑張って死ぬまで生きようと思っているわけです。
おやすみなさい。



2002年11月10日(日) 論点とダンス

本屋に行ったら「日本の論点2003」が発売されてたので買ってきた。
2800円は高い・・・痛い・・・。
なんかCD−ROMも付いてる。
この手の本ってあんまり面白くないけどコンパクトにまとまってるから、一応、一通り情報を頭に入れておくにはちょうどいいわけですな〜。

外は空も青くて良い天気だ・・・物凄い出かけたい・・・が誘惑に負けずひたすら苦行層にならねばならんのです、涙。
少しでも気分を晴らすために、かなり久々に70年代後半&80年代前半あたりのソウル・ファンク・ディスコを大音量で流す。
しかもノリノリになりながら「日本の論点」とか堅〜い本を読んでいる自分は一体何者なのでしょう・・・。
しかしSister Sledgeの"Thinking of you"は今聞いても胸キュンですなぁ〜、笑。N・Rodgersのカッティングはやっぱ気持ちええよ〜。そういえばベースのB・Edwardsは数年前、来日中に突然死んじゃったんだよね・・・。
Cheryl Lynnの3rdアルバムとかも久々に聞いているがやっぱ良いです。この頃のR・Parker・Jrのプロデュースワーク結構好きなんだよね〜。音の隙間とか空間処理はもちろんスラップベースも良い感じだ。
いやぁ〜、この手のダンスミュージックは聞いてて精神的に落ちないからいいよ。
数百数千曲単位で持ってるからしばらくは久々にこの路線で行こうかと思っている、笑。
う〜ん・・・でもやっぱクラブとか、もしくは車に乗りながら大音量で聞きたいですなぁ〜・・・。



2002年11月09日(土) ・・・・・・・。

ふぅ〜・・・。
ん〜・・・・。
はぁ〜・・・。
野生的な衝動にしたがって一晩中大勢で踊り狂ったりするレベルの大騒ぎがしたい・・・。
・・・しかしもう騒ぐ能力とかなくなっちゃてるんだろうなぁ〜・・・。
うまく休む能力もないし・・・。
何の能力なら残されているんだろう・・・。
・・・・・・・。








2002年11月08日(金) ホカ弁

おいおいお〜い、やっぱホカ弁だろ〜よぉ〜。
コンビニ弁当食うならホカ弁買っちゃうな〜〜〜おりゃ〜。
おにぎりとかパンとかパスタ類とかならまだわかるけどさ〜。
ご飯ものだったらやっぱホカ弁だろ〜?
レンジで暖めたライスなんて美味くねぇ〜だろ〜よ〜。
おかずもシナシナでグチュグチュのケチョンケチョンじゃ〜ねぇ〜か〜。
添加物だってさぁ〜何入ってるかわかんね〜しよ〜。
違うか〜?
違うのか〜?
どうなんじゃぁぁぁあああああああ〜〜〜〜〜こらぁ〜〜〜〜!!!!!

はいっ、集合〜!
いいか〜、お前らぁ〜、食べ物ってのはな〜物凄〜い重要なんだよ〜。
俺もお前らもなぁ〜、親が食ったものによってできたといっても過言じゃ〜ね〜んだよ〜。
今のそのお前らの体もなぁ〜、今までお前らが食ってきたもので作られてきたわけよ〜。
それをジャンク・フードやらsweetsやらわけのわからんもんばっかり食いやがって〜・・・ちゃんとバランス良くミネラルやビタミンを取らにゃ〜いかんだろ〜よ〜。
ミネラルやビタミンはなぁ〜、神経系の発達に欠かせない栄養素なんだぞぉ〜、えぇ〜お〜い、聞いてんのか〜こらぁ〜!?
近頃のガキどもが精神不安定気味だったりするのはこういった栄養素をバランス良く取ってないっていう面もあるんだよ〜。

・・・話が逸れてきてしまったがなぁ〜、まあとにかくホカ弁だろうよ〜。
もちろん変な添加物とか混じってるかも知れんがなぁ〜、値段と味を考えたらどう考えてもホカ弁だろ〜?
違うか〜?
違うのか〜?
どうなんじゃぁぁぁあああああああ〜〜〜〜〜こらぁ〜〜〜〜!!!!!

今日買った店はから揚げ弁当が410円だったがなぁ〜、この前の店は450円だったぞ〜?
どうなってんだよ〜・・・。
・・・もっと安くなかったっけ〜?
だけどさぁ〜、せっかくホカ弁で買ってんだからさ〜、から揚げも作り置きで冷めてるやつじゃなくてさ〜、ちゃんと揚げろよぉ〜。
ったく〜・・・。

さてっと、コンビニに駄菓子でも買いに行きますかな☆










2002年11月07日(木) 抽象的な生活

ん〜・・・最近、具体的な生活してないため・・・っていうかかな〜り抽象的な世界で生きているため、言葉にして日記に書くことがあんまりありません。
う〜む・・・それでも書こうとすると、突拍子もないハードコアな下ネタやら、完全に自分の世界に入ってしまっていて自分にしかわからないような内容になってしまう可能性があるため、人格を疑われかねないと思い、かろうじて理性で抑制しようとしているわけです。
・・・えっ?・・・・・そうですか・・・すでにろくな人間じゃないということはバレてしまっているわけですか・・・。
しかしね、人間には超えてはいけないラインというものがあるのですよ。
そこを超えてしまったら完全に何かが狂い始めてしまうといったようなラインが。
一回そのラインを超えてしまうと、なかなか復活できない・・・いや、二度と帰って来れなくなるという事態にもなってしまうわけです。
・・・ん〜・・・・・しかし、この日記も抽象的な内容ですな・・・まあいいか・・・笑。
壊れた人間がまともなことを言おうとするとこんな感じになるのでしょうか。

あぁ〜しかし〜なんかこう〜しっくりきませんな〜いろいろと〜。



2002年11月06日(水) 一周年

ありゃ〜・・・。
日記書き始めて今日で1年になるみたいだ・・・。
やばいなぁ〜・・・。
見返す気にもなれんよ〜。
まったく進展がありませんな〜・・・。
ん〜・・・我ながら情けないやら恥ずかしいやらなんとも・・・。
・・・いや、こんなこと言ってちゃいけませんな・・・萎縮してちゃいけません。
悪い方向に飲みこまれてしまいますな・・・。
自分を肯定し、守ってあげなきゃなりません。


2002年11月05日(火) ゲーム脳

ふぅ〜。
今日は本屋に行って、話題のゲーム脳の本を買おうとしたが、そのうち図書館で借りりゃ〜ええやと思ってやめた。http://ascii24.com/news/inside/2002/09/03/638336-000.html
http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?fd20020929tc.htm
http://www12.mainichi.co.jp/news/mdn/search-news/863690/game20brain-0-1.html
ん〜・・・昨日の頭痛といい、最近のイライラ感といい、長時間パソコンに向かってるのが原因のようです。
・・・考えてみれば当たり前ですな・・・。
あぁ〜、自然の中でボ〜っとしたい、涙。

うぅ〜、しかし寒い。
寒いの嫌いだ。
常夏の楽園に住みたい。
常夏じゃなくても常春でも常秋でもいい。
とにかく寒いのは勘弁。

・・・しかしさっき(真夜中)コンビニに歩いて行ったんだけど、星がきれいでした。
寒いと少しきれいに見えるよね。
さらに、タバコも美味いんだよね〜、寒いと。
あぁ〜、ゲレンデ行ってリフトに乗りながらタバコ吸いてぇ〜。
んでランチタイムにビール飲んで午後は転びながら笑ってるパターン。
酔ってると転ぶのも楽しいんだよね〜。
ん〜、もうしばらくスキー場とか行ってないなぁ〜・・・。
今シーズンも行かんだろうなぁ〜・・・。



2002年11月04日(月) 頭痛

あ、頭が痛いわけです、涙。
頭痛なんて滅多にないのになんでだろう・・・。
か、勘弁してくれ。

ち、力を振り絞って書くが、きょっ、今日は何もありませんでした。
さ、さよなら〜。


2002年11月03日(日) 逃避能力

ふふふ、ジョージ・ウィリアムス君・・・君のノリ・・・嫌いじゃないよ・・・。
ん〜・・・ウィノナ・ライダーの万引き裁判はどうなったのかな・・・結構好きだったのになぁ〜・・・ショックだ・・・まあでも初犯だからいっか、笑。

う〜む・・・人間というのは、やらなきゃならないことが山積みしている時に限って、普段あんまり面白く感じていないことがムショ〜に面白く感じててしまうものですなぁ〜。
今日は友人の家に行ってエースコンバットと三国無双をやりまくっておりました。
いや〜自分の逃避能力の高さはやっぱりスゴイなぁ〜と改めて思うわけです。
逃げて逃げて、インドまで逃げていったこともあったし・・・笑。
まあ結局、自分から逃げることなんて出来ませんよね。
・・・しかしプレステ2が家になくてよかった〜。

ふぅ〜、いかんなぁ〜、寝る前だというのに牡蠣フライとか揚げちゃって食っちゃったよ〜。
明日は絶食だな・・・。

だな☆


2002年11月02日(土) 蕎麦ダーグレ

NHKの人間ドキュメントを少し見ていた。
そば名人の話。
職人ってなんかいいよね〜。
っていうか滅茶苦茶そば食いたくなった。
昼は毎日のようにうどんを食っている。
うどんも好きだけど、そばも大好きだ。
しかし最近あんまり食ってない。
スーパーで売ってるのとか近所の店だとやっぱ美味しくないんだよね。
山方面に出かけると必ずそば食う。
峠にひょっこりあるボロボロでお婆ちゃんがやっているような蕎麦屋って結構ハズレが少なかったりする。
漬物とかもどんどん無料で出してくれたりしてしかも美味かったりするんだよね〜。
あ〜行きてぇ〜。
っていうか自分で打ちてぇ〜。
そういえば、そば打ちセットとかも売ってるよね・・・う〜ん・・・。

おっ!
ダーマ&グレッグやってる。
まだやってたんだね。
最近まったく見てなかったわ。
結構笑えるよね、これ。
ダーマ家は筋金入りのヒッピー一家で、グレッグ家はかなりの資産家っていう設定で両親達も皆、ぶっ飛んでしまっていてハチャメチャな感じがいいよね。
個人的にはグレッグの父親がポツ〜ンと言うセリフがたまにツボに入って好きだ。
さてと没頭。



2002年11月01日(金) 情報脳

ふぅ〜、いかんいかん。
情報脳になってしまいつつある。
遠近感がやや崩れてバランス失いがちです。
まだまだ修行が足りないです、涙。

さてとタイプの練習。
以下は著名な建築家である安藤忠雄氏の発言です。
共同体関係についてですが、なかなか良いこと言ってるので暇だったら読んでみてください。

>家族と共に生活していく中で、互いにわずかずつ我慢し、譲り合う。そんな日常の中から、子供達は社会で生きていくためのルールを学んでいく。その意味で家庭での食事、その際の作法、躾などは人間を育てるための大切な一歩である。それが現在、日本の多くの家庭で完全に放棄されてしまっていると言うのだ。家庭崩壊の現実を、まざまざと見せつけられた思いだった。

家庭崩壊といえば、私が建築を志したばかりの60年代の頃、すでにその兆しを見せつつあった社会に対し、個の確立を前面に押し出したある建築家の提案「個室群住居」が随分と物議をかもした。彼は、社会−家庭−個人の図式が崩れつつあることを前提として、個人を単位とした新しい共同体の建築を目指していたのだと思う。「家族は名も実もなくなった・・・あるのは個人だけ・・・その住居として必要なのは、ただ個室の集まりに過ぎない」

現在、日本の一般家庭の住まいには、その質はともあれ必ず個室が準備されている。なるほど「個室群住居」は時代をよく先見した概念だったかもしれない。だが、それが果たして個の自立のために、新たな共同体のために何か成しえただろうか。私は「個室群住居」が私たちの生活環境にとってむしろマイナスの結果をもたらしたように思えてならない。

本当の個性、本当の自由は、自分と他者がいることを認め、理解する、そのような公の意識があって、初めて成立するものだ。個室で自分の世界に閉じこもってしまうことを、自立とはいわない。統計によると、このところ急増する登校拒否や不登校の子供の多くが四歳以前から個室を与えられた家庭で育ってきているというが、それもまんざら嘘ではないだろう。個の確立を言うならば、本当に必要なのは個室よりも個人が互いの意見をぶつけ合い、互いを理解しようと可能性を探るための対話の場、”居間”である。

米国の豊かさを拠り所にした戦後日本の誤謬

人間は本来的に社会的であるはずだ。生きている限りは必ず何らかの共同体に帰属し、またそれがその人の「私」の拠り所となる。家族とはその共同体のもっとも基本的な形であり、また家族こそが最も初めに、子供達に社会を、公の精神を教える場だった。それが崩壊しつつあると言うのだから、現在日本を騒がせている信じ難い事件、現象の数々も起こるべくして起こったといっても良いだろう。官僚による不正、ゴミ問題に象徴されるような環境破壊の問題、荒みきった子供達の教育環境、その一方で残虐さを増す一方の青少年犯罪。これら現代社会の病巣ともいうべき現象は、すべて人々の公共精神の喪失、自己中心的な個人主義に起因する。自分のことにしか興味を持てない人間、他者の存在など認められず、尊敬も出来ない人間の集まりが、健全な社会を営めるわけがない。家族、地域といった、善悪を判断する倫理、秩序を保つべき共同体の崩壊が、このような結果を招いてしまった。

日本人が共同体の力、公の心を見失っていったのは、やはり敗戦の時からだったと私は考えている。それまで心の拠り所としてきたものの一切が覆されたこのとき、人々にとって唯一確かなものに見えたのが、戦勝国アメリカの圧倒的な豊かさだった。50年代、日本はアメリカに夢を見たのである。大国の大量生産、大量消費の生活をまざまざと見せつけられた日本人は、アメリカの生活に羨望のまなざしを向け、物資に執着し、便利な生活を追い求めつづけた。しかし、当たり前のことだが日本とアメリカでは国土、資源、生活習慣とどれをとっても圧倒的な隔たりがある。それらを切り離して、ただ便利さと快適性だけを取り出そうとした、そこに無理があったのではないだろうか。

確かに戦後日本は、終戦時10代後半から20〜30代の、戦争に奪い尽くされた人々の必死の頑張りによって奇跡的な復興を成し遂げ、アメリカへの憧れは、その原動力としてよく機能していた。1980年代にはその国力を世界的にも高く評価され、世界各地で日本の社会システムが模倣されるといった現象までが起きるほどだったが、その後が続いていない。戦後日本を盛り立ててきた人々が晩年を迎えたこの頃をピークとして、日本経済は下降線をたどっている。分不相応な夢を見たつけが、戦後復興の立役者たちの引退とともに、押し寄せてきたといってもよいだろう。

もしこの半世紀をもっと自分達の精神性や文化的ルーツに見合った方向で、受け継がれてきたものを大切にしながら歩むことが出来ていたならば、今ほど病みきった社会は回避できたかもしれない。アメリカ型の生活を追い求める過程で日本人は何より大切な人間の生きる力を、そしてその力を育むべき共同体への信頼を失ってしまった。

個を見失った国に未来はない

元来日本は、庶民の力によって支えられてきたといってもよい。江戸から明治への移行においても、劇的としかいいようのない近代化、西洋化を一気に成し遂げたのは、一般の人々の力、江戸時代に頂点を迎えたと言われる庶民の文化水準の高さである。そして、その庶民の力を育んできたのが、島国ならではの家族、地域といった共同体の結びつきの強さであった。それなのに戦後日本は、それらすべてを否定することから始めたわけだから、日本人の人間力が衰えていくのも当然と言えば当然である。

失われた時代に育った子供達は、もはやこれまでの日本人とは異なる文脈に生きているといってよいだろう。個人から公の資質が完全に欠落してしまっている国に未来はない。今やるべきは、自らのよって立つ場所を見つめ返し再び公の精神を取り戻すこと、ただ消費するだけではない、地に足の着いた自分達の生活を見つけ出して一人一人の人間の力を再生することだ。


ふぅ〜、疲れた〜。
う〜ん・・・書きながらいろいろと思ったことがあるんだけど面倒くさいので省略。
さてと寝ますかな。







アル |MAILHomePage

My追加