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あの世の門前。 アカ鬼さんとアオ鬼さんたちが、今日も一生懸命働いています。 「あー、あー、コホン 三列に並んでくださーい。 押さない、駈けない、さわがないですよー 」 列担当のアカ鬼さん、ぎうぎうと並ぶ魂さんたちの列を整備します。 「ちょいと、鬼さん」 魂さんの中から声がかかります。 「なんでこんなに並ぶのかねぇ、、まったく先が見えないじゃないか」 「やぁ、ちょっと魂の分別方法が変わりましてね、ちょっとやっかいになったんですよ。 こないだまでは 善 と 悪 に分ければおしめぇだったんですが、これからは 白 黒 灰色 に分けなきゃいけねぇんで」 列前方のアオ鬼さん。 「順番になー、順番。ここを通り抜けてってくださーい」 魂ひとつが通り抜けられる枠に、針金がニ本、縦に渡されてます。 「あー、黒は獄中、白は天上、灰色は分別鬼にかけられまーす。大人しく抜けてくださーい」 魂がその枠を通り抜けると、その影が うにょっん と三つに別れました。 一つは上へ行く階段、一つは穴の中、もう一つは計器やら配管やらたくさんささった鬼械の中。 列整備担当のアカ鬼さん。 「昨今、リサイクル用の魂が不足しててねー。灰色も分別鬼にかけてリサイクルしないと出生率がさがっちまうのよ。 今まで天上に行ったやつらが時間を経て、下へ戻ってたんだけどなぁ。 下へ戻るやつも、天上に行くやつも少なくなったから」 「はぁ、、、たいへんなんですねぇ」 「わかったら、大人しく並んでください」 汗をかきかき、鬼さんたちは雲の上。 今日もせっせと分別作業。。。。。。。。 なーんての。 ちょっと思ってみた。 |
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