そして見えなくなった
2007年06月25日(月)
神奈川県雨。 先週の木曜日金曜日も雨。 日曜日も雨。 なのに間の土曜日だけは晴れ。
梅雨時なのに湿気もさほどなく、爽やかな風がそよそよ吹く気持ちの良い一日でした。
そんな日に私はお約束をしていて、とてもとても素敵なデートをしました。 場所は横浜。 何となくお連れしたい場所があったので、お天気の事など考えずに表を散策する一日の計画を立ててしまいました。 ご希望も聞かず一方的に。
ひととの出逢いって本当に不思議なものです、と実感。 縁は異なもの粋なものっていうのだっけ、味なものだっけ?あれ?そんな言葉がありませんでした? うん、それはちょっと置いといて。
お顔も知らずお名前も知らず、勿論お声も聞いた事もなく。 メールのやり取りも二度くらいの、ただネットでお知り合いになった方とのデートだなんて、考えてみれば無謀なことなのだけど、ってかありえないだろーってほどなのだけど。 どーしてもそうしない理由などなく、ごくごく自然にお約束。
わかっていることといえば、書き物から感じ取っていたイメージというか…、といってもそれは内面的なものだから、外見などわかるはずもなく、しかも女同士初対面でもしも気が合わなかったらだとか、こうだったらああだったらと考えたらキリがないほどなのだけど、全くといって良いほど不安などないまま、待ち合わせの場所に向かいました。 ごくごく自然な待ち合わせです。
私のネット歴はかれこれ9年くらいになるのだけど、HPを創り始めてからは7年。そのうちどのくらいのお付き合いになるでしょう。 HPを始める前はチャット専門でしたが、オフ会嫌いは有名で、まずそうしたことを求めていないのが前提のお友達ばかりとお喋りをしていた私ですから、今回も、お付き合いと言ってもお互いの部屋の訪問のみ。
つまりは書かれた物を拝読するだけの間柄なのですが、物を書くというのは何と凄いことなのか、ある意味でリアルなお知り合いよりもずっと何かを知っている。 それだから、全く初めてお逢いした気などしなくて、ちょっとした事があってもデジャヴみたいで、驚くこともないどころか、それだから「らしい」とすら思えてしまう。
そしてなんとお話は弾みに弾み、じつに楽しいお喋りの時間が過ぎて、お名残り惜しい気持ちのままお見送りをしました。
帰ってみれば、何だかまた夢の中の出来事のようで、不思議な不思議な感覚にとらえられたまま過ごしています。ついさっきまで手を伸ばせば届くところにいらした方が、また遠くの世界へ帰ってしまわれたような、そう!かぐや姫みたいな感じ!
ほんとうに不思議な不思議な出来事。 めぐり合わせというのでしょうか、ご縁というのでしょうか。 出会いは必然とか偶然とか、色んなフレーズを考えたのですが(爆)、どうも格好つけない方が良い感じで。(笑)
一期一会といいますか、大切な想い出、宝物のような時間をいただいて、心がほっくりと夢見心地でいる昨日今日なのです。
こういうのは、やはり神さまがくださった贈り物としかいいようがありません。 貴重な時間を分けてくださったその方に心から感謝をして、神さまにも心から感謝をして、記憶の中から決して消えない時を大切に温めていたいと思うのです。
本当にありがとうございました。^^
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