プリズンホテル 夏秋冬春
2007年05月30日(水)
御注意
一、情報収集には万全の配慮を致しておりますが、不慮のガサイレ、 突然のカチコミの際には、冷静に当館係員の指示に従ってください。
一、客室のドアは鉄板、窓には防弾ガラスを使用しておりますので、 安心してお休みください。
一、貴重品はフロントにて、全責任をもってお預かり致します。
一、破門・絶縁者・代紋ちがい、その他不審な人物を見かけた場合は、 早まらずにフロントまでご連絡ください。
一、館内ロビー・廊下での仁義の交換はご遠慮ください。
支配人
お客人 各位
このところ、私のミクシーに来てくださる皆さまの中で、この場所を通じてお近づきになってくださった皆さまにはとんだ誤解が生じていることをひしひしと感じております。
っていうのは、色々な場所で色々な方から下記のようなお言葉をいただくことが多く…。
「momo* さんって、プリンスホテルの支配人さんなんですね」 「ホテルの支配人さんでしたか」 「横浜でお店をやっていらっしゃるんですね」
チョットマテクダサイ。。。(爆) それをマジ顔で言われた日にゃあーた!申し訳なくてどんな顔して良いやら悪いやら。それも何人もの方からですぜ?冷や汗もかこうってもんでございます。(笑)
いや、よくよく見ると確かにとっても凄い誤解をさせてしまうようなトップページのご挨拶です。 ↓ - ただ今 ‖* Prison Hotel *‖ の支配人。 -
がはは! 言われてみればなるほど、ぱっと見、確かに「プリンスホテル」に見えなくもない…。(関係ないっすけど、横浜のプリンスホテルは昨年閉館されました。) 紛らわしくて、申し訳もございません。 っていうか、もっと良く見ろよ!って心の声は聞こえない振りをして書いてます。(爆)
どういう事かと申しますと、「プリズンホテル」というのは、大好きな作家「浅田次郎」の小説のタイトルでして、作者の許可も得ずに勝手に使わせていただいているサイト名です。またの名を「奥湯元あじさいホテル」ともいい、任侠団体専用ホテルでございます。
まぁひとつの洒落でんがな。 大体、私のプリズンは、与太しか飛ばしていないというサイトで、一応2001年から初めている場所です。 それ以前にもサイトがありましたので、ほとんどの方は当時からのお付き合い。(長いっす)ホテルの立ち上げの時からご存知の方が多くて、ついついホテルだのプリズンだのプリホだのと書いてしまうのだけど、そんなコトわからないよね〜。
という事に今更ながら気づいたわけでした。
ついでと言ってはなんですが、浅田次郎のこの小説はテレビドラマ化もされたそうですし、小説自体をご存知の方もいらっしゃるとは思うのですが、この作品は夏秋冬春という4巻から成り立つ「極道小説」です。その前身に「きんぴか」というこれまた4巻から成り立つ小説があるのですが、たぶん「鉄道員(ぽっぽや)」とか「ラブレター」を書いたひとと言えば、もっとわかりやすいかも知れません。
「だがお客さん。それじゃ女だてらに体を張った、あんたの本懐が遂げられますめえ―――あっしらが手を貸すのァ簡単ですがね」番頭は考え深げに言った。
とか
「お言葉ですが支配人さん。 あっしら死人ケガ人も稼業のうちでござんす。 ましてや体張っての仲裁役で命を落とそうもんなら、あっぱれ男も上がるてえもんで」番頭は楽しげに言った。
とまぁ、こんな科白がポンポン飛び交うような感動の物語なのでございますが、お時間がありましたら是非お読みになられていただきたいと思います。いえ、本家本元の「プリズンホテル」。
あ、浅田次郎は極道モノばかり書いているわけではなくて、同じひとが書いたの?と思えるような作品が多いのです。極道作家という汚名(なのか?)を返上すべく書き上げた作品「蒼穹の昴」についてのレビューはコチラに書いてありますので、よろしかったらご一読など賜りたく…。
私のサイトの「プリズンホテル」は目下のところ、諸般の事情により手がつけられない状態で更新が進みません。(FFFTP ソフトがいじれないので HTML も使えないのです・涙)ですので、引き続きこちらで与太を飛ばしているわけですが。
って線で、これからもひとつよろしゅうお頼み申し上げます。 なんてったって、
一旦ゲソつけたお客人は身内も同然
でございます。
Copyright©*momo* 2001-2006 (Prison Hotel)
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