momoparco
  ミュージカル・バトン
2005年07月11日(月)  

 jazzin5 さまのところから、いただいたバトンです。
今更だが、音楽を語るというのは最も苦手だ。詳しいことをまるで知らないのだ。例えば楽器のこととか。。。(例えば子どもの頃、ピアノを習っていたことがあるなんてひみちゅだ)だから、解説のような薀蓄のような、そうしたことを書かなければならないとしたら、まったくッブー!なのである。(だからプロフィの音楽のところだって、列挙だけだし)。なので、このお話はどうしようかしら?と思ったのだが、遊び気分でというただし書き?をいただきましたので、チョットお目汚しするんである。こうして前置きが長いのも、何かこう構えているようだが、いやはやなんとも。これで良いのでせふか。^^;

 では。

Q1 今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
 容量は数えたことがないけれど、.mid .mp3 .wma などが。これらのファイルが容量が大きいので、何とかせねばと思ひつつ、たっぷり持っていますという方より少ないと思う。

Q2 今、聴いている曲

 Back to the Future/The Very Best of Jodeci
 よく、今何々を聴いています。と書いてある Diary など拝見すると、いつも思う。よく聴きながら書けるなと。私の場合、それがまず無理だ。両方同時にできないから。

 だから、この場合の今は、ここ最近は、という意味で。このところ流しているのは、これです。ちょっとした合い間に聞いている感じ、ステレオのスイッチを入れると入っている曲です。

Q3 最後に買ったCD

 Q2 と同じです。

Q4 よく聞く、または特別な思い入れのある5曲

 これは今までに Diary に綴ったものばかりになのだけど。

 誓い/スタイリスティックス
 まだ10代の頃、横浜駅のバスターミナルの周りには、いくつかの高いビルが建ち並び、そのひとつに東急ホテルがある。このホテル、夏になると屋上がビアガーデンになり、その場で流れていた曲。

 私はバスに乗って自宅へ帰るので、ターミナルにいてバスを待つ間に聴こえたこの曲は、まるで音楽が空から降ってくるような感覚だった。当時の夏の夜は、今ほど暑くはなくて、夜更けの風は心地よく、午後11時05分の最終バスまで私はいくつものバスをやり過ごしてガードに腰かけ聴き入った。何日も。ブラザー特有の高い声と、相当に低目の声とのデュオ。ただただ美しいハーモニー。ビルの間の小さな夜空と音楽が熱く抱擁する。幻想的な風になる。そして落ちてきた。そんな曲。

 Lovin'you/ミニー・リパートン
 溶けかかったソフトクリームを手にこちらを向いているミニーが写っているジャケットを「このコ14歳なんだよ」と友達から手渡されたのが始まり。早速家に帰って聴いた途端、何よりピュアな歌声に、一目惚れ(一聴惚れ?)14歳でこんなに素敵な歌が歌えるんだね。というような、意外と簡単な感想で(爆)。

 以来、彼女が亡くなるまで彼女の曲は沢山聴いて。このアルバム、何でかちょっと気持ちが落ち込むと聴いている。Lovin'you だけではなくて、どの曲も何故かわからないけれど、ひと月くらいずっと聴き続けていると(私は飽きっぽくないのでしつこい)、じわじわと元気になってくる。今は亡きミニーから、元気を授けられて。


 12:01AM/コモドアーズ
 昔からソウルとR&Bやがとっても好きで、手持ちのCDもほとんどブラック系ばかり。どうしてそれが好きなのかと聞かれても、これはもう、血としかいいようがなくて説明がつかない。ただ、好きなものには理由はいらないとそんな風に思う。

 ブラザー&シスターの歌を聴くと、リズムから発することが大きく起因しているのでは?とも思うのだが、なんというか、安心する。ほっとする。血液が向かうべき方向へ流れを変える。そういう感じ。

 この人たちの曲は(ライオネル・リッチーの声もですが、その演奏の全てに、)私のことを生まれた時から知っている、ご町内のちょっと世渡り下手のお兄さんから、ヘイヘイヘイと語られているような気分。気にかけているけど、遠巻きで。顔さえ見ればおふざけ気味な声をかけてくれる、みたいな。たちどころに、ふっと気持ちが軽くなれる、少しだけ甘えた気分にもなったりもする。強いてあげる一分弱のこの曲は、彼らと私の全てである。

君が代・The Star-Spangled Banner/小柳ゆき
 アルバムなどで紹介できないのだが、心に残るということなので。
日本のアーティストで好きなのが、安室奈美恵と小柳ゆき。アムロちゃんはデビュー当時からファンで、未だにちょっとしたオッカケか。(笑)彼女は日本人だけど、やっぱり血の問題だと思う。(笑)流れているなぁと感じて。それから初めて小柳ゆきを聴いたときの感激! ああ、血が!という感じ。(笑)(だから、血としかいいようがないんだってばね。)

 で、この二つの曲、日本と合衆国の国歌である。もう何年くらい前になるか、日米野球の開幕セレモニーか何かで(定かでなくて申し訳ないです)彼女が歌ったもの。君が代が先で、そのあとに合衆国の国家。(順序はどうでも良いのだが)もう、忘我して聴いてしまった。あんなに素晴らしい君が代も初めてなら、星条旗よ永遠なれも初めて。会場はしんと静まりかえり、まるで神が降りたみたい。忘れられません。

 ボレロ

 時々聴く。この曲のことについては古いDiaryから抜粋しようと思ったのだが、どこも削りたくなかったので、よろしかったらBOLÉRO←こちらへ。

讃美歌312番

慈しみ深き友なるイエスは、罪、咎、憂いを取り去りたもう。
心の嘆きをつつまず述べて、などかは下さぬ、負える重荷を。

慈しみ深き友なるイエスは、我らの弱きを知りて憐れむ。
悩み哀しみに沈める時も、祈りに応えて慰めたまわん。

慈しみ深き友なるイエスは、変わらぬ愛もて導きたもう。
世の友われらを捨て去る時も、祈りに応えて労りたまわん。


 中学・高校と毎日礼拝のある学校に通い、文字通り毎日礼拝をした。賛美歌の中に心に残るものは沢山あるが、とりわけこの312番は、今でも色々な場所で歌うことがある。キリスト教の結婚式に出席する時が最も多いかも知れない。

 前奏が流れてくると自分の中の何かが変わる。ひと中で歌を歌うことなどめったにないが、決して口パクにならない私がいる。(たいていは口パクだから)学校のチャペルの硬い木の椅子や、パイプオルガンの響きや、いろいろなことがよぎり、当時の私と今の私が重なる。思わず涙ぐんでしまう。

 以上、私の中の永遠の曲。


Q5次に、お願いしたい人5人

 えるぜさん(お体に差しさわりがなければ)。織音。小寺池さん。ねこまじろさん。
ふふふ。




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