すばらしくない日々
〜惰性な日々からどうしても抜け出せないももんがのオタクな記録〜

2005年07月23日(土) その時、姉は…

暦の上では大暑。今日のDESTINYは先週の白けたムードを吹き飛ばすようなアツい展開に果たしてなったのでしょうか…。

◆ここ最近の激戦、バカガンダムやアスランの駆るグフとの戦いにうなされるシン。そんな彼を現実に引き戻し、タオルを被せたり、飲み物を与えたりときめ細やかなケアをしたのは誰であろうルームメイト(笑)のレイ。未だにアスランとメイリンのことを気にかけるシンに彼らは敵だといい切るレイは、それならば自分が討てばよかった、お前は優しすぎる、それではなにも守れないと口にし、ベッドに戻ります。

◆翌日ネビュラ勲章を授与されるシン。ルナやレイもなにやら叙勲を受けた模様。さらにシンとレイは赤服同様、もはや形骸化しているといっても過言ではないフェイスにまで任命。そんなモノがなくともレイは議長のいうことならなんでも聞く忠実なシモベ。タリアの聞き知らぬところで彼からの指示を受けては実行しているし、シンに至ってはそもそも上司の命令など聞かず軍規違反を犯してばかりの問題児。今さらながら、ミネルバの指揮系統はメチャクチャです。

◆釈然といない様子のタリアに声を掛けるデュランダルですが、今までにないくらいの機嫌の悪さに手を焼きます。アスランとメイリンの撃墜許可を未だに納得していないタリアは頑として耳を貸しません。このしつこさ、ひょっとして…

今夜、誘おうと目論んでいたのか!?

それでも食い下がるデュランダルにロード・ジブリールの所在が判明したとの報告が入ります。立ち去りかけたシンたちも思わず足を止めて聞き入ると、その場所とは今やセイラン家に牛耳られているオーブ。このあとシンの顔のアップからOPに入るという、アニメの王道ともいえる演出が施されているのですが、例の曲のせいでテンション下がりまくり。やはりここは血沸き肉踊るテーマで行って欲しいモノです。手遅れだけど。

◆ジブリールがオーブに逃げたこと、そしてザフトが動き始めたことはキサカ経由でAAのカガリにも知らされます。一方、議長以下、上層部の人間たちが今後の展開を話し合う中、やっぱりミネルバが足自慢を理由にオーブへの出航を命じられます。オーブの軍事技術の高さを認める議長はジブリールが宇宙に逃げ、月の連合軍と接触することを想定、プラント本国が危機に晒されることを懸念し、友好関係を保っていたオーブへの攻撃は避けたいといいつつ、ジブリール捕獲名目で作戦を開始します。…どちらかというと、いつもいつも飼い主に置いてきぼりを食っているあの猫の方が捕獲が難しそうです。

◆未だに復旧の目処がつかないAAとアスラン(笑)。やっと立てるようになったメイリンが心配してアスランのベッドに駆けつけている頃、カガリの心情を察したアマギも彼女の元に駆けつけます。アタマでは分かっているものの、母国に迫る危機に落ち着かないカガリ。

◆セイラン邸では逃げ足だけは一級品のロード・ジブリールさんが紅茶片手に「ちょっとは物の分かった人間ならデュランダルの欺瞞など見抜くはずだ」とウナト相手に持論をぶっています。困惑する当主に向かい宇宙でレクイエムが流れれば全てが終ると最終決戦を匂わせる発言をしますが、そのレクイエムが誰であろう、ジブリールさん本人に向けられたモノであることは「ちょっとは物の分かった人間なら」簡単の理解出来るハズですけど…!?

◆父親がジブリールさんの陶酔しきった持論に丸め込まれている頃、正当なるバカ息子のユウナはジブリールなどいない、武力による恫喝は遺憾などと小ばかにしたような解答でAAやミネルバクルー、ジブラルタル本部の人間たちを唖然とさせます。もっとも、デュランダルからすれば、攻める口実が出来たワケですが。

◆砲撃目標はセイラン家及び、オーブ行政府。ザフトの侵攻が始まる中、命令はおろか国民に避難勧告すら出さない行政府に国防本部も困惑。そこにジブリールなどいないと解答したのに、攻撃を受けるのはなぜだとユウナが飛び込んで来ます。ウソだと知っているからだとソガ一佐は答えますが、ユウナには通じません。さすがに首脳陣も呆れ顔。

◆オーブがようやく反撃に転じようしている頃、カガリもAAに搭載したムラサメ隊の出撃を許可、弟にMSを貸しているため(しかも壊された)マリューに戦闘機を借りて自身も出ようとします。もはや誰にも止められない姫の暴走。そこにエリカを伴ってやって来たキサカは荒れるカガリをなだめつつある場所へ導きます。

◆カガリの目の前に現れたのは父であるウズミの遺言と共に保存されていたという悪趣味極まりない黄金色のMS・暁。

…うわぁ、なんてバカ。

◆もはやオーブが制圧されるのも時間の問題、というところで現れたのはカガリの乗った、某所でいうところのマツケンガンダム(笑)率いるAA所属のムラサメ隊。カガリは国防本部へ指揮官と話がしたいとコンタクト、すぐさまユウナが応じます。ダーダネルス海峡やクレタ沖での戦闘時に見せた態度とは一変、「来てくれたんだね、マイハニー♥ ありがとう! ボクの女神〜ぃ♥」と元気よく尻尾を振ります。カガリは自分を本物と認めるてくれるのかと問い、それを確認するやいなや、オーブ首長としての権限を発動、ユウナを国家反逆罪でとっ捕まえろと将兵たちに命じます。丸腰の相手を逮捕、拘束するだけでいいのに、なぜか殴り飛ばすソガ一佐。他の将兵たちも次々とユウナに飛びかかり、どさくさに紛れて殴る者さえいます。心底、ユウナ・ロマ・セイランにむかついていたようです。殴った皆さん、とりあえず、グッジョブ(笑)。

◆マツケンガンダムとAA所属のムラサメ隊が来ただけでオーブの情勢は一転、ストライクルージュに乗っていたときは泣き喚いているだけだったのに、マツケンに乗った途端、キビキビと指揮しだすカガリ。…もっと早くしっかりしてくれていたら、トダカさんは死なずに済んだのに。それにしても、マツケンガンダム。防御に特化した機体ということだろうけど、放たれたビームをそっくりそのまま相手に返すって、やり過ぎ。先週の2分で25機といい、AA側の新型はなんでもありだな。

◆急に旗色が悪くなったザフト軍。前線にいた艦艇がさらにグフの小隊を送ろうとすると、そこにミネルバが到着します。初手から3機は必要ないとフェイスの権限で判断したレイが出ようとしますが、なぜかシンが名乗りを挙げます。気を遣うルナたちをよそに、シンの意志は強くそのまま出撃、艦長たちも驚きを隠せません。

◆混戦の中やって来たデスティニーになぜか気色ばむカガリ。マツケンに乗って気持ちが大きくなているのか、猛然と向かっていきます。結果は見えているけど。次回はやっぱり総集編のようです。『PAST』がシンによる回想、『FATES』が議長による回想なら、次週の『リフレイン』はアスランによる回想といったところでしょうか。

◆スタッフロールにはすでに名前が出ているのに、未だに姿を見せないアビー・ウィンザー。フルネームまで与えられているんだから、早く活躍している姿をプリーズ。

◆ガンプラのCM。30日から配布されるらしいガンプラエースが気になります。ガンプラ好きのクリエイターによる小冊子(…本なのかな)で、表紙に姿を見せていることから考えてケロロもガンプラに対して熱き想いを語ったりしているのかもしれませんヨ!?


夕方、都心で地震があったらしく忌まわしきL字型画面が一部で猛威を奮ったそうです。幸い放送は続行されたそうですが、ただでさえL字型の予告画面がダブルL字画面でとても見難かったとか。記念すべき第1話では台風直撃で情報が常時画面に張られ、第2話は日本シリーズで放送時間が繰り上がり、第3話では中越地震で番組中断と呪われたアニメだとは思っていたけれど、ここまで自然災害(ではないものもあるけど)が放送日に重なるとなにかあるのでは、バカバカしいと思いつつも考えちゃいます。この夏もさらなる受難が待っている…ワケないか。




上から読んでも下から読んでも…。



緑茶ばかりのお茶業界ではめずらしくなっちゃいましたね、ほうじ茶。


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