深夜からカレーを仕込みました。小さめのじゃがいもが6〜7コ、玉ねぎ3コ、ニンジンを3本、フンパツして牛丼用のばら肉にマッシュルームを買い込み準備、さらに玉ねぎを炒めるために使うバターがないことに気付き、わざわざコンビニまで買いに行くこだわり様。下味にコンソメを使い、ルーは以前、蒼月さんに教えて頂いたブロックタイプとフレークタイプの合わせ技。台所で文庫本(この間買った食卓の情景)をめくりながら優雅に煮込みタイム。ここで忘れずに月桂樹の葉を2枚ほどぱらり。ルーを入れてからはさらに煮込み、一旦終了、寝かせました。理由は自分で作った場合、作りたては食べないが原則だから。

…ココまで来ると、こだわりを通り越してただのバカだネ。

そうして約10時間近く(!!)寝かせたカレーに再び火を入れ、さっそく食べてみたら、なんだか違う。カレーのくせに味にパンチがないというか、水っぽいというか。長時間煮込んだ際、大量に差し水をいたのがいけなかったのかもしれません。そして夜。ニンジン以外の具が原型を留めないくらい煮込まったモノを食べたら……旨い!! 気休め程度(笑)に振りかけたウスターソースや刻みパセリも一役かったのかもしれませんが、やはり味が馴染み始めたのが勝因でしょう。



ありがとう、カレー。

カレーといえば。日本には日本印度化計画という迷曲がありますが、海外にもCURRY CRAZYなる曲があります。歌っているのはbad dream fancy dressというスゴいオンチの2人組。当時、彼女らが所属していたエルレーベルにはanthony adverseというシンガーがいたのですが、どちらかというと、彼女の方が好きでした。やはり女性2人組(こちらは姉妹)のwould be goods共々、エルレーベル繋がりで買っただけなんですが、そのanthony adverseを知るキッカケになったのも、実は雑誌で見かけた広告、ジャケ買いという不純さ。ま、モノを購入する動機なんて、大抵パッと見。そういうモノさ!?



その彼女たちの最初で最後のアルバムがこれ。CURRY CRAZY以外にお気に入りなのは、ガールズグループのthe supremesへのオマージュ(にしては下品)ともいえるオープニング曲、THE SUPREMES。ポップでパンクな13曲を通して聴くにはそれなりの気力が要ります。それくらいオンチ。