| 2004年02月07日(土) |
白いGradation |
そんな天気でした。町並みがどんどん白く染まって行く様はまさに白いGradation。 ところでこの曲ってば、ちょうどひと昔前なんですねェ…。デビュー曲であるSTOP MOTIONのジャケ写でファンになってから、97年頃までシングルやアルバムを漏らさずチェック、ファンクラブに入っていたのも今や遠い昔のことですヨ…。 一年間の休業宣言ののち、レコード会社の移籍にまつわるゴタゴタで完膚なきまで叩きのめされたのは記憶に新しいところ。実はソングライティングはスタッフだったと、所属していたレコード会社から出された投げやりなベストアルバムの中でバラされるは、不摂生(!?)が祟ったのか、声に張りがなくなりファンを幻滅させるは、それと連動するようにCDのセールスもどんどん落ち込むはで、絵に描いたような凋落ぶりは痛々しくもあります。 メディアへの露出を避けていた全盛期から一転、最近はテレビにも出ているようですが、声や容姿が当時とはあまりにもかけ離れていたために、ファンからは落胆を通り越して、怒りの声すら上がっているとか。一番多く聞かれるのが、ヒットチャートの常連だった頃に出ればよかったのに、というもの。これに関しては、所属していたレコード会社の戦略らしかったので、一概に当人を責められないのですが。そういえば、ここのレコード会社のアーティストって、まずテレビに出ないヨなァ…。それ以前に、みんな似たようなアーティスト、楽曲で全然個性がないし。というか、退屈。
ところでこの人。何を思ったのか、同じようにむかし音楽シーンで名をあげたミュージシャンたちとカバー専用のバンドを結成したのだそうです。……カバー、か。芸がないヨね、ホント。休業じゃなくて、そのまま引退すれば、伝説になったかもしれないのに。 ファンだったが故、心の底からそう思うのですヨ……。
それにしても、今日は寒かった。
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