隔週恒例ブログ小話、スコクラパートでございます。
いつもとちょっとちがう、でもいつもの学パロ。 がっつり不思議な話が書きたかったけど、 相変わらず忙しすぎて時間がないので、少し不思議な話に落ち着きました。
・スコール 「人の感情が音として聞こえる」能力を持って生まれてきた。 幼い頃は力が制御できず、全ての『音』をダイレクトに受け止め過ぎたため、 発狂寸前に陥っていた。 事実、クラウドに出会わなければ遠からず廃人になっていた。
クラウドに出会って精神の安定を手に入れたが、ほどなくして母を亡くし、 思い出のある地に居たくないと言う父親の強引な転勤に巻き込まれ、 引き離されてしまう。 スコールにとっては死活問題だったため、 愛妻を亡くした事を一応考慮に入れてはいるが、かなり恨みに思っている。 当初がおとなしく学校に通っていたが、 やはり『音』に耐えきれずに倒れる事が頻発したため、 中学卒業まで完全にリモート学習だった。
クラウドに偶然再会し、しかも昔と全く『音』が変わっていなかったため、 内心泣きたくなるくらいの大歓喜だった。 力の事を打ち明けた時は、「心を読まれるなんて怖い・気持ち悪い」と 拒絶される事が怖かったが、あんまりにもあっさり受け入れられたので拍子抜け。 そんな彼に恋慕するようになるが、本人は自覚していない。
・クラウド スコールの事は「小さい頃に仲の良かった男の子」程度の認識。 ただ、常に何かに怯えて時にしくしくと泣きだすスコールの事を常に気遣い、 『守ってあげなきゃ』という庇護欲全開で常にそばにいた。
実はクラウドも「癒しの音」を発するという特殊な力の持ち主。 ただしこれは当人は全く自覚出来ないし、 スコールのような特殊な力を持った人間にしか聞こえないため、 誰にも認識されない、ほぼ無いに等しい能力。 スコールにとっては、クラウドとの出会いが偶然にして最大の幸運だった。
「心の音が聞こえる」と言われた時にまず真っ先に思ったのが、 「怖い」ではなく「大変だな、嫌な思いさせないようにしないとな」だった。 子供の頃の習慣も混じり、あくまでも自分ではなく、 スコールを気遣う方に意識が向いたため、音は変わらず。 心の底からスコールを安堵させた。
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