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2005年07月17日(日) 帰京。

■昨日のわたしの苦しみより、もっと深い深い悩み痛みを抱えた主演俳優が、一晩を越えて、会心の演技を見せる。

 23歳の彼がしょっている十字架の重さ。それを見守る自分の役目。来し方と、来たる日々。様々に思いを馳せながら、早々と荷物をまとめて帰京するカンパニーの中、楽屋で祝杯。乗るはずの新幹線には乗り遅れるも、晴れやかな気持ち。喜び溢れる。

 一週間後には、このツアーの最終目的地が待っている。渡米間近。

■明日は朝から師匠の新作を観にいき、それから次の仕事の打ち合わせ。帰京早々スケジュールはパンパンに詰まっている。
 でも、昨日から今日にかけての一連の心のぶれで、仕事への愛情を再確認した。
 自分の仕事の重みと難しさを深々と感じ取った。
 
 気力は充実している。



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