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| 2003年12月30日(火) |
年の瀬の物思い。●冥土(内田百�痢� |
●復活して、ようやく掃除など。部屋がすっきりと片づくと、物を考えようとしてしまうのは、どういうわけか。はじまってしまった物思いは、それが役に立とうが立つまいが、我知らず去るまで続く。
●金井田英津子氏の挿絵装丁になる、内田百�里涼司喀犬鯑匹燹�「花火」「尽頭子」「烏」「件」「柳藻」「冥土」と、有名なものばかり。あまりの面白さに、頭がくらくらした。 居ても分からぬ此岸と、分かり得ぬ彼岸を、あちらでもなくこちらでもなくたたずむ人。実体と影の見分けがつかず、闇に取り込まれて。 生きていることを、ついつい見直してしまいがちなこの年の瀬に、自分の不確かな足元にふと目を向けさせる、読書時間だった。それでいて、純粋な読書の歓びを感じさせる、日本語の力。
新しいものより、はやりこの手の読み物が好きなのは、どうしたものか。
●恋人より、たぶん、今年最後の電話。いつも、何を話すわけではない。ただ、声を聞くだけでいいのだ。
明日からは、たぶん、一筋に仕事する。年末年始、関係なし。ただ、ついついテレビをつけてしまう。今も、今年起こった重大ニュースを羅列する番組を見ながら書いている。
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