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2003年10月12日(日) 深夜のセロ弾き。

●毎日、仕事漬け。
 出演する若者たちの、未成熟ではあるが魅力的なエネルギーに応えるため、日々過ごす。つまりは、相も変わらずの毎日ということか。

●変わったことと言えば、恋人が発ってから、台所にあった食卓を仕事部屋に入れて、手書き用の仕事机とし、台所には、しまいこんであったチェロと譜面台を据えた。
 少しずつ少しずつ、夜中、チェロと親しんでいる。音階さえ覚えてしまえば、たどたどしくても、なんとかメロディーのようなものは奏でることができる。少しでもいい音が出ると、うれしくなったりするものだ。
 左手の指先が弦に負けて、痛い。キーボードを打っていても、ひりひりして、でも、なんだか悪くない感じ。

 セロ弾きのゴーシュになって、深夜の訪問者を待っているような気分。その気になりやすいわたしは、そんなことで楽しめたりする。
 


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