ウェブ日記
2012年04月08日(日) ハッピーイースター
ハッピーイースター

今日は復活祭と花祭りの二重にめでたい日となったので、 信仰に関する話題を2つほど。

私はテレビは全く見ないし家に置いていないけれど、 ネットが無いと生活できない。 ネットの特長は色々あるのだが、 その中に不思議な点が2つある。 1つは普通に愛国な、国を大切にする人を多く見かけること、 もう1つは宗教や信仰に関して理解や親しみ(本人は気づいているとは限らないが)を持つ人を非常に多く見かけることである。 その2つがあるからか、 私はネットを利用していると落ち着くことが多い。

話が飛ぶが、 私が日本の野生葡萄でワインを作ろうと計画しているのには宗教的な理由もある。 日本の神話ではイザナギノミコトが黄泉の国で髪飾りを投げ捨てたら葡萄--エビヅルと思われる--の樹が成り、 彼を追いかけていた醜女が葡萄を食べている間逃げられた。 他に天の岩戸を開けるため催された宴会では(稲作がまだ伝来していなかったので)果実酒、 特に葡萄酒も振舞われたと思われる。 ちなみにこれは都城ワイナリーのウェブサイトで知った。 キリスト教とワインは切っても切れない関係にある。 仏教では山梨県甲州市にある大善寺の薬師如来が法薬として葡萄の枝を持っているそうだ。 なので日本の野生葡萄のワインが醸造され普及が始まれば宗教への何らかの影響があり、 このワインは宗教界に新たな話題を提供するに違いないと信じている。 野性葡萄のワインが、 それを楽しむ人々が宗教への理解や親しみを拡げ、 信仰をより深めるきっかけともなったら…と願っている。


ハッピーパイパー
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