ウェブ日記
カプリチョーザ日本に一時帰国して4ヶ月近くにもなると、 幾ら自分に「将来またすぐ外地に出られるのだから」と言い聞かせて我慢しても、 流石に醤油、味噌とジャポニカ米に耐えられなくなってきたので、 最近、昼間外出したときは、 それらとは無縁の料理を探し回っている。 今日はイタリア料理店カプリチョーザ アミュ店で昼食を取る。 頂いたのは渡り蟹のトマトクリームスパゲティ。 最寄りの海へカニを捕りに行っていたのか、 注文してから料理を出されるまで半時間はかかった。 私はその間読書を楽しんでいたので問題無かったけど、 私の後に隣のテーブルに就いた 20台に見える女性2人組はすでにスパゲティとピザを楽しんでいた。 食後に出されたホットコーヒーのアロマが 豪州のフルボディのシラーズのそれに似ていたので、 職業柄しっかりカップを鼻によせてにおいを嗅いで覚える。 会計時に若い女性店員に聞いたら、 豆を自家で焙煎していて、 エスプレッソで淹れていると言う。 カプリチョーザが長崎にもあると知ったのは昨日だけど、 この店はつくばにいたとき時々利用していた。 値段も決して安くはないし、 味付けも私には少しきついのだけど、 何故か私には印象的な店であった。 メニューを見て理由が分かった。 ここにはいわゆる「和風」の料理が無いのだ。 テーブルに調味料が置かれていないのも印象的である。 (8/25追記) 同店のウェブページ によると、 「パスタカフェ」を除き、 和風の味付けは意図的に避けているそうだ。 |