ウェブ日記
2008年08月24日(日) カプリチョーザ
カプリチョーザ

日本に一時帰国して4ヶ月近くにもなると、 幾ら自分に「将来またすぐ外地に出られるのだから」と言い聞かせて我慢しても、 流石に醤油、味噌とジャポニカ米に耐えられなくなってきたので、 最近、昼間外出したときは、 それらとは無縁の料理を探し回っている。

今日はイタリア料理店カプリチョーザ アミュ店で昼食を取る。 頂いたのは渡り蟹のトマトクリームスパゲティ。 最寄りの海へカニを捕りに行っていたのか、 注文してから料理を出されるまで半時間はかかった。 私はその間読書を楽しんでいたので問題無かったけど、 私の後に隣のテーブルに就いた 20台に見える女性2人組はすでにスパゲティとピザを楽しんでいた。

食後に出されたホットコーヒーのアロマが 豪州のフルボディのシラーズのそれに似ていたので、 職業柄しっかりカップを鼻によせてにおいを嗅いで覚える。 会計時に若い女性店員に聞いたら、 豆を自家で焙煎していて、 エスプレッソで淹れていると言う。

カプリチョーザが長崎にもあると知ったのは昨日だけど、 この店はつくばにいたとき時々利用していた。 値段も決して安くはないし、 味付けも私には少しきついのだけど、 何故か私には印象的な店であった。 メニューを見て理由が分かった。 ここにはいわゆる「和風」の料理が無いのだ。 テーブルに調味料が置かれていないのも印象的である。

(8/25追記) 同店のウェブページ によると、 「パスタカフェ」を除き、 和風の味付けは意図的に避けているそうだ。


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