世界お遍路 千夜一夜旅日記

2022年07月26日(火) イッサの旅立ちから丸っと3年


7月26日、イッサの命日。今年はお骨を納めたのでお参りに。

お花、お水、むかしの教え子(ゆうじくん、ありがと)が「イッサに」と贈ってくれたチュールを紙皿に出して、線香を上げた。そして、お経をよんで来た。

月日の過ぎるのは早い。

2019年7月26日、早朝。

早朝もはや歩けなくなっていた(這いずっていた)イッサを箱にいれて、東側の窓辺に運んだ。そして「イッサ、この景色をよく覚えておいて、あちらに逝ったらすぐにここに戻っておいで」と何度も話した。

イッサとは仔猫の頃から、春夏秋冬一緒に外を見た、空を見た、雨を見た、雪を見た、月を見た,鳥を見た。一緒にドライブもした。だから、病院通いも静かに車に乗っていてくれた。チヨはダメだ、すごい暴れ方と鳴き方をする、あの子はうちで静かに看病するつもりだ。病院はきらいってよく分かる。ミヤコは、腹くくるようなとこがある。診察台の上では動かないで、まな板の上の鯉になるので先生にほめられる。

さて、あの日。
東の窓辺から移動して、階下でお水とできれば液状の栄養を飲ませようとしたら、がくんとして息絶えた。そのときまで粗相をしなかったイッサ、最後に私の着衣にオシッコとどろりとしたウンチを流して旅だった。

振り返ればいまだに辛い・・・何でもっと早くに気がついてやれなかったのか、と。というか、何かよく吐くなあ・・と思っていたが、新築移転した忙しさに取り紛れてイッサのケアが後手に回った。
このことについては後悔しかない。イッサ、ごめんとしかいえない。

ミヤコにイッサの魂が分霊で来ているとは思っている。やっていることがよく似ているし。が、イッサともう少しすごしたかった・・と思うときが、いまだにある。
イッサのあちらに残った御魂は、きっと虹の橋のたもとで私をまっていてくれるはず。そのときは、チヨもミヤコも一緒だろうし、3匹と私で霊界でいっしょに楽しく暮らすとしよう。


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