世界お遍路 千夜一夜旅日記

2016年08月25日(木) 羅臼からウトロへ・・クジラとヒグマ ウトロ泊

本日決行予定の、クジラウオッチング船とヒグマウオッチング船の乗船は別の日だったのだが、台風で1日遅れたせいで同日となってしまった。
そして、今日 船に乗る日にしたがために、カムイワッカの滝に行けなくなるというおまけまでつき・・・これも観光客の台風被害であった。

さて午前はクジラウオッチング。
豪勢な朝ご飯を食べて、峰の湯のご主人に送っていただきゴジラ岩観光の事務所へ。
すごい名前だが、ウトロ側にこういうまさにゴジラ形の岩があるのだわ。
天気はガスっているが、まあ雨や風のおそれなくよしよし。
9時出航。お客さんは20人はいたか。夏の終わりなのに、けっこうな数である。
ガスの中を走ること40分あまり。
私は舳先でがんばっていた(ウオッチング線に乗るときの私の定番席、この10年は乗っていないが)が、ガスでほぼ何も見えない。
で船長放送。
この近くに3頭のマッコウクジラがいるはずです、クリック音がします。
船のマストでは、若い女子従業員たち(たいていは海洋系の大学生のアルバイト)が、立派な望遠鏡で探査している。
私と言えば、マッコと聞いてがっくり。
出るには出る(出た!はホエールウオッチャー用語)だろうが、この種のクジラは実に愛想がないのだ。浮いて泳いでみせるのだが10分から15分くらい、しばらくすると尾を見せて潜る。そうするとまずは40分は出てこない。深海まで潜ってえさ探しだから。
あのダイオウイカを食する鯨だ。
クジラを見るなら、ザトウクジラである。
彼ら、好奇心が強くウオッチング船を見るとよってきたり、スパイホップと行って立ち泳ぎで観察したり、ときどきその姿でぐるぐる回ったり、時には船の下をくぐって遊んでくれる・・・・
こういうことは全くしない(私は見たことない、マッコウクジラ自体は、北欧やアイスランド、ボストンなどで見まくってそう珍しい鯨ではない)
で確かに3頭出て、拝見。
しかしね・・・やっぱつまらなかったわ。
それでも、ウオッチング船の連携がすごくて、出ると遠くにいた船がすごい勢いで飛んで来る。まあね、乗船料を7000円前後、どこの船も取っているなんとかとかお客さんに見せないとね。
それと「もしもクジラが領海の向こうに行ったら、追いかけられません」というアナウンスも羅臼だなあ・・・と。
ホントは国後が目と鼻の先に見えるらしいのだが、ガスで何も見えず。
ちょこっと残念。
帰りにイシイルカの泳ぎも見た・・しかしこれも地味なんだよね。イシイルカは用心深いから船にはよって来ないし。
バンドウイルカは来てくれるが・・・
同行の友人「ちょっと期待外れ」
私「マッコは、あんなもんなんだよ、派手なクジラが見たかったら、冬の沖縄、小笠原、ハワイの海へどうぞ、ザトウクジラさんがいいよ」
みちのえきで羅臼昆布ラーメン、その後に昆布ソフトでデザート。スプーン代わりの昆布がついてきて、その羅臼昆布でソフトをすくって食べると味が妙にミックスしておいしい。
昆布の個装1袋50円也があったし、塾の子どもたちのお土産にしましたわ。
アイスと食べてご覧と新味覚を教えてやるのだ。((^▽^))
午後から、ウトロへ移動。
知床半島は、北というか西側はこのウトロ、東側は羅臼なのである。
知床峠を越えるとウトロ。バスで1時間あまり。知床峠と羅臼、ガスって何も見えなかったが、峠を越えたとたんに快晴。眼下に町がよく見える。周辺は緑の海。そして、羅臼岳とか硫黄山の頭にはガスが取り巻いて。
どうしてこんなにお天気がちがうの?

午後からのヒグマウオッチングコースは、知床の観光のハイライト。
午後から西日が山や崖に当たって美しい、とガイドで読んだので午後からにしたのだが、お天気上々。よかった。
時間までだいぶあるのでゴジラ岩見物。確かに・・ゴジラだわ・・・自然の造形不思議なり。
それと、道路にふらふらと黄色い動物。あれ?犬?いやちがうわ・・・しっぽはキツネ。ウオッチング船のガイドらしきゴジラ岩観光の方にきくと。
あれキタキツネですよ、この辺にいくらでもいる、焼き肉をするとにおいにつられて出てきてうろうろしていますよ。
うわー、知床だわ。
でその後、道の駅の駐車場でも見たし、宿の裏に草藪の中にも発見したし、確かにいくらでもいる感じ。
更にガイドの方が、それより空を見て下さい、オジロワシが飛んでいます、通常は今の時期はいないのですが、あれは北に帰らないでいる奴です。大きいでしょ?
うん、確かに。さすが最大の鷲さんだ。
実に悠々、同道とした姿。羽を広げた姿は2メートルのはず。

そして、ヒグマウオッチコース、自然も堪能、ヒグマさんにも会った。
散歩する姿、遡上してきた鱒を追いかけるすばしこい姿、親子で戯れる姿。
熊は暑いのが嫌いなので今日のようなお天気上々の日は森でごろついていてあまり海縁には出てこないらしいが・・よかったね。
ガイドの方が、こんな天気だと熊はいないかもとはらはらしていたのですが、よかった、と、どんな場合も「お仕事」大変だ。

こんな感じでい1日終了。
ウトロ道の駅で、お土産自宅へ。
宿は「しれとこ村 つくだ荘」
ウトロは、知床観光のメッカなんで、今の時期はやたらに宿高いのだが、小さくても古くてもいい、リーズナブルで源泉掛け流しの宿と言うことで探したところ。いい宿でした。


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