世界お遍路 千夜一夜旅日記

2016年03月28日(月) 屋久島着

伊丹を10時25分発、直行便。
伊丹からしか直行便はない。
なぜなら、ジェット機が着陸できるほど屋久島空港が広くないから。
で、プロペラ機。
多分100人乗りくらいの機内は満席である。
いかにもアウトドアといういでたちの人、フツーの観光という感じの人、見た感じは見事に分かれる。
私の前の席はカップルなんだが、何とビールを持って乗り込んできて、女性はツメをすごく盛っていて更にだぬいぐるみを抱えて・・若くないですよ、明らかに。
思わず私の心の内??はあ??あほやわ・・屋久島にはなんだかミスマッチ。

12時着。ほぼ時間通り。
着陸間際に空から見えた屋久島の森は、もののけ姫のデイダラボッチが歩き回るもこもこした照葉樹林の森だった。
来たな・・という感じ。
手荷物は手渡しにやや驚いたが、外国の小さい空港にもこういう所はあったわ・・遠い目の私。
外は雨が降ったあとで、お日さまが差し始めていて、むううとした湿っぽい空気だ。
バスを待ちつつ、目の前に迫る山を見上げる。ホント海というより山の島だわ。
バスで向かうのは、明日からの山雪でお世話になるガイドオフィスの「山岳太郎」さんだ。
でっかい荷物を置かせてもらって、ランチの場所などを書いた近隣の地図をもらってまた発。
メールや電話で何度かやりとりしたミヤギさんという女性、もう一人ガイドするかたなのか?やはり女性一人。
どちらも30代だと思うが、若々しくてミヤギさんは愛想がよろしい。もう一人の方は埼玉出身でお母さんが佐渡だとかで世界遺産お話をしたりして。
ちなみにネイチャーガイドの人は外からの移住者が多い。ミヤギさんも確か福岡だったはず。
「かもがわ」というところでトビウオがまるっと1ぴき唐揚げされているものすごいボリウムの定食を食べて安房港界隈を散歩。
静かで、あまり人通りはない。
泊如竹という江戸期の島の偉人で島を守るといって港近くの廟に安置されている方の社を参拝して、あっちこっちぼたぼた歩くが・・暑い。
というかまあ寒い新潟からきた身にはあつくてだるくなる。
まあ、夜行バスの寝不足もあるし、昼寝したいわ。
4時、松山から今回の同行者であるヒサコさんが来て、山岳太郎さんで合流。
必要な道具を借りたり支払いしたりして宿へ。
ちなみにガイド費用は2名で74000円(1名37000円)
その他でシャトルバス代などやレンタル品の費用があって、4万円で少しおつりが来た感じ。
夜宿で、ヒサコさんが言う。
「私の友だちがいうには、ガイド代が高いんじゃないのか」
もう少し安いところもあったし、もっと高いところもあったが、まあまあこんな感じであるのだが・・・
それで、私は高いとは思わない。
だって、ある意味命を預けるわけだし。
不測の事態の時、ガイドさんがいれば心強いぞ、と思うし。
もちろん、ガイドなしでも行く人もいるが、私は無理だと思ったから頼んだんだけど。お金の価値観は人それぞれだけどね・・・
心の声(ここで、こういうことを言うのか、この人は・・とややあきれた。結構長いつきあいだが、しかし離れているので知らない面もあったのだろうとは思うが。頼む時点で言えばいいのにさ、とはいわなかったけど、けっこうむかついた。後出しじゃんけんみたいだし)
*全部持ってくれるのかと思ったら、使う食器は持たされるし、明日の朝と昼のご飯、自分で持つんでしょ。
心の声(山へ入るって、そういうモノは本来、自分でもつんだよね。お金払うと、ガイドは召使いのように何でも持ってくれると思っているのかい、この人は。)

私は気持ちばかりの新潟土産を持っていたのだが、それについても
*高いお金を払うんだから、そんなものは要らないと思って私は持ってこなかった。
(私)別にそれはあなたの自由だし、私は勝手に持って来ただけです。まあ私は外国でもこういう風にプライベート的なガイドさんを頼むときは持って行くよ。それと、私は終わったあとに気持ちばかり包むつもりだけど?
*私はしない。とにかく高い料金はらっていてそれに全部はいっていると思う、あなただけしてください。
(私)はい はい 了解。外国では気持ちばかりすることが当たり前なんでね。これで暮らす人もいるくらいだし。

この人を旅に誘うのはもうのやめようかと思うくらいにこういう言葉にがっくりした。友だちの言葉にかこつけて、高いといっているんだとは伝わってきた。やっぱり一人で来れば良かったか・・・と後悔。積極的に行きたいというから、ジャと私がさまざまに手配したんだが。私は1名だと45000円なのだが、それを払って一人でも良かったのだが。
ちなみに、私はけっこうあちこちに手土産を持って行く人だ。
長岡の「ジョンギ」という風習もあるし、何よりそのささやかな品で喜んだりおいしがってくださったり、おもしろがってくださるのがうれしいというか、一種のいい感じのコミュニケーションだと思うからだ。

まあ、そんなこんなでけっこういやな気分で明日に備えて就寝。
しかし、暑くて(というか新潟と温度がちがいすぎ)深く寝られない。
あっという間に起床時刻の4時半になってしまった。
大丈夫か、私。






 < 過去  INDEX  未来 >


moheji.s [MAIL]

My追加