世界お遍路 千夜一夜旅日記

2012年07月20日(金) 円空仏のようなお嬢さん

弟のところへ行ったら「オレは悩みがある、運動させられていやだ」と。
はあ?
そんなにまだリハビリ的なことはしていないようなのだが。
毎朝、着替えさせられて、お昼には、ご飯を食べるディルームで胃ろうへ栄養注入。いままでベットでじっとと動かなかった生活から「運動」生活?(笑)
母が、屈強男子三人で、よいしょと持ち上げて、車椅子に乗せられている様子を見て、ほうと驚いていた。
デイルームで、弟のとなりで胃ろう注入を受けていた女性?女の子?、ものすごくいいお顔の方。
なんというか、円空の微笑仏のよう。
現世の顔ではなかった。
感動した。
雅で神仏的な笑顔、現世的には最重度度の障害者の方。
なんとなくこの世の仕組みというか、この世と霊界の仕組みがわかったような。
弟はここにこなければならなかったのだという気がした。

帰りに母に あの人、円空の微笑み仏のようなだった、と言ったら、自分もそう思った。
だから「あんたいい顔しているね」と声をかけたら、さらに笑顔になったと。
弟の入っている病棟には、観察するとほかにもいい顔の方々、たくさんいる。
俗世とはちがう間尺で生きるとこういう顔になるんだと…。
自分の顔、もう1度、うちに帰ってながめなおさんと思ったり、
私の学びもたくさんある。

午後、不覚にも2時間の昼寝。
やることたくさんあるんだよ。
がんばるよ。




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