世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年10月16日(月) 良寛さん

★月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬(いが)の多きに★

という良寛の句が、ほかの有名人(与謝野晶子とか斉藤茂吉)と共に論理エンジン問題にでてきた。
で、やっていた中学生に、中に一人だけ新潟県の人がいるけど、わかる?と聞いてみたのだが・・・なんと彼、知らなかった。
うっそー
うちに帰って、親にきいてみなさい、といったら、翌週「わかりました、良寛です」だって。
ちなみに長岡駅には、私の高校時代の恩師がつくった良寛像がある。
で「ほら、長岡駅に、おじいちゃんの銅像がいるでしょ、あれが良寛さん」
っていったら、何となくうなずいていたが。

今日は、メモ取り勉強をするので、この際良寛の概要をメモさせようとネットで調べてみた。
(うちには、写真入り良寛ガイドブックもあるが、やっぱりコンパクトさではネットが便利)
以下です。
ネットのフリー百科事典ウイキペディアを主な参考資料として
・・・・・・
良寛について

宝暦8年10月2日(1758年11月2日)うまれ。
天保2年1月6日(1831年2月18日))逝去。
江戸時代の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。
俗名、山本栄蔵または文孝。号は大愚。
越後国出雲崎(現・新潟県出雲崎町)に生まれる。父、山本左門泰雄はこの地区の名主であり、以南という俳人でもあった。名主見習いだった良寛は18歳のとき出家した。

出家後、玉島(岡山県倉敷市)の円通寺の国仙和尚に師事し、諸国を廻る。その頃義提尼より和歌の影響を受ける。
48歳のとき、越後国上山の五合庵、61歳のとき、乙字神社境内の草庵、70歳のとき島崎村の木村元右衛門邸内にそれぞれ住んだ。
無欲恬淡な性格で、生涯寺を持たず、諸民に信頼され、良く教化に努めた。
良寛自身、難しい説法を民衆に対しては行わず、自らの質素な生活を示す事や、簡単な言葉(格言)によって一般庶民に解り易く仏法を説いた。
その姿勢は一般民衆のみならず、様々な人々の共感や信頼を得ることになった。
最後を看取った弟子の貞心尼が『蓮の露』に良寛の和歌を集めた。
良寛は和歌の他、狂歌、俳句、俗謡、漢詩に巧みで、書も能くした。
新潟県長岡市(旧和島村)の隆泉寺に眠る。

良寛は、子ども達を愛し積極的に遊んだ行動が人々の記憶に残っている。良寛は「子供の純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、子ども達と遊ぶことを好み、隠れん坊や、手毬をついたりしてよく遊んだという(懐には常に手毬を入れていたとか)。
名書家として知られた良寛であったが、高名な人物からの書の依頼は断る傾向があったが、子ども達から凧に文字を書いて欲しいと頼まれた時には喜んで『天上大風』(てんじょうたいふう)の字を書いた(現在でもその凧は残っている)。
ある日の夕暮れ時にも、良寛は隠れん坊をして子ども達と遊んでいて、自分が隠れる番になり、田んぼにうまく隠れ得た。しかし、日が暮れて暗くなり、子ども達は、良寛だけを探し出せないまま、家に帰ってしまった。翌朝早くに、ある農夫が田んぼに来ると、そこに良寛が居たので、驚いて問い質すと、良寛は、「静かに!そんな大声を出せば、子ども達に見つかってしまうではないか。」と言ったという。
このような類いの話が伝えられ、子ども向けの童話などとして紹介されることで、良寛に対する親しみ深い印象が、現在にまで伝えられている。

また戒律の厳しい禅宗の僧侶でありながら般若湯(酒)を好み、良寛を慕う民と頻繁に杯を交わした。
・・・・
良寛さんの和歌
 「この宮の 森の木下に 子供らと 遊ぶ春日は くれずともよし」
 「ひさかたの 雪解の水に 濡れにつゝ 春のものとて 摘みに来にけり」
 
 良寛さん(70歳)のところを貞心尼(30歳)が訪れた時の和歌。
 「これぞこの ほとけの道に 遊びつつ つくやつきせぬ みのりなるらむ」(仏の道を教えてください)
 良寛さんの返しの和歌。
 「つきて見よ ひふみよいむな やここのとを とをとおさめて またはじまるを」(手鞠をついて無心になりなさい)

 良寛さんの辞世の和歌。
 「形見とて 何か残さむ 春は花 山ほととぎす 秋はもみぢ葉」

  ・・・いいですよね・・・・

牧野の殿様が長岡の寺に来て欲しいと乞うたときに

焚くほどは風がもてくる落葉かな

とお断りしたとか。
これも深い。
・・・・・・・・・なお、冒頭の歌・・・
五合庵を訪れた阿部定珍(良寛の支援者の一人)が帰ろうとする時に詠んだ歌。◇月よみ 月の神、月読命から月のことをこう呼んだ。上代はツクヨミと発音した。
で、斉藤茂吉は、この歌を良寛和尚の和歌の最高峰的絶賛をしている。
私も好きな歌です。
優しい・・・とっても。

・・・・・・
外出先の道路で、
「痛んだ道路を直しております。ご迷惑をおかけします。」
とあった。
笑ったぜぃ。
「痛んだ」・・・ああ、道路、痛そう・・・
「傷んだ」のほうがベターだと思うけど、どちらにしろ擬人法。
やっぱり、いたんだ、とひらがな表記が無難ね。
と運転しつつ思ったことであった。


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