| 2006年08月21日(月) |
8月の坂東順礼1日目 |
順礼予定札所 第17番 出流山(いずるさん)満願寺(栃木県)・・・出流観音
ばたばたと、家を出た。6時28分の新幹線乗車。高崎着、7時11分、すぐに両毛線ホームへ。佐野まで行って、東武線に乗り、終点の葛生まで。 着、9時36分。さてと、ここから歩く。 今日のお参りは、出流山満願寺。通称、出流観音さんだ。葛生からの距離は、マップファンルートマップで11キロあまりだ。予定としては、昼過ぎ1時頃までにつけばいいと思っている。 観音様のお恵みか、朝ざっと雨が降ったようで、空も薄曇り。じりじりと照りつける暑さはない。感謝。 葛生の町は、次の週末、原人祭りがあるとかで、通りも原人ロードとかって。なに原人だ? まあしかし、それはおいておいても、落ち着いた歴史のありそうな町だ。古い風情のある倉や家のたたずまいがあちこちに残っている。なにより、たまに古い出流山への道標がある。かつての順礼者も通った道であるらしい。 途中、鉢の木町という地名が出てきて、さらに佐野源左衛門常世の墓と出てきて、私のアタマはうーむうーむと連想ゲームの答えを出そう動き出した。エーと、北条氏の誰だったかが佐野の家に身分を隠して泊まって、そのとき客に暖を取ってもらうために鉢の木を薪にして。で、立派な馬は「いざ鎌倉」と時のために世話怠らず・・・。北条の誰だったかは、試しにいざ鎌倉と号令するや、佐野はマジに駆けつけて・・・ご褒美もらった・・そんな話じゃなかった???北条泰時だった???うーむ記憶定かならず。(年です)確かに、下野の国って話のはじめに出てきていたけど、まさにここはあの下野の国なんだね。 両毛線にも「国定」って駅は、国定忠治の墓がある。「岩宿」は岩宿遺跡、東部線田沼は、田沼意次の故郷?かな。 坂東札所への道筋にも西国とは違う歴史の気配があっておもしろし。 「仙波」という歴史のありそうな地名をすぎると、いよいよ人気のない道、ダンプがひっきりなしに通る。採石場からセメント工場に原料を運ぶダンプだ。秩父も石灰岩を掘り出していて、武甲山は山の形が変容したが、このあたりもそうみたい。観音様は石灰岩がお好きか。 確か西国の33番への道筋でもあったよな。 途中に、12時すぎたら発破をかけることがある。 危険と書いてあってあせる。なんとか、危険のないところにまで行かねば・・・1時までにつけばいいや、は12時までに何とかに変更。 せっこせっこと歩くと、アタマが痛くなる。熱中症にならないようにしなければ・・・・途中でなぜか道を間違えて、通るはずのない立木地蔵さんのお堂の前に出てしまう。お参りしていけ、と呼ばれたのかな。 でも、この道、涼しくて頭の痛いのがとれてよかった。少し遠回りをしたが、無事に出流観音まで2キロの看板のところに来た。 仁王門着12時。 おなかが空いて、へとへとだ。観音さんには申し訳ないが、お参りの前に腹ごしらえをさせていただく。 駅で買ってきたおにぎりを2個、冷たいお茶が極楽極楽。さらに、仁王門を通る自然風の気持ちいいことよ。恍惚としてしまった。かいかーーーーん。 20分ほど休んで、観音堂へ。山の奥深いところにある、水の縁の深い観音さんだ。お堂があいていたので、あがって座って、ゆっくりとお参り。 その後、この寺の発祥の地である奥の院へ。 本堂より歩いて15分。滝行の大悲の滝と岩に張り付くように奥の院がある。登ると中には鍾乳石の観音様。5万年かかって観音様の後ろ姿となった、地球とつながったお姿だ。お堂には霊気が漂う。
下の入り口のおじさんに荷物を預かってもらっていたので取りに行く。 親切なおじさんであった。 15時40分のバスの時間までまだ大部時間がある。名物のそばでも食べるかと、しかし、クーラーが利いているところがいいよ、と選んだのが「さとや」というバス停の近く。 きれいなお店であった。 でそばもうまかった。天ぷら盛り合わせも頼んだのだが、これまたうまかった。 お店は時間が2時過ぎだったせいもあって、貸し切り状態。 で私が見ていた板東の紙を見て、店の大将、板東順礼ですかという。そうだというと、自分もまわっていて100観音、後西国があるんだけど、遠くてねと、しばらくお参りの話が弾んだ。 11軒も軒を連ねるお店の中でよくこの店にはいったモノよ。 そのままバス時間まで待たせてもらって、またまた貸し切り状態バスに乗った。 この運転手さんがまた、霊感体質のようで、中学生の時にひとだまを見たとか、奥さんのお父さんが亡くなったときに挨拶に来たのがわかったとか・・・・ですごい恐がりだった。まあ、今日は私にぴったりの人と合ったわけで・・・なんだか笑いました。 東武電車を乗り換えて、東武日光より中禅寺温泉まで来て、本日終わり。 すぎもと館泊。 霧に煙った奥日光は寂しい。
歩行距離 約12キロ ●出費 交通費 高崎までの新幹線 5460円 それ以外の交通費 4350円 宿(朝食代含む) 5500円 納経・入山料 1100円 食・雑費 2203円
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