世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年07月22日(土) 坂東33所順礼・・銚子へ

24時間、戦えますかっていうの、あったよね。
そんな長い1日だった。

深夜1時10分、ムーライト越後、レディースカーへ。青春18切符と座席指定券を握りしめて。
朝5時10分新宿着。
総武線で、千葉へ。千葉から銚子行き6時32分乗車。
銚子着8時30分。車中、千葉名物の落花生畑がお見事であった。
銚子は薄曇り。ムッとする天気だ。
トイレをすませて、8時35分歩き出す。
今日お参りする飯沼観音は駅から1キロと少し。20分あれば楽勝だ。
町中、地魚の寿司とか、銚子港直送とかいう魚を看板が目立つが、それ以上に多いのが、なぜかぬれせんべいだ。名物みたい。まあ、ヤマサ醤油の本拠地だし、確かちんちん電車みたいな、銚子電鉄はせんべいを売っているので有名だってテレビで見た気がする。
飯沼観音は、町中に忽然と姿を現したが、本堂は火事で焼けて建て替えたらしい。
で、納経所は、ここから5分歩いてのところなのだ。
あちこちで見かける例の巡礼の寺満願寺は、この飯沼観音の奥の院のようだ。
ヘエ・・・だ。
なんでも飯沼観音の境内に、木造60メートル総費用15億円の五重塔を建立するようで、喜捨をつのっていたが・・・納経をしてくれたお坊さん、ものすごくだるそうな態度。さらには、塔の喜捨募りパンフレットを何もいわずにぽんと投げてよこした。
わたし、してもいいかなと思っていたんだけど、このお坊さんの感じの悪さに気が変わった。坂東で、こんな感じわる一歩手前の態度をとられたのは初めて。
ここ、檀家さん窓口と、坂東の窓口が完全に分業で、檀家さんのほうにすわっていた方が感じよかったなあ。
なんて、ブツブツいうのはまだまだ未熟なわたしである。まだまだ。

観音駅より明治にタイムスリップしたような銚子電鉄に乗車。犬吠埼へ。
1時間あまり散策。
近くの水族館のお兄さんが、おもしろいクラゲ(ハナサキクラゲ?)を採取していたので、江ノ島水族館のクラゲの話とかで盛り上がった。
クラゲ、美しいもん。
すぐそこまで黒潮。
駅は、せんべいやサンマ佃煮とか売っていて、地域の拠点化していた。
すべて銚子電鉄特製。おもしろかった。
両方、おみやげに買ってきました。
これがこの電車の生き残り策。かなり成功しているようだけど、がんばってほしいなあ。

銚子駅前で、イワシ午前みたいなお昼ご飯。イワシの刺身がうまし。
12時8分、成田経由、千葉行き。
つぎは、滑河観音さん。
1時間で滑河駅。
ここから約1キロ。
しかし電車の便が1時間1本の単線なので1時間の猶予。
せっこせっこと歩いて、お参り。
なにしろ、身仕度を整えて心経から観音経(げ)とやっているとお参りにそこそこの時間を見ないといけないのだ。
それにしても、今回も電車から一緒だったご夫婦がいたが、お経はあげない。
だんなさんなんて写真をとるばかりなりけり。
車でおまりの人もお経はあげない。
坂東の札所で経を上げている人って、めったに見ない。
関東の「弱さ」をこの辺りに感じる。
せめてお寺の人、啓蒙の意味で、真言唱えてみましょうとか、真言がむずかしかったら「南無大慈大悲観世音菩薩」と3ベンとなえて御前に少しでも長く合掌、佇んで観音様とのご縁を結びましょうとか、ご本堂に書いておいてくれないかしらねえ。せっかくお参りにきているのに、前立ちさんはどんなお顔とか、そんなことばかりに気にして、それで「納経」→朱印をいただくって、ちがうんじゃないかな。
まあ、いろいろな巡礼があるのだろうけどねえ・・・
こちら、滑河観音さん、仁王門が茅葺きでした。めずらし。

2時24分滑河、15時18分千葉から東京へ。
16時10分上のでヤレヤレのコーヒータイム。
16時53分上野発高崎行き。
乗り換えて乗り換えて10時58分長岡着。
帰宅11時15分。

いや・・・24時間戦いました。

ただ今0時20分。
洗濯を干してビールを飲んで寝よう。



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