世界お遍路 千夜一夜旅日記

2006年06月30日(金) 坂東順礼・・・埼玉県 第2回目

先回と同じく、8時5分の新幹線で大宮へ。
大宮から東武野田線の豊春駅下車。
ここから、歩いて12番慈恩寺へ。
3キロ弱の距離はともかくとして、蒸す。
あるきはじめて15分で汗だらだらだ。
今回も地図はMAPfanのラリーマップだが、迷うことなく歩ける。
平坦でおもしろくもない道を歩くこと30分で12番慈恩寺着。
実は経本を忘れて、観音経の下が唱えられない。
お寺の方に言ったら、上がっていいですよ、あげればあるからつかって、といわれた。ハイありがとう。
しっかとお勤めがされている感じの観音堂であった。
納経所では、お茶を出して下さって、西国の話などをのんびりした。
ここは、慈覚大師ゆかりの寺で、かつては大寺だったであろう風格がある。出てらから10分ほどのところには、なんとあの玄奘三蔵の霊骨塔がある。なんでも、戦時中に日本軍が発見して、南京政府に渡したら、一部が日本仏教協会に送られてきて、ゆかりのこの寺へということだったらしい。
道を教えてもらって、寄り道でお参りした。
大宮へもどって12時15分の川越線にのりたかったのだが、タッチの差で36分になってしまった。
ウーム。
こうなると、この先のルートを変えねば。
ホントは、川越から、東武東上線で高坂下車。10番岩殿観音へ歩いて、そこから
11番吉見観音の約13キロを歩き通すつもりだったのだが、多分時間がずいぶんと足りない。
予定変更。
まず、東松山駅からバスの便が全くない11番へ先に行って、その後時間があったら、片道バスで、10番へ。
汗をだらだら流しながら、せっこせっこと東松山駅から吉見観音までの5,7キロを1時間5分ほどで歩きましただ。
このお寺もすごく立派で、深閑とした広い境内に堂々とした観音堂、吉見大仏といわれる5メートルほどの大仏、三重塔。
なんだか、いい感じのお寺でしたわ。
ここでも、住職さんが「西国をよくまわったね」と言われるので、ハイ歩きましたよ、といったら、ほう、1番から二番の間は大変だね、という話になった。
でしばらく、札所の話が弾んだ。中国(岡山・広島ですよね)の観音霊場がいいから、ぜひお参りしなさいとすすめられた。
ハイ・・ですが、遠いなあ・・・
さあ、またまたせっこせっこと駅にもどって16時15分の電車。
もう目に汗が入っていたいのだ!
一駅のって高坂下車。
納経時間が迫っているので、行きをバスと言うことで。札所着、16時40分。
お参りをして、納経所へ5時5分前。
やれやれ。
しかし、四国の札所のように、5分まわったらダメといった冷酷なことを言わない様子。わたしが汗だくだくでとんでいったら、大丈夫ですよ、と笑って、納経帳とお軸を受け取って下さった。
この寺の大寺、で、納経所と本堂の距離があるのだ。
ここでも、丁寧に書いて、乾かしてから、老住職さん自らが持ってきて下さって、またしてもよく西国を全部終わらせたねとほめて下さった。
で、しばし、西国話をした。
ここでは、西国では歩く人の道と車の人の道はちがうという問われるままに話をした。
札所発5時15分、駅着5時50分。
小川町の予約していた宿着6時20分。
ヤレヤレだった。
お陰様で、蒸したが雨が降らずになによりだった。
それから、静かな札所でのんびりと住職さんと話ができたのがよかったなあ。
四国の札所のいそがしさと無愛想を思わず思いだしてしまった。

・・・メモ・・・

★大宮・・東武野田線15分・・豊春下車・・・徒歩30分(二・五キロ)・・12番慈恩寺
★大宮・・川越線・・川越乗り換え・・東武東上線・・15分・・高坂下車・・徒歩40分(三・五キロ)で10番岩殿観音(バス便鳩山ニュータウン行き・大東文化大学下車)
★高坂駅・・5分・・東松山市下車・・・徒歩1時間10分(五・七キロ)・・一一番吉見観音(バス便等なし)



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