おひさまの日記
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アンナと近所のお寺に行った。
灯台下暗しとはよく言ったもので、 ゆっくりと散策してみるととてもいい場所。 子供の目線で巡るお寺の境内は素晴らしかった。
アンナに連れられて入った奥の方に立派な木があった。 とても惹かれて手をあててみた。 すると、胸がドキドキして、 心の奥の方から何かがわき上がってきて、涙が溢れてきた。 木に体をぴったりつけて寄り添った。 なんだろう、何かが私の中に流れ込んできたかのように感じた。
言葉にならないもの。 理屈を越えるもの。 意識を越えるもの。 そんなものに触れた気がする。 そして、そんなものを感じて、自分の中で何かが応えた気がする。
だからなんだってんじゃないけど、 生きてるって思った。 生かされてるって思った。
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