おひさまの日記
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2005年11月13日(日) 大きな木

アンナと近所のお寺に行った。

灯台下暗しとはよく言ったもので、
ゆっくりと散策してみるととてもいい場所。
子供の目線で巡るお寺の境内は素晴らしかった。

アンナに連れられて入った奥の方に立派な木があった。
とても惹かれて手をあててみた。
すると、胸がドキドキして、
心の奥の方から何かがわき上がってきて、涙が溢れてきた。
木に体をぴったりつけて寄り添った。
なんだろう、何かが私の中に流れ込んできたかのように感じた。

言葉にならないもの。
理屈を越えるもの。
意識を越えるもの。
そんなものに触れた気がする。
そして、そんなものを感じて、自分の中で何かが応えた気がする。

だからなんだってんじゃないけど、
生きてるって思った。
生かされてるって思った。


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