おひさまの日記
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| 2005年10月27日(木) |
お財布事情から思うこと |
親族のお祝い事やその他の出費が重なりに重なって、 お給料日早々なのに家計はきちきち。
なもんだから、何か換金できるものはないかと家の中を探してみた。 私が売れるものは服やCDくらい。 そこで、いらないものをピックアップしてみた。
そうしたら、意外にいらないものってあるもんで、 びっくりするくらいの量の洋服が袋一杯になった。 そして、CD。
それをみんな抱えて、私は朝イチでリサイクルショップを回った。 結果、トータルで5000円くらいのお金になった。 助かるーっ!
普段、事足りて暮らしていると、ただいつも通りにするだけだけど、 こうして金策を迫られることによって、いつもはしないことをすることになる。 やってみると、自分がいらないのにただ所有しているものをいっぱいみつけたり、 普段なら気にせずに買ってしまうものも本当に必要かよく考えて買ったりする。 衝動的に何かが欲しくてもガマンしたりもする。 そして、ガマンして数日経つと、やっぱりあれ買わなくてよかった、なんてことが何度かあった。 そうしてみると、自分は結構いらないものを買ってるし、持ってるってことに気づいた。
なんだかすごいことに気づいた気がした。 今まで通りの生活をしてたら気づかなかったな。
身の回りのいらないものを整理したり、 新たに何かを手に入れることを熟考して控えたりすることで、 贅肉を削ぎ落としているような感じ。
こういう流れの中に身を置いてみると、 「自分の生活を見直しなさい」というメッセージを受け取っているような気がしてくる。
豊かなのがいけないのではなく、 豊かな中でも、その豊かさに甘んじてなんとなく過ごすのではなく、 本当に必要なものを自分のものとしていくというレッスンを、 今しているような気がする。 自分の意志によってそれらを見極めることを。
そして、それは物だけではなく、私達の生き方にも言えるのかもしれない。
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