読書の話

伊坂幸太郎ブーム。
というのも、世間でのブームが落ち着いたのか
図書館で在架状態になっているからだ。
昨日と今日は『終末のフール』に『チルドレン』読了。
3年後には小惑星がぶつかって滅んでしまう世界を描いた前者は
予期された終末までの温かな一時にどこかほろり。
ある突飛な男をめぐる短編集の後者は読後の爽快感がたまらない。
どちらも面白かった。
『重力ピエロ』は全然好きになれなかったのに
どうしてかそれ以外の作品はとても楽しめるのだ。
最初に出会ったものが良くなかったのか
これまで読まないでいて勿体無かった気がしている。
予約中の『モダンタイムス』が楽しみ。

あと、いよいよ予約の途切れた『私の男』読了。
桜庭一樹の直木賞受賞作品だ。
時間の逆流とともに華やいで描かれる二人の関係。
その描かれ方に「花」を咲かせていく女と
「腐」っていく男の姿が悲しく見える。
読ませる力が多分にある。
なかなか。

読書強化週間という気分。
2009年07月18日(土)

そらいろのねこ / コギト