たべましたか

2005年10月16日(日) となりのマルチ商法

 今週ずっと、風邪がさっぱり治らないもので、とりあえず栄養のある食べ物を食いまくろうと駅前のファミレスに行ったです。そんな昼下がり。

 隣の席に、男性2人組がいたのですね。一人は30近く、もう一人は20代前半くらいな。2人ともどちらかというと地味な感じ。
 年上の方はなにやらパンフレット見せて説明してる様子で、言ってる内容はサプリの商品説明なんだけど、セールスかと思ったら2人とも口調はタメ口なのです。

 「セールスに見せないセールス」で、相手の警戒心を無くそうという作戦でしょうか。これは面白いと思って何となく聞き耳を立てていた((c)アバンティ・・て、知らないか)ら、どうもそれだけじゃないんですよ。

 セールスしてる方「これをお前が地元の友達に商品説明して、地元でグループができれば、その分お前にも返ってくるんだ。俺にも返ってくるからそれは大歓迎。そのグループがまた新しいグループを作れば、それこそ大歓迎だよ」

 って。それは明らかにマルチ商法ですよね!?

 セールス「このサプリを自分でも買ってるから説得力が出るわけだろ。自分は使ってないけど買え、だと、変な営業みたいじゃん」
 ・・・うん。営業じゃなくてマルチだし。

 面白かったのは、セールスの人がセミナーの重要性を強く説いていたところですね。
 セミナーというのは商品説明のためのセミナーらしいのですが、一回出れば充分なこれに、何回も出た方が良いと主張するんですよ。
 「説明の仕方を勉強するため」だそうですが。

 「ただ楽してお金が手に入る」ではなく、「努力」の要素を入れ込んでいるところが巧妙だと思うのです。
 「怪しい詐欺まがいの何かではなく、努力して手に入れた正統な報酬」だと本人が納得するため。
 それに、マルチというのはすぐに「売る相手がいなくなって瓦解するシステム」なわけですが、「思ったように売れないのは努力が足りないため」と思わせることによって、マルチだと気がつかないようにしてるのですね。
 やっぱり、「努力と友情の結果勝利がある」とか、「努力と結果は等価交換」だとか信じてるんだろうな。(#^.^#)

 マルチはもちろん犯罪で、トップの人は捕まった方が良いと思うのですが、ここで素直に説明を聞いている若者は、一度引っかかるのも勉強かもなぁ、などと思って食事を終えたのでした。


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