インコがなにやらぐちぐちいっておる

2004年12月10日(金) 何も騙らぬ人々



Photo by (c)Tomo.Yun

『死者からの告発』高濱桂一:世界文化社久しぶりに再読。
やっぱおもろかったです。
羊達の〜とかプロファイルなんとか!の影響じゃなくて
むしろ「きらきらひかる」TV版の影響(笑)で手にとってみたんだけど
これが意外なほどおもろくてついハードカバーの新刊本で
購入してしまった、字は大きめなのに読みごたえのある本です。
法医学現場のノンフィクション。
FBI心理捜査官がどうにもこうにも興味本位でしか読めないのに対し、
(ていうか科学的資料としては有用かもだけど)
きらきらひかる、みたいな人間ドラマがしっかりと描かれていて
おもろかったですね。
おもろいとかいったら不謹慎なのかもしれないので心に響いた。
子供達の目の前で惨殺されてしまった親がいて、
その子供達がどう育ったのか興味がある、というくだりが
あったんですけど、そこはさすがに「ぉぃぉぃ」とか思ったけど、
その辺は科学者ってことなんでしょうね。
著者の方にまったく気負いがなく、かといって興味本位だけの
売らんかな精神で学術性が損なわれてもいないうえに
非常にわかりやすく書いてあるのでお勧めです。

あと自殺を仄めかす人に何も言わないで読ませてみるのも
いいかもしれないとおもった。

何も語らぬ人々は何も騙らぬ人々でもあるんですね。


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