七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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それでもどうにか片付けないと進まないから、窓際にいちばん近い場所のクローゼットの中を片付ける。 ここに服をかけると必ずカビる。ただ今、喪服のアンサンブルをクリーニングにお願い中。(カビ取り&クリーニング)
もう1つかかっていた黒のコートもカビていて、ここに越してきてから一度も着ていないので、思い切って資源ゴミに出すことにした。
あとは、カビてもいいようなものしか入れられない。今はシルバニアのおもちゃが入っているが、 近所のベビー系のリサイクルショップで買い取ってもらえないか訊きに、なんとか外に出た。
臨時休業・・・なぜ出た時に限って休業・・・。
しかたなく、スーパーとダイソーに寄る。
今年も結局、沼津旅行のスケジュール表を作ったので、それを入れるクリアファイル(薄いやつ)をダイソーで購入。 スーパーで野菜スムージーとお茶を買った。
お花屋さんで、先日うちのベタちゃんが亡くなりまして・・・とついしゃべり、しんみりする。
さっさと帰途につくと、飼い主さんは回避しようとしているのに、わざわざ木の陰から顔を出して、 こっちをじっと見つめながら待っててくれるわんこがいた。薄茶のトイプー。プーちゃんはあまり私には寄って来ない子が多い。 その子も顔なじみの子ではなかった。
なのに、めいっぱい待つ気満々だった。
「待っててくれたの?」と私が言うと、飼い主さん「この子怖がりなので、こういうの珍しいんですよ。 でも犬好きな人はすぐわかるみたいですね」
大きなわんちゃんが2頭通り過ぎた。抱っこしていないと吠えてしまうそうだ。 「おっきいわんちゃん、ちょっと怖いんだね?」
「おばちゃん、階段から落ちて足ケガしちゃってたから、なかなか出られなくて・・・ふさぎこんだりしてたから、 本当にうれしい」と顔を近づけると、ぺろぺろなめてくれる。
「あら、さくちゃん、そんなことまでするのね?よっぽど好きなんだわ」と飼い主さん。
「さくちゃん?」とつい反応する私。実は櫻井翔云々の話をすると、「あら、あの日、お誕生日だったんですか? それのショックが尾を引いて階段から落ちちゃったのかもしれませんね」と飼い主さん。
さくらちゃんだからさくちゃんと呼んだりしているらしい。それを聞いたら思わず涙が出そうになってしまった。
やっぱりさくちゃんには弱い・・・。
その後、整形外科の話になり、ちゃんとしたところに行って痛みを取ってもらうと楽になりますよ、と教えてくださった。 ひざを痛めたことがあったらしく、生理食塩水を注射するだけで痛みが緩和されるのだという。 その話、この前どこかで聞いたような気が?リンパの流れがよくなるんじゃないかな?
ただのマッサージだとそれだけで終わってしまうので、ちゃんと理学療法士のいるお医者さんだと、全然違うらしい。
長々と話して引き留めてしまい、ごめんなさいと言うと、さくちゃん最後にお手をしてくれた。
うぅ・・・・・なんでわかったの?おばちゃんが辛いこと。癒してもらいたくてたまらなかったこと。
わんこには必ず通じてる。前もベンチでうなだれて座っていた時、ご近所のわんこがただ一度だけ、その時だけで その後は知らんぷりなんだけど、一度だけぐいぐいリードを引っ張ってきて、私に「どうしたの?」と言わんばかりだった。 そんなこともあったな・・・。
やっぱり人より動物が好きなの伝わるのかな。わんこには知らず知らずのうちに、にこにこしながら近づいていってるんだろうな、 きっと。
さくちゃん、またどこかで会えるといいな。
↓スケジュールファイル表紙。
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