七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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| 2007年09月27日(木) |
自分の居場所(待合室でのメモ書きより) |
カウンセリングで言われた。 「(うたった)そのカフェは、大切な居場所になると思う。うたうことで自分を出せる場にすればいい。 新しい何かがまた開けてくるかもしれない」と。
そうだよね、私らしく私を表現できる場所なんだよね。
「今のスタンスのまま(旦那と離婚しないで)、うまく自分を出せる場所を持って生きるのが いちばんいいんじゃないか?」とも。
汚い言い方だけど、旦那はただの財源。それ以外は何も期待しない。その方がラクだ。 そうは思っても、そんな生活、殺伐としてるなぁ、やっぱり・・・。(-_-;)
カウンセリングの先生はこうも言ってた。 「今日のお話でよくわかった、あなたと旦那さんがどれだけ全然違いすぎてるのかということを」 はい、違いすぎているのです。(-_-;)
「遊び(ものごとを楽しむ)の心がないんだよね、旦那さんには」 はい、ないんです。(-_-;)
人生捨てなきゃ絶対結婚しないですよ、こういう人間とは。他の人はどうだか知りませんが。 でもたぶん世間の女の人は、私よりもっと、こんな奴とは結婚しないでしょう。 だって、結婚したら窮屈な思いするし、ボロクソ言ってさっさと離婚するでしょう。 こんなの耐えられないっていう女の人、世の中にどれだけいることやら。どんだけ?いえ、「いかほど?」by aiko(^_^;)
お金は大切だけど、お金だけじゃない。プライスレスな何か。CMみたいだけど。
よく考えたら、実家の母と私は、本当に同じような苦労してるかも。 なんで自分を殺してまで、あの家に嫁いだのかねぇ?母。いくらキョーレツな求婚されたからってねぇ。 父と旦那は全然違うタイプなのに、なんで娘もとことんムチャな結婚するかねぇ? 母も、嫁入りの別口あったのに、なんであの家に嫁いだのかねぇ?母曰く「ボランティア」だったそうだけど。 「結婚してくれなきゃ死ぬ」って言った父。震えながら泣いて結婚破棄をしないでほしいと母に訴えた旦那も同類。 母はボランティア精神、人命救助。私はストーカー防止対策。(結婚チャラにしたら、旦那にストーカーになられて、 それはそれで自分の人生をむちゃくちゃにされると思ったから) ほんと、どんだけ?!ストーカーされたくないからって、結婚するってか?!(-_-;) まぁ、あの家を出られる正当な理由になるし、結婚式クリアしたらすぐに離婚できると思ってたから。(-_-;)
でも母があの家に嫁がなかったら、私も父と母には出逢えなかったんだよね。 それは血のつながりの有無は関係ないもんね。私はあの家で育ったんだ、そのよさを再確認できた、 あのカフェのあの時間によって。 三丁目の夕日のような世界を味わえたんだ。私には当たり前のような世界だったのに、今の日本には欠落してる大切なこと。 それを思い出せただけでも大きかった、あの場所でのイベントは。
また出よ。これから毎月出よっかな。
待合室で話してる人たちの会話に、初めて共感した。 「夏がいちばんラク。春はお花が咲いてるし、冬は冬眠してるし。(笑)」 「私も冬眠してる!!(笑)」 そっか、みんな冬眠してんだ?(笑)冬眠したいよねぇ?寒いのきっついもんねぇ、このテの病気持ちにはねぇ。(^_^;)
また処方箋薬局のテレビで由貴ちゃんに会った。「うたってきたよ」と心の中でつぶやいた。
帰宅してすぐに、実家の母から電話。母のことを考えてた今日、この絶妙なタイミングを虫の知らせと呼ぶのだろうか? 父が本格的なアルツハイマーと診断されたらしい。もうあまり驚かない。 ただ、治療薬について、新薬にするか今までの薬を倍にするかどうか、お医者さんから言われたらしく、 「そんなのどっちにするかってきかれてもねぇ・・・」と困っていた。 私は「新薬より、倍にすると胃が悪くなるとか言うなら、胃薬飲んででも今までの方がいいんじゃない」と言った。 母は「いつものかかりつけのお医者さんにも相談してみる」と言った。
でも電話を切ったとたん、泣いた。なんで?なんでこんなに苦しいの?なんで生きるのにこんな苦しむの? 誰か助けて・・・って泣いた。泣いてあわてて涙をふいてる時、息子が帰宅した。 息子も私の涙に「どうしたの?」とはきくものの、驚かない。息子にも壮絶な母の姿を見せてしまってる私。 親の背を見て育つってこういうこと?もめごとだらけの家で育って、大人のいろいろを見てきてしまったから、 私もおんなじように息子に見せてしまってる。同じような思いだけはさせたくないのに。
頭痛が相変わらず続いてて、泣くとよけいひどくなるから、きついのは最後は自分だから、涙も止めた。 何事もなかったかのように、クリーニング屋さんのピンポンに出て、「ありがとうございましたー」と言った。
強くなってるかも。あっちこっちからだにガタはきてるけど、強くなれてるかも。 でも時々誰もいないところで、ウワーッと泣きたい。弱音吐きたい。助けを呼びたい。 誰か助けて・・・って。誰にも助けられないけど。救いの場所は自分で見つけるんだ。 だから私はできるだけ、あのカフェに行く。うたう。 カウンセリングの先生も、診察の先生も、「お子さんの面倒はみてもらって、できるだけ一人で行って、楽しみなさい。 できるだけ毎月出て、うたうことで自分を表現して発散しなさい」と言っていた。 来月はスケジュール的に厳しい日程なんだけど、できれば出たい。とにかくうたいたい!!
家に帰る途中は、もうなんだかからだがフラフラだったんだけど、空を見上げたら「秋だなぁ」って感じた。 そういうまだ感じられるこころがあるってこと、自分で大切にしたい。
↓これが撮った写真(もちろん携帯)のうちの1枚。雲が秋らしくなってきた。

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