七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2007年08月07日(火) ぽ組に引き続き怖いもの

ぽ組に書いたばかりですが、あたしの怖いもの、人と言葉です。
今日は息子の歯医者さんの日でした。調子がよくないものの、なんとか出かけました。
でも人ごみでどんどん具合が悪くなって、混んでるエレベータに乗れず、一台見送ってガラ空きのエレベータに乗りました。
お昼を食べても、あまり味を感じられず。そのお店はよく行くところなので、味が悪いわけではなく、
あたしの味覚がマヒしてるだけで。

歯医者さんでいちばんひどい状態になりました。いつもなら診察室に入って、息子のそばにいるのに、
今日は診察室にも入れず、待合室でしかも耳をふさいで下を向いたままでした。先生と話もできない状態で。
受付の方に少しだけ話をしました。でも途中から「少し休ませてもらってもいいですか?」と
また座ったまま、少し泣きました。その間息子は、受付の方が相手をしてくれて、絵を描いていました。

少しだけ気持ちを落ち着かせて、あたしも絵を描きました。あたしなりのaikoの絵。
ポニーテールにフリルのスカート、Tシャツにaikoって描いて。
絵を描いてるとやっぱり自分らしさを取り戻せます。あたしはやっぱりこういうことが好きなんだな、と。
息子も同じように、絵を描いてると楽しそうで、描くとすぐ誰かに見せてます。
あたしの実母も絵が好きで、妹も好きみたいで、あたしの血を引く息子も絵を描くのが好きです。
好きなことは遺伝するんだと、初めて血のつながりみたいなものを感じます。

歯医者が終わってかなりほっとしました。実は最近、歯医者も重荷になってます。その理由はあまり書きたくないので
書きませんが・・・。

帰りがけ、おやつを食べにいつものカフェに行きました。やっと空いた席に座って、さっさとケーキセットを食べて、
息子をトイレに行かせたら、お隣のおばさまに話しかけられました。
「5年生くらい?」と聞かれたので、「はい」と答えると「うちの孫は3年生なの。やっぱりお兄ちゃんね」とおっしゃいました。
息子がごく普通に5年生に見えたみたいです。しかも「(3年生よりずっと)お兄ちゃんね」と言われて、
「そうですか?」と答えながら、泣きたいほどうれしかったです。何にも知らない人から言われた言葉で、うれしかったのは二度目です。

以前「お子さんにちゃんと答えてあげてて偉いわね」と言ってくださったおばさま。
あたしはその言葉を力に頑張れたことがたくさんありました。
今のあたしがあのおばさまに会ったら、「偉いわね」なんて言ってもらえないダメ母です。
恥ずかしいくらい会話の相手ができてないです。あのおばさまの言葉を励みにしなきゃ。

今日のおばさまは「男の子はお母さんに優しいわね」ともおっしゃってました。同じくらいの年頃のお孫さんがいらっしゃるおばさまは、
とても理解度があって、時々何気ない優しい言葉をかけてくださいます。でもまったく正反対のおばちゃんがほとんどなので、
あの年代は基本的に苦手なんですが。

あたしのことを知ってる人の言葉より、あたしのことをまったく知らない人の言葉の方が、自分の力になることがあります。
まったく逆もありますけど。

今日はあのおばさまに救われました。どうもありがとうございました。m(_ _)m

怖いものというタイトルなのに、全然違う内容になってしまいました。すみません。

あたしの怖いものは人と言葉です。って書きましたが、あたしの好きなものも人と言葉なんです、本当は。


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