七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年12月15日(金) しょうがい

中ちゃん、ベストテン2006見たよ、ってダイアリーに書こうと思って、サイトを開いた。

たまたま見ていた報道ステーションで、ベトちゃんドクちゃんのことをやっていた。
見ていて涙が止まらなかった。自分が鬱になってから、息子がしょうがいを持って産まれてから、
よけいこういうことに敏感になった。
でもそれと同時に、私を揺るがすものがあった。
彼らは枯葉剤の影響がなかったら、もしかしたらふつうに双子だったのかな、と。
妹と私は一緒にいられないけど、健康かどうかと言われたらそうも言い切れないかもしれないけど、
たぶん彼女も育児中で奮闘しているだろうけど、とりあえず二人とも生きてる。

ドクちゃんは25歳になって、明日結婚するそうだ。
お兄さんのベトちゃんのおかげで、自分は生きているという自覚が強くて、決して浮かれたりしないそうだ。

なんだか複雑な気持ちになった。
息子はどんな道を歩んで行くんだろう。いつも頭の片隅にある。どういう学校に行くかはまだ見えないが、
進学して就職して生きて行くだろう。でも結婚は・・・正直いちばん見えない。
「僕の歩く道」を見ていて痛いほど実感するが、兄妹がいてもそれぞれに人生があるということ。
テルは自分の人生を生きるということ。
でも息子には兄弟がいない。私と一応同じ一人っ子だ。確かに兄弟がいてもそれぞれの人生だが、
何かの時に支えになることを思うと、いいなぁと思う。旦那と私が先立てば、結婚していない限り、
息子はひとりになってしまう。そのことを考えるといちばんつらくなる。
結婚・・・重い。

こっちの日記に中ちゃんのこと書いた。なんとなくこっちに書きたくなって。
中ちゃん、しょうがいってなんなんだろうね。
病んでるこの世の中、いったい何がしょうがいなんだろう?
自分で何を書きたいのかもわかんなくなっちゃったよ。
あ、中ちゃん、今日久しぶりに中ちゃんのうた聴けてよかった。
息子がね、言ってたよ、「あぁ、このうたかぁ。たーぼーきいたよ!かわさきでみたよ!!」って。
息子の記憶にも残ったみたいだよ、中ちゃんのうた。


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