七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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中ちゃん、ベストテン2006見たよ、ってダイアリーに書こうと思って、サイトを開いた。
たまたま見ていた報道ステーションで、ベトちゃんドクちゃんのことをやっていた。 見ていて涙が止まらなかった。自分が鬱になってから、息子がしょうがいを持って産まれてから、 よけいこういうことに敏感になった。 でもそれと同時に、私を揺るがすものがあった。 彼らは枯葉剤の影響がなかったら、もしかしたらふつうに双子だったのかな、と。 妹と私は一緒にいられないけど、健康かどうかと言われたらそうも言い切れないかもしれないけど、 たぶん彼女も育児中で奮闘しているだろうけど、とりあえず二人とも生きてる。
ドクちゃんは25歳になって、明日結婚するそうだ。 お兄さんのベトちゃんのおかげで、自分は生きているという自覚が強くて、決して浮かれたりしないそうだ。
なんだか複雑な気持ちになった。 息子はどんな道を歩んで行くんだろう。いつも頭の片隅にある。どういう学校に行くかはまだ見えないが、 進学して就職して生きて行くだろう。でも結婚は・・・正直いちばん見えない。 「僕の歩く道」を見ていて痛いほど実感するが、兄妹がいてもそれぞれに人生があるということ。 テルは自分の人生を生きるということ。 でも息子には兄弟がいない。私と一応同じ一人っ子だ。確かに兄弟がいてもそれぞれの人生だが、 何かの時に支えになることを思うと、いいなぁと思う。旦那と私が先立てば、結婚していない限り、 息子はひとりになってしまう。そのことを考えるといちばんつらくなる。 結婚・・・重い。
こっちの日記に中ちゃんのこと書いた。なんとなくこっちに書きたくなって。 中ちゃん、しょうがいってなんなんだろうね。 病んでるこの世の中、いったい何がしょうがいなんだろう? 自分で何を書きたいのかもわかんなくなっちゃったよ。 あ、中ちゃん、今日久しぶりに中ちゃんのうた聴けてよかった。 息子がね、言ってたよ、「あぁ、このうたかぁ。たーぼーきいたよ!かわさきでみたよ!!」って。 息子の記憶にも残ったみたいだよ、中ちゃんのうた。
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