七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年12月01日(金) 銀色夏生の写真詩集

鬱になった14年前の5月、会社を休職中に初めて手に取った、銀色さんの写真詩集。買いあさって何冊も読んだ。
そして今日、やっぱり呼ばれるように本屋に入ったら、銀色さんの写真詩集が出ていた。
なんでだろうね、どこか似てるのかなぁ?自分が書きたいことの言葉が綴られてたりする。
それはノンフィクションでもなく、かと言ってフィクションでもなく。その中間のような言葉。
本でさえ雑誌でさえ選ばないと人の文章が読めなくなった今、久しぶりの銀色さんの写真詩集は、
私のこころに染み込んだ。
ありのままに、強がりもせず、淡々と綴られた文章には、いろんな苦しみを乗り越えたようなリアルさがある。
でもどこか幻想的で。だから私は銀色さんの写真詩集が好きなのかも。
私の詩のスタイルは、銀色さんに影響されてできたものだ。だから自分のサイトの話や詩のバックには
たくさんの写真素材を使っている。最近は自分の写真も素材として使うようになった。

本屋に行く前に、私もなぜか携帯のカメラで写真を撮りながら行った。
公園の木々、葉っぱ、やっぱり私の写真も、銀色さんのと同じように人が映ってない。
映り込んだ人はそのままだけど、あえて人を入れずに撮っている。
だって人より自然の方が正直だもの、真剣だもの。

「生きるということ」「ありがとう」、この二つの詩は、この病んだ世界を生きなければならない私たちに
響いてくるよ。
苦しい時悲しい時には読めない文章もある。でもこの銀色さんの写真は、私たちの心にしゃしゃり出てくることもなく、
すんなり入ってくるから。
よろしかったら手に取ってみてください。って、私が宣伝してどうすんだ?(^_^;)

息子の風邪。どうにか悪化しないで済んでるみたい。←息子のことはたった一行だけかいな?!(^_^;)


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