七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年11月21日(火) たかがドラマ、でもいつも何かを学ばせてくれるものが好き

「役者魂」の松たか子のセリフに泣いた、この前も今日も。
「事実は事実として認めなさい」
「(父母が事故で他界し孤児になって)何でも自分で決めてきたから、人になんて相談したらいいのかわからない」
私には痛いほどの言葉だった。

旦那には、「人に頼らないで自分で決めろ」と言われたことがある。

私も事実は事実として、自分の出生のこと、鬱のこと、旦那の性格のこと、息子のしょうがいのこと、
認めて生きてかなきゃな。

「僕の歩く道」でも毎回泣く。
「ぼくもわらってるお母さんがよかったな」
息子もおんなじ気持ちなんだろうな。
夕方息子を留守番させて、私だけ買い物に行った。が、息子に頼まれていたものを買い忘れて、
息子に指摘されるまで忘れていた。
思い出せない。覚えていられないことも多くなった。
息子に指摘されて「おかーさん忘れちゃうの、覚えていられないの」と、半分怒ってしまった。
息子は「おかーさん、いいよ」と私をなだめた。息子の方が大人だ。
後で、息子が飲みたがっていたアイスココアを作った。普通の母親ならば作ればいいだけのことなのに、
息子はおかーさんが作るのもたいへんなこともわかっているから、「かってきて」と頼んだのだ。

公文の教室をしばらく休ませたいと、今日電話で告げた。
「僕の歩く道」見ていて、名子役のあの子と息子がダブってしまった。
息子も絵を描くことが好きだから、もしかしたらそういう教室に通わせる方がいいのかな。健常児と一緒でも
それならできるのかな。私も子供の頃、絵画教室に通ってて、通ってる時は面倒で嫌だったけど、
いまだに絵を描くことは好きだから。

どうしたらいいのかな。わからない。


追記。

息子は最近「キテレツ大百科」にハマっている。(いつの時代の子供だ(-_-;))
アニ横のイヨッペの語尾の「なり」はコロ助のマネかな?と、以前私が言ったのだが、
最近、身をもって体感したようだ。「なりっていってる」と今日も言っていた。
キテレツなんてどこでどう調べたんだか、いつの間にか見ていた。そして私自身が言ったことすら忘れていたのに、
イヨッペが「なり」と言ってるのと比べて、「ころすけとおんなじだ」と確認していた。
こういうことは教えなくても覚えるんだよね。最近、息子の自閉傾向が強くなってきた気がする。
でもそれは、私の子供の頃の性格に似てる。私も自閉傾向があったといえばそうともいえる。
しょうがいとまではいかない性格の一部なのかもしれない。


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