七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2005年06月13日(月) どんな親でも親は親

息子が好きなドラマ(なぜかこのドラマは毎シリーズの度に見たがる)を見て、また泣いた。
どんな親でも親なのだ。
私たちを置いて出ていって最期は一人で死んだオヤジも、私たち姉妹を別々の養父母に託した母も、
私にとっては親に変わりなく、育ててくれた養父母も親に変わりなく、
そしてその事実を知ってから鬱になり、自暴自棄になって、人生捨てかけてた私も、
息子にとっては母なのだ。

この前、最悪に具合が悪かった時、一人で泣き叫んでいた。
「オヤジ、幽霊でもいいから、怖くなんかないから、出て来てよっ!!!顔も知らないのに死ぬなんて
 ずるいよ!!」

で、エンジンを見て、またじんわりするんだよな。
だって、私が養父母に望まれて引き取られていなかったら、あのホームの子供たちと同じだったかもしれない、
そう思って。

特学にも、そういう施設の子供たちがいた。
その子たちを見るたび、自分の姿とどこか重なり、頑張ってねと心から願っていた。

いつか息子も、親になる時が来るのかな・・・。守りたい人ができるのかな?
息子が幸せに生きてくれることを願う。


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