火曜日、みーちゃんのスイミングを見てたときのこと。

バイトで疲れている私は、父兄席でそのまま寝てしまった。
いつも私の「上手だよ」という身振り手振りを楽しみにしているみーちゃんは、私が寝てしまったのを見てショックだったようだ。
ガラスを隔てているので、普段、声は少ししか伝わってこないのに、
「ママー、ママー」と叫ぶ声で目が覚めた。
泣いてる・・・。
いつもみーちゃんの世話をしてくれる小学生のおねえちゃんたちが、
みーちゃんをなぐさめている。
私のほうを見上げて、またみーちゃんに何か話している。
みんなが私の方を見上げる。恥ずかしい。
そのあと、順番が来てビート板で泳ぐみーちゃん。
泣きながら泳いでいる。
先生に何か言っている。
先生も私の方を見上げる。みーちゃんに何か言っている。

あとで「何て言ってたの？」と聞いてみました。
「ママが寝ている、って言ったら、
○ちゃん達が、大丈夫だよ、ママ、起きてるよ、って言ってくれた。」
「先生にママが寝ている、って言ったら、先生もママの方を見て、
ママはちゃんと起きてるよ、って言ってくれた。」
だそうです・・・。
寝てたくらいで泣かないでおくれ・・・。


さて、久々にバイトの話。
もうやめたいな、と思っているのですが、
ちょうど保育園に申請の書類を出す時期でもあり、すごく迷い中です。
今のバイト、時間的にはとってもいいので。

慣れてきたので、以前のようにあれこれ思うこともなくなりました。
いろんな人がいて楽しいです。
いいなぁ、と思うことも、あります。

栄養士さんは、２０代前半のとってもかわいい人です。
彼女はおかずを盛りつける時などに「これ、おいしそうですねー」と
よく言うのですが、その言い方が本当においしそうなので、
「この人は、ほんとうに料理とか食べることが大好きで
こういう職業についたんだなぁ」と感じさせられます。

それから、私と同じところで盛りつけをしているかわいい人。
でも、もう小学生のお子様がいる。
ときどき話題をふってくれるのですが
「天然？」と思わせる内容だったりします。
そんな彼女、こわいおばちゃんに対しても、ムツとした様子も見せず素直に一生懸命働いていて、そういうのってすごく好感がもてる。
私なんかは、人間が出来てないので心の中で
「だったらお前がやれー」などと思ったりしているのですが、
彼女はきっとそんなことも思ってないだろうなぁ、という感じ。
見習いたい。できないけど。

少し相手のことを知ると、少しステキさがわかって、
だんだんと好きになったりする。

あとすごい物腰のおばちゃん。
「ねぇ、ちょっと、これ、何のマネ？私にやれってこと？」(「牡丹と薔薇」の「かよ」のつもりで読んでみてください）
最初はこわかったけど、こういう人なんだ、と思うようになりました。
他人にむかってああいう言い方が出来るって、ある意味、すごい。
私もきつい言い方をすることはよくあるけど、
それは、みーちゃんに対してとか、やっちゃんに、とか、
ごく親しい人に向かってのこと。
私のようにおデブちゃんで器量の悪い人が、
他人に対してそういう言い方をしていたら、やっていけないのです。
あのおばちゃんは、今までそういう言い方でも
許されてきたのだよなぁ、などと想像する。
もしかすると若い頃、もてたかもしれない顔。


最近の私の楽しみは「牡丹と薔薇」の再放送。
バイトから帰ってきて見ている。
この前、台風のとき、みーちゃんと一緒にみました。
ちょうど、かよがぼたんに「この役立たずのブタ」と言うシーンでした。
それを見たみーちゃん。
「あの子、おかあさんにあんな風に怒られてかわいそう」
そうか、みーちゃん。
あれは子どもがお母さんに怒られるとこに見えたか・・・。
こんなママでごめん。