特養に入所しているおばあちゃんのところに お見舞いに行ってきました。 実家の両親と姉の家族と一緒に。
おばあちゃんは、元気にしていました。 いちばん後に生まれたみーちゃんのことは、 あまりよく覚えていないようでした。
家族みんなで行ったので、 すごくうれしそうにしてくれました。 「夢をみているみたいだ」と言っていました。
普段はとてもさみしいのじゃないのかな、と 思いました。 老人ホームの生活って、つらいだろうなぁ。 昔の人なので、となりの人に気をつかったりして ラジオを聞くこともしてない。 イヤホンとかで聞けばいいのに、と思うけど、 それもしてない。 おばあちゃんは、野球中継や相撲が大好きだった。
窓のむこうは壁で、そのむこうはお墓だそうだ。 いつもしめられている。 外の空気もあまり吸わないのかなぁ。
お見舞いにいくと、 さみしくなる。 職員さんもたいへんだろうなぁ、と思う。 お世話することが、というだけではなくて、 入所者のこころのこととか、いろいろ。 きっと、もっといろいろやってあげたいけれど、 手が回らないのだろうな。 そういうのって、苦しいだろうな。
「老人ホームで働きたい」と思ったこともあったけど、 私には、やっぱりできないことだったなぁ、 なんて思う。
私たちが帰るとき、おばあちゃんは、 外まで送り出してくれた。 ホームの庭には芝生があって、木があった。 そこでみーちゃんといとこのおにいちゃんは、 はしる競争をした。 負けず嫌いなみーちゃんは何度も何度もはしった。 マラソン選手のようだった。 みーちゃんも、大きくなったらトライアスロンやるか?
夕方くらい、入所者が庭を散歩してても いいような気がする。 庭には誰もいない。 できないか・・・、職員さんもたいへんだし。 外の空気を吸うことは、 私が思うくらい必要なことではないのかな。 よけいなおせっかいか。
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