夏目久美の生きてりゃ上等!



夏目久美の生きてりゃ上等!


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●KUMI NATUME●
2007年07月21日(土)    W杯に連れてって。5 アジア杯 日本代表 対 オーストラリア戦


 アジア杯 日本代表 対 オーストラリア 戦

 1−1 延長+PK




心臓に悪いよー。






 前半後半延長戦合わせて120分+PKって。

 めちゃめちゃ心臓に悪いよー。



 思わず、延長戦までの5分。
 正座しちゃったくらい心臓に悪いってばー!

 (謎)

 

 選手は勿論。

 オシム監督、及び情報収集したスタッフ一同、
 コーチ陣。




 ありがとう!有り難う!


 オシム監督ーーー!
 選手達を勝たしてくれて
 有り難う!




 (この先心配な所。課題は見えますけどネ☆)




 選手達、それぞれ…。格好よかったよう。
 (書いてない選手もねっ!)




 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




 「負けるー。今日、日本は負けるに違いなーい。
  負けてしまえー。」




 「何呪いかけてんのよっ!(涙)」


  ↑いぢめられている。いじられてもいる。




 「だからさあ。もう前回のアジア杯観て悟ったんだってば。

  『こんなチーム応援すんのが恥ずかしいっ!』と…。」



  (注意※↑この人は基本、日本人選手は眼中に無い。…筈だが。
  どうしてもチェックだけはしてしまうサッカー観戦バカらしい。笑)





 「優勝した前回のアジア杯で?
  W杯観てじゃないんだ?
  珍しい人やねえ。」





 「観るとつい応援はしちゃうんやけどねえ。(笑)」





 「あんたのは応援と言うよりはあ…。」





 オシム監督と一緒のポイントで叱りつけ、クレームつけてます。

 一緒というか。先か。

 こやつが。

 「こらっ!!」と叫ぶと。

 次の瞬間TV画面が怒りのオシム監督を映し出してます。





 オシム監督と友達になれるんじゃないの?(爆)





 そーいや。オシム監督が目指すサッカーの前からずっと。




 「日本って、体格は無いし、フィジカルは弱いでしょ。
  だけど…器用なんだよ。

  だから、もっとサイドチェンジしたり。
  入れ替わりの激しいサッカーしてほしいんだ。」



 とか。言うてましたが。

 叶って良かったね。



 お陰様で 「やれば出来るじゃんっ。まだまだだけどっ。」

 と、呟いてますが。


 (だからアナタは何様だと…。)


 こういう手法はイタリアのサッカーに近いそうですが。



 ………。


 世界ランキング1位の国と比べないで下さい…。(涙)
 



 で。本番です。



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 「これは…。」
←今までと比べて喰い付きがいい。
 

 日本攻めてます。

 巻の惜しいシュートやら。

 高原のシュートやら。

 ケンゴのシュートやら。


 攻めてんだけど…。あと一歩で決まらない。



 オーストラリア攻められるんだけど。
 サンドイッチ大作戦(ナニ)で護りきる。

 点、取られない。


 

 そして前半が0−0のまま終了。


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 後半。しばらくしたら。


 オーストラリア、先制点ゴール!!!




 「嘘。」




 「あーあ…。」




 「………。今が1番選手苦しい時。
  応援したげてぇーーーー。(涙)」





 すると。あれ?1分程しかたって無いんですけど。




「「高原!!」」
←ゴール!



 同点ー!!




 「なんなのっー。高原はいったいなんなのっー!!
  格好いいー!格好いいっー!!

  遠藤、俊輔と来て。で、巻、相手DFミス。
  すかさず高原フェイントしてゴール!!!」





 「高原…。一流選手に成る為に、性格改善しただけある…。
  それと。
  怒りの川口見て『やったるで』思ったんだなぁ…。」



 (よく観ると。川口さんが自分自身への怒りの為、
  自分の膝をバシバシしてました…。涙)




 「!?

  …高原さんって…すげー気が強くて、落ち着いてて。
  でもちょっとやんちゃな大人に見えますが…?」





 「高原は、前は…。
  どっちかてぇと。シャイ。内向的。気使いしぃ。」





 「まじでっ!?」





 「MFでそれなら兎も角。FWだと…それだと…。
  だから努力して性格改善して。
  積極的に監督とかにも直談判するくらい。
  言葉も覚えて。
  あっちで努力したんだよ。
  全ては…一流選手に成る為。」





 「(涙)

  今度から高原様と呼ばせて頂きます。」


  ↑そんなキャラ違うから却下。



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 でもって。




 後でゆっくり。
 この先制点されたのと。
 同点シーンの俊輔センタリングとか。高原シュートとか。
 皆の喜びと。川口の喜びを。
 観ていて。



 気がついた。




 ハードディスクを止める。

 巻き戻す。スローで止める。



 「あ。」



 と。私がこのシーン。目を瞠ったのは…。

 

 俊輔。


 ……中村俊輔だ。


 オーストラリアが先制点入れて歓喜の中。
 日本は嫌なムードで。

 対戦相手は選手交代中。


 その間。


 センターサークルで。ボールを挟んで。


 俊輔と巻が話してる。





 この人は…人達は。オフェンスは。

 切り替えてる。

 オーストラリアが歓喜で気が緩んでいる時を、
 隙を、見逃して無い。



 ……何て人だ。




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 そして。ゲーム支配率は日本にあったような試合展開。

 でもなかなか追加点が…。

 いいんです。潰し狙いさえ無ければ!(よくないだろ。)


 と思ったら。当の高原様が肘鉄受けてますが。(ガク)


 オーストラリアは1名退場。


 「一発レッド?」




 「ふふ。まだまだ甘いねっ!」




 「なに?なに?」




 「サッカーは各選手のポジショニング観れるようになったら、
  面白いんだよ。
  ボール持ってる選手や好きな選手だけ観てたらダメよん。
  相手のもポジショニング観るん。
  日本代表だからとか。ご贔屓クラブだとかだけじゃなくって。

  で、色々観て行くとね、先が読めるんだよ。
  このチームだと点入るパターンがこういう時とこういう時と…。
  ってね。」




 「前そう言うから、なるべく観てるんやけどー。
  なかなか難しいん。

  で。一発レッドカードじゃないん?これ。」




 「審判の見てるところ、見てないところ。
  ボール関係ないところ。
  そんな所で奴は高原にちょっかいかけ続てたんだなあ。実は。

  さっきの肘てつ一発だけじゃないんだなぁ。

  だから、レッド。」




 「!!!」



 納得。 




 高原も何とか復帰して来て、ゲームは続行。


 何度もチャンスは作りつつも…決定打が…。




 「うーん。これは…。何でか解る?」




 「へ?…なんで?」





 「三列目がもっとミドルシュート打って行っていい。これは。
  前のベトナム戦がそうだったように。
  そうすると、相手は三列目も警戒してくるから。
  オーストラリアDF陣が崩れるきっかけが出来る。
  啓太とケンゴが打てばいいんだよ。

  それと。怖がらずにドリブルで中に入って行けば…。」

 

 
 「ケンゴ、打ってるよ。もっと打つの?

  啓太…足痛いんだよ…まだ。」



 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 延長戦まで行きました。


 後1点ー。1点欲しいよー。俊輔ー。俊輔ー。←心で願う。
 俊輔ゲームメイクして、いいとこまでは行くのになあっ。
 あと一歩。後一歩。ラスト…。


 苦しい時間帯で。


 その中に響き渡る女の子の声援。


 「にっぽん、がんばれー!」



 私、↑この娘
 好きだ!!


 (こんな所で告白ですか?私。)



 観客少ないと。
 ご贔屓の選手の名前、叫び放題で届いてイイですネ☆


 (そういう問題なのか?)



 まあ、色々あって。加地が足痛めたり。(嘘ーーーー。涙)
 駒野が腰から落ちてもんどりうったり。(涙)

 阿部ちゃんがイエローカード貰ったり。
 (次試合、何かあったらどーすんだーっ。
 坪井、最高レベルで準備しといてー!)

 中澤が最後の踏ん張りで上がって来たり!




 試合はPKにもつれ込みました。



 川口来たーー!!!!






 キューウェル登場。


 「これ。川口、先に止めたら…。優位に成る。」



 川口、
 止めましたっーー!!!
 神がかってます!





 中村俊輔登場。



 「日本、一人目、俊輔?入るね。」




 「当然。入るでしょ。」




 この人、
 とんでも無い所に決めました!(笑)



 ちょっと。

 予想以上にとんでもなかったんですけど!?

 何打ってんですか?これ。


 120分間。前に後ろにと走りまわってましたが、
 どこにそんな繊細かつ大胆なコース選択する気力があるんですか。
 教えて下さい。
 是非、教えて下さい。



 ニール登場。


 「あらら、オーストラリアってば…。」




 「何?」




 「これ、入らないよ。」




 「? なんで?」




 「この選手、足つってたじゃん。」




 「そんなもん?あ。…川口セーブ。ほっ。」




 「オーストラリアの監督、采配ミスやね。
  PK最初らへんで足つった選手出したら駄目。」




 遠藤登場。



 「次、遠藤だから、入る。

  おっし!入った!」




 カーヒル登場。


 「あああ。入れられたかあ。でもまだ大丈夫。」
 



 駒野登場。

 
 「次、日本…駒野。どうかな。」




 「駒野、大丈夫。確か練習PK罰ゲーム走ってない組。」




 「それ罰ゲームじゃないでしょ!(笑)」




 「ほら。入ったv」




 カール登場。


 「次どーだ。川口。
  あ…入っちゃったかあ。まだまだこれから。」




 高原様登場。



 「次、日本、高原!」




 「…外す。」




 「なんで?高原だよ?」





 「…今日高原がどれだけ走ったと…。
  1番走ったんじゃないかな。

  最後らへん、足上がってなかった。」





 「!!…外したあ。

  でもいいよ。
  だって。高原だもんっ!
  高原でもし負けたとしても、今日はいいんだよ。
  負けるつもりはさらさら無いけど。」




 カーニー登場。


 「入ったかあ…。…って事は。」




 「日本4人中3点。オーストラリア5人中、3点。

  …次、日本5人目。

  決めたら。勝つ。」





 「最後は…中澤!」



 中澤登場。



 「中澤か。ふっ。勝ったわ。」




 「…何で?」




 「今日の中澤のプレー
 見てたら解るやろ!」




 「はいv

 おっとこ前でございましたv」





 


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