夏目久美の生きてりゃ上等!



夏目久美の生きてりゃ上等!


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●KUMI NATUME●
2006年10月15日(日)    セーラ服と機関銃






 長澤まさみちゃんヒロインでTVドラマって。

 可愛いから、買い!(観る!)


 ああ、赤川次郎さん有り難う!許可出してくれて有り難う!(涙)





 赤川次郎さんといえば。
 ライトノベルズで、当初のほうのは全て読破しましたが。

 読み易いと評判で、しかも軽く面白い。

 だいたいあのテの本はキラキラした簡単な世界が売りな筈なんですが。

 赤川さんの描く主人公がその枠にハマらず、多彩。


 中年の親父が主人公の時は流石に、
 5ページ読むまでが大変でしたが。
(何せ当時中学生ですので。そりゃそうですよ。笑)

 その他に印象的なのが後妻に入った女性の話とか。

 中高校生ターゲットでそれでいいのか!(笑)と突っ込んだ思い出が。

 初期の勢いが好きでした。

 途中からはあまりの大量生産っぽさで…ダレが…。





 でもコレは。小説読んでなく映画で済ましました。
 (あけだけTVでやってたら観るだろ。)


 薬師丸ひろこさんの若かりし頃の目が…。目が…。もうね。
 「野生の証明」ってのが何かあったようだけど。

 欠片でも↑の彼女の演技中の目を見ると、
 ひきこまれるんですね。エネルギーあって。



 赤川次郎さんの描くヒロインというのが。

 どれも少女向けだったので、ライトな内容なんですが。

 「凛」としたイメージが好きみたいで。

 背筋がピンと伸びた、真っ直ぐの眼差しの少女っていうか。

 よく見るのが、「昔の映画の女優さんのような」みたいな表現?

 多分、原せつこさんだとか、吉永さゆりさんとか。
 何とか。そういう時代の。

 そんな時代の女優さんの生きる姿勢を指していると思うんだけど。

 ただ可愛い可愛いのアイドルアイドルした軽さというよりは…。

 知的っぽい10代の少女がヒロインに多い気がしてたな。




 そういう意味で、ココに「長澤まさみ」ちゃん持って来たのは、
 合格だと思いました。

 女優だよね。アイドルというよりは。

 目が良くないと生きない役って…あるよな。




 小説に思いいれは深く無いので、自由に見れます。
 
 映画の思いいれ…?は。
 時間経ってるから、もういいんではみたいな感じだし。

 そんなに固執する程の重大傑作という訳でも無いし。(えっ!)


 娯楽向けだから、ヒロインは兎に角可愛く凛々しく。
 話はひたすら明るく。
 そして後半は対比してひたすら……みたいなんで泣かせる。

 それさえ押さえてたら。大まか合格点がつくような気がするし。




 後半は…。

 日本人が造るなら。最も得意とするジャンルな気がする。

 あの裏街道の重みや迫力は、
 ハリウッドがもし真似しても。
 役者さんが日本人でないと出来ないだろう。
 セットも。

 日本人のその手の役者さん達は…。

 もうね、発声からして迫力が違うんだよね…。

 時代劇の歴史みたいなもんが根付いてる日本だからこそ、
 演技出来る役者さん達が居るというか。



 ただ、今の時代で。
 表立ってあそこまで派手な抗争が有るかといえば疑問ですが。(笑)
 (誰か1人狙うってのが現実でたまに有る事だよな…。)
 現実だとあれだと、
 佐久間さんのみが狙われるだけで終るだろう。(涙)
 しかもちっちゃいシマがそんなに魅力的かどうかも謎で。

 ああ、だから大量のヘ○インが鍵なのか…。=金だからか。





 誰かが「青少年への影響云云」と書いてたのを読んだけど。


 コレだと。思いっきり「まっとう万歳話」ではなかろうか。


 何せ、道を外れてしまって迷い来んだ仁侠の世界。

 (しかもだ。
 目高組は株で利益得て生活して。
 後は自衛団みたいな事しているだけだという
 ほとんどボランティア団体に近い『組』と言うのに笑える。
 しかも『暴れん坊将軍』によく出てくる
 『め組』の流れって!火消し団体かよ!
 現代現実では有り得ねっーーーー!笑)

 ついつい汚い流れに対抗せざるを得なくなった彼らが

   ピー  されちゃう話なんだし。



 あんなお気楽陽だまりなような精神だと、
 そのテの世界では ピー て行けませんよって話だよね…。
 

 ただ、その中で「父の死の原因を突き止めよう」とするヒロインだけは。

 元の世界に戻す為に。護りたい。

 色々あって。自分達はこんな生き方しか出来なかったけど。

 だけど、ヒロインだけは。
 まだ若く女の子で。未来が有って。
 しかも、当たり前の事を当たり前に感じて。
 真っ直ぐに生きて行く女の子。
 しかも時には自分の為に…。みたいな健気さを持つ。


 彼女の為に。何か残したくて。だけど出来なくて。

 だったらせめて彼女の命だけは護りたい。



 彼らの希望の星が名前のとおり 星 泉 ちゃんなんだろう。




 

 ある意味「カリオストロの城」(悪人なのに何故か護っちゃったルパン)
 ある意味「風の谷のナウシカ」(母性という点で)


 

 ただの娯楽作品。されど娯楽作品。



 佐久間さん(俳優・堤さん)の
 泉ちゃんへの愛情(想い)を、歌にのせて。
 (歌もコレじゃないと、意味が無いセットで作品です。)
 (これは表には出さないままのラヴストーリーだよね?)




 観ます。






 BGM 薬師丸ひろこ 「セーラ服と機関銃」




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