も*う*は*う*け*い*じゃ*な*い*か*ら♪
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2009年02月01日(日) 発病!だがしかし

映画のワンシーンで
タイトルが思い出せないんだけれど
みんなわからないようなので
もう一度だけ
なるべく詳細に
脳みそを振りしぼって
書いてみよう
映画の冒頭
主人公がね確か女の人だったっけかな
その女の人が施設だかなんだかに取材に行くと
施設の人はみんな全裸で
その全裸のわけを
回想していくのが本編だったかな
だから本当の主人公は
その施設を作った人かもしくは
全裸生活のきっかけを作った人
映画はその偉人伝かもしれない
ラストシーンには
冒頭取材に訪れた女の人も取材のために
全裸になったんだっけか結局脱がなかったのかな
確か
ここ数年くらいの映画だと思うのよ
ミニシアター系のマニアックな映画じゃなくて
全国公開した結構メジャーでヒューマンな映画だったと
思うんだけども
今思えばDVDで見た記憶もあり
公開規模はあまり参考にしないほうがいいかもしんない
いやでも映画館で見たっけかなあ
両方見たのかなあ
とりあえず
映画のワンシーンが思い出せないと
気持ち悪いんで
もう一度
とにかく誰か教えてください

映画の話になったので
ついでに思い出したんだけれど
いい役者の演技芝居を見ると
もうなんてえの
女性で言えばじゅんっとなる感じ
濡れまくりな感じになるよねえ
個人的に
っていうか
数年前までは映画好きの間でしかなかった認知度が
まあ今ではオスカーも獲得して
すっかり世間的評価も高いんだろうけど
圧倒的な存在感と圧倒的な演技力
今はやっぱり
ベニチオ・デル・トロと
フィリップ・シーモア・ホフマン
なんだけれども
昨年そのフィリップ・シーモア・ホフマンが脇を固めた
チャーリウィルソンズ・ウォーという映画があってね
トムハンクス演じるお気楽議員が
コネや権力を使い莫大な武器と金を援助し
でソヴィエトからアフガニスタンを救う
という映画なんだけれども
ご覧になった方も多いんじゃないでしょうか
酒と女好きのお気楽議員ということで
日本での宣伝文句もコメディーとして扱われてたのだが
実話をベースに作られた非常にアイロニカルな映画なのだけれど
劇中
禅の話が出てくる
正確に言えば中国の故事なんだけれども
馬を贈られて喜ぶ少年を見て
いずれわかる
落馬して骨折してしまった少年を悲しみ
周りの人が馬を殺してしまう
いずれわかる
しかしその骨折が原因で
少年は徴兵に取られず済んでしまう
いずれわかる
うろ覚えなんだけれど
まあ簡単に言えば
物事をその場ではわからなくても
長い目で見れば
良いことには悪いことの兆しがあり
悪いことには良いことの兆しがある
良いことは実は悪いことかも知れぬし
悪いことは実は良いことだったりもするわけで
つまり
莫大な金と武器で
ソヴィエトをアフガンからの撤退に成功しても
その後の処理を誤ったおかげで
9.11を引き起こしアフガン戦争で
アメリカは自国が調達した武器と訓練した兵力の前に
痛い目に合わされてしまう
という非常にアイロニカルな映画であったわけだが
かくして
私はICUに移動し
点滴のチューブや心電図のコード類その他諸々つながれ
24時間体制で監視されるのだけれど
何度も書いたとおり
身体が動かない以外は
意識もはっきりしているし
自分的には
基本元気
ベッドに必ず一人医師なりナースなり着くのだが
起きてるときは
お互い無言でまるでお見合いみたいな
微妙に気まずい空気
寝ようにも
そんなじっくり見られては
落ち着いて眠れやしないわけで
だがしかし
動けないのだし
それまでの過酷労働もあったから
まあ一眠りして目を覚ましても
やはり彼らはそこにいるわけで
目を覚ましても声をかけてくれるわけでもなく
ただ観察するのみで
非常に落ち着かないこと山の如し
しかし
人間不思議なもので
点滴で栄養補給したからなのか
そんな状況下でも
やはり
トイレを催してしまう
我慢すればするほど
トイレに行きたくなる
その度に
ナースにオシッコを取ってもらう
そうしてナースへの謝罪を繰り返しながら
一夜明けると
身体はだいぶ動くようになり
歩けるようになった
食欲も出てきて朝ごはんも全部食べた
全部食べた?
全部食べてしまった
つい
勢いあまって食べてしまった
嫌いな牛乳でさえも
そう
私は牛乳を飲むと
すぐ排泄が来るのであり
当然5分後には
大きいほうがしたくなった

もちろん
ベッドでうんこするほど
私のプライドはまだ折れちゃいなく
しかしながら
いつまで続くかわからない入院生活
うんこをしないで過ごすには不可能であり
大きいチリトリみたいなものを
ケツの下に入れてウンコしなきゃいけない
ならば我慢に我慢を重ねて大量に放出するよりも
今のうちに出しておくべきか
しかし
ウンコをすると同時に
おしっこも出たくなるわけで
隣のおっさんがそうだったように
おしっこならナース一人で済むものが
これウンコなら
ウンコを担当するものオシッコを担当するもの
お尻を拭くもの衣類を上げ下げするもの
つまり大所帯で
一斉に世紀を観察され
一斉に排泄する姿を見られ
そしてあとでくすくす笑われるに違いなく
どうすべきか
ウンコみられるのが恥ずかしいからといって
もらしてしまっては本末転倒
そんなことを考えているうちに
私の肛門は限界点に達し
なんだろう
私は無神論者で
もちろん
あらゆる宗教にのめりこむ人に対して
私は差別しないし
誘われてもそれは断るのだけれど
ジーザス!神様!南無三!
と叫びたくなるときだってある
結論から言えば
私のそんな葛藤は杞憂に終わった
ウンコしたい旨をナースに伝えると
歩けるようになったから
トイレでしてもらって構わない
と御託宣頂き
晴れて私は
誰にも見られず個室で
まるで獣のような
ありえない色のウンコを
ありえないくらい大量に
神に感謝しながら
大量放出したところ
その音は病棟に大きく響き渡ったのだけれど
ともあれ
その日のうちに
私はICUを卒業し
一般病棟に移動したのであるが
それから
私の体調は日を追うごとに回復し
すっかり元気になった数日を経過しても
なかなか
退院許可が下りない
というのも
私が倒れた低カリウム血性周期的四肢麻痺
そもそもカリウムというもの自体
普段下がることは
そうあるもんじゃないらしい
勿論倒れる前の数日間も
私の生活にカリウムが下がるような行為が見当たらす
つまり
病名は判明しても
その原因はわからない
つまり
また再発してもおかしくはない
事実
倒れるほどの症状はなくても
今から思えば軽い症状は今まで何度もあった
原因を究明せねば
退院できない
でまた
エコーだのなんだの
検査の日々を過ごし
数日後原因が判明した
どうやら
甲状腺が肥大し
甲状腺ホルモンが異常に分泌され
つまり免疫が過剰なため
新陳代謝が異常に活発なため
カリウムに影響を及ぼしている

そしてその病気は
バセドウ病と言うのだと
医師が言うには
確率的には何百人に一人
女性に多い病気ということで
女性の方はご存知の方も多いでしょう
皇后美智子様もバセドウ病だとか
ウィキペディアによると
クレオパトラやみやむーもそうだったとか
ネットでバセドウ病の有名人を検索しても
かなりの大人数で
病気がそれだけメジャーということは
治療法も研究開発されてるから
そこまで深刻になる病気ではないと
だがしかし
バセドウ病の完治には
長い年月をかけての治療が必要で
ということは
今回の低カリウム血性は
残念ながら一過性のもではなく
いずれまた起きる可能性だってあるわけで
退院した今も
私は毎日薬を飲み
定期的に血液検査を行い
治療の真っ只中ではあるのだが
ここで
点が
線になった
バセドウ病には
なんらかのアレルギーを持った人が
かかる比率が高くなるらしく
そう
私は生まれながらのアトピーで
そのアトピーが
バセドウ病に影響した
そう
いずれわかる
一過性のもではないと悲観しても
いずれわかる
専門医に話を聞くと
新陳代謝が異常だと
そう
この日記を何年も前から読み返してほしい
私は異常なまでの汗かきで
性行為中に激しい汗をかきそれがコンプレックスだと
いずれわかる
そう
それはけして肥満のせいではなく
実はバセドウ病の影響で
なんでも私は
普通の人の通常時
ジョギングしているくらいの代謝があり
いずれわかる
そう
その汗かきのせいで
チンコも持続力がなく
私は真剣にED治療を考えたものなのだが
それは全てバセドウ病のせいで
いずれわかる
そう
私は今治療中で
毎日薬を飲み
ホルモンの数値がだいぶ落ち着いており
そう
そのおかげで
あれだけかいていた汗が出なくなった
ということは
そう
この日記の中断前はED気味で
オナニーすら不調だったにもかかわらず
汗をかかなくなったおかげで
ちんこに
勃起力が戻り
オナニーができるどころか
性行為も
まあ若い頃に比べるとそりゃ落ちるが
チンコに持続力が戻ってきた
そしてカタイ
そう
いずれわかる
病気になったおかげで
今までの不調が嘘のようにおさまり
勿論
今でもたまに軽い低カイルム血性が
出ることもあるのだが
緊急用の薬を携行し
定期的に検査することで
内臓各種の数値も管理できる
毎日薬を飲んではいるが

人生で初めて
健康である実感を感じるのは
やはり
チンコが人並みの硬さと持続力を取り戻し
もちろん
そのチンコを使う相手は
未だにいなかったりするのだけれど
いずれ来るおまんまんさんのために
私のチンコは
発射準備オーライ
私は
晴々した気持ちで
チンコを握りながら
声高らかに
叫びたい
俺ちん
34歳独身
バセドウ病発病
だがしかし
だがしかし
だがしかし。



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