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■ 降参〜〜〜
今日、初めて来たシーズーのおばあちゃん。 17歳と4ヶ月・・・。 同居犬のペキニーズは、ウチのお客様だったんだけれど この子は高齢で、耳も目も×なんで飼い主さんがバリカンで 丸刈りしていた(飼い主さんは美容師さん)。 ところが、飼い主さんがギックリ腰で動けない為にウチへ。
やる前に、心臓をチェックしたが雑音が無い・・・元気そう。 がしかし・・・片目がひどい目ヤニで見えない。 お腹に大きな乳腺腫瘍がある。 皮膚炎がひどい・・・。 とりあえず、体のカットを済ませることに。 が、台の上を動き回るし、怖いのだろうビビッてバタバタ、 仕舞いには叫ぶ! あまりにも危険なんで、床で作業をやってみたり、 妹に抱かせてみたり・・・数分後、なんとか作業終了。
次に爪切り、耳掃除。 そして、目に作業を移す。 ここで、詳細が判明。 どうやら、角膜に傷がついているようだし、 更に目ヤニと眼球が引っ付いているよう。 この状態で、目ヤニを取るのは危険だ・・・と判断した。 更に、犬も目の周囲を触ると痛がって大騒ぎ! (軽く押すと、膿状のものが出る) ただの目ヤニならふやかして取ってあげたいところなんだけど カサブタ状態の目ヤニはちょっと、手が出せない。 目にシャンプーが入るといけないので、 足と背中と腹と尾のみを消毒入りのシャンプーで洗うことにし、 妹に頭部を押さえてもらい作業を終了させた。
結局、頭部や顔をカットするのは断念することにした。 犬がどうしても嫌がるし、無理して今ここでやるべき?って 自問自答して、止めにすることに決定した。
送り届けた際に、飼い主さんに事情を説明。 目はできるだけ早く病院へ連れて行ってもらうように頼み、 カットが中途半端なのも謝った。 病院で働いていれば、このようなケースの子が来るので ちゃんと出来ていたんだけど、ウチは病院ではないから、 目薬も無い(適切なものがね)し、獣医では無いのだから、 「餅は餅屋に」精神で・・・。 しかし、お客さんからは、お礼を言われてしまった。 「無理を承知で頼んだんだから」って。 「ちゃんと、診てくれたんですね〜」って。
考えてみると、手を抜いているわけではないけれど、 開業してから作業内容が若干変わってきている。 わかりやすいのは「爪切り」「耳掃除」かな?
2004年06月12日(土)
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