珈琲の時間
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秋口に伸びきって途方にくれていたスイスチャード。 2年間は色付きホウレン草のような姿を維持していたのに 突然にょきにょき伸びて花だかなんだか解らない 黄色い細かいイボイボを付けて扱いに困ったね。 調べようにも見た全てのハーブの本に載って無いのだもの。 バケツのような大きめの鉢植えで気付けば高さは1メートルをはるかに超えていた。
記憶が正しければこいつは2年草。 てことはこのイボイボはやはり花か何かで種がとれるかこぼれ種で増えても良いはず。 しかしあいまいな根拠の無い記憶だけに不安。 若い元気な芽を摘み取って芽刺しも駄目もとでチャレンジしてみよう。 種の保存の可能性として実験なり。
そんなんで摘み取られて暗室の花瓶に放置されたスイスチャードの若芽君達。 たぶんダメだろうなーと思いながらも水に漬かりっぱなしで腐っていく 周りの葉を何度となく取り除き、思い出した時だけ水を替える。 全く陽が当たらない為に葉緑素が作れず 白っぽい新芽が中央に伸びて来たのを見つけてはほのかな期待を抱いてみたり。
今日なんとなしに切り詰めてあった茎を良ーく見てみると 根っこが出ている物が2つあって感激しました。
諦めずに暗い中で生きようとしていた。 暗い中に置いたのも切り詰めたばかりで日向に置くより 体力的に楽だろうという狙いもあったのだけれどね。 それが良かったのかどうかは解らないけど このまま順調に根が伸びたら土に植えてあげよう。 頑張れー。頑張れー。頑張って大きくなれよ−。
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