お気に入り・選抜映画感想日記
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 エレファント

実際にアメリカ・コロンバインで起こった、高校生2人による、校内無差別銃殺人を元に作られた映画・・・。すごく、話題になった作品です。

役者のセリフは、ほとんど、アドリブ。
それも、ストーリーのための、セリフではなく、それぞれの関係・キャラを浮き出す程度のセリフしか、使われていない。
だいたい、ストーリーらしきものも、ない・・。

淡々と描かれる、ハイスクールへ通う、生徒達の一面・・。
その中の2人の生徒に、さりげなく計画され実行された銃撃・・。

ドキュメントではないが、
実際に起こった事件の、不可解さ、未解決の結果が、上手く表現されていた。

だいたい、思春期の犯罪は、社会的には解明されない動機なき犯罪が多いのだけに、その点を考えると、この作風は、大成功だったかなと・・。

ひたすら、見る側に、強い問題意識を与える。

銃による犯罪や暴力は今も続いている。
動機はあいまい・・
事件は未解決。

そんなメッセージが、びんびん伝わってくる。

ラストは印象的。
クレジットが完全に消えるまで、目が離せなかった。
じーーーーーーーーんと魅入ってしまう・・。
いやちがう・・・考え込んでしまうだ。<苦笑>

2005年01月14日(金)
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