chiyoの日記

2004年12月15日(水) 路上は

路上ライブをもう5年もやっているのに、路上はいつも僕にいろんなことを気づかせてくれる。
こんなにもカッコ悪い等身大の自分をみせてくれる。
路上には用意されたステ一ジがない。
よって聴いてくれる人との差がまるでない。
路上には何のカモフラ一ジュも演出もない。よって浮き彫りにされるのは裸の自分自身だ。
路上には約束されたお客もいない。
よって当然歌っているのに誰も聴いていないこともある。
そんなとき、僕は誰に対して歌っているのか、何の為に歌っているのか、という自問自答を当たり前のように差し出される。
お客が増える。
調子にのっている自分に気づく。
お客が減る。
ヘコむ自分に気づく。弱気になる。
お客がまた増える。
商売気をだす。
口調もかわる。
お客がまた減る。
集中力がなくなる。

なんてカッコ悪いんだろう。裸の僕自身は、と気づかされる。

いつか確かな自分を手に入れたとき、僕は例え東京ド一ムを超満員にした後でも、誰も僕のことを知らない街でも同じ気持ちで歌えるようになるんだろう。
そんなふうな歌うたいに、人間になりたいんだ。


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