陸橋...東風

 

 

わたしは - 2010年11月30日(火)

もう彼を好きでいたくない。
それは自明の理なのだよ。
なのになんで。私の眼は彼を追うのだ。

数日前。女性三人で熊野やら伊勢やら
神社巡りの旅に行っていたのである。
そこで最も願うことは。本当残念ながら。
結局は彼のこと。もちろん大それた願いなどしないけれど。

どうして今の私は全て、彼につながってしまうのか。
あれほど冷たい人に。明らかに私のことを何も思ってない人に。

こんな自分は嫌だ。私が、私じゃない。
私は
あくまで
私のために私でいたかっただけだ。

彼は全くもって、私のことなど好きではない。
冷静になっても、他の人に聞いても。
導き出される答えはいつも同じなのだから。

忘れたい。忘れよう。
そう思っても心が泣いている。
この想いをどうしたら良いのか、解らずに
私はいつもこの場所に立ちつくしている。


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