陸橋...東風

 

 

私は彼を - 2010年04月20日(火)

守りたい。


彼と先輩の関係が日に日に悪化している。
私は二人の間に立っているので、双方の言い分を聞いている訳だが。
個人的にはどっちもどっちだが、7:3くらいで先輩が悪いと思っている。
まぁしかし先輩の方の言い分も判るのだ。

彼は一人でさっさと仕事を終わらせてしまう。
今の病院は一人の仕事と言うよりもグループの仕事、という感じなので
誰かが終わらせれば仕事は終わる。
逆に誰かがやってくれれば仕事は無くなる。

彼にも誰かに逐一教えるという気が無いのは悪い面だと思う。
というより自分がやった方が早いと思っているからなのだけれど。
だからって、もう30も半ばの人が、いちいち教えて貰うのを口を開けて待っている?
親切に教えてもらえないからといって、憤慨する?
それもおかしな話だと私は思う。
自分ができない苛々を転嫁しているような気がする。一時期の自分がそうだったように。

いろいろなことがあって、彼と先輩は日々険悪になっている気がする。
とはいえそのうち解消するのかもしれないが。
ただ気になるのは先輩は先輩で、ぶつかっているのは彼だけではない。
そう考えても先輩の方に非があるような気がする。
実際私も声を荒げてしまったことがあるわけで。

ただ彼はいずれその先輩とぶつかるだろうと自分で言っていて。
その時には容赦しないとまで言っている。
ここまでの彼の激しさを私は見たことがなかったけれど、さすがに怖い。

そうなれば亀裂は決定的なものになるだろう。


私は二人の間に立っている立場だけれど
何かあれば、多分、私は彼に味方するだろう。
そこは正しさや公平さなどが及ばないところで
結局私は彼を大事に思っているらしい。
恋愛感情とは違う。けれども私の大事なひと。

何故ここまで彼にこだわるのか私にも解らない。
ただチリチリと予感のようなものが囁いている。
多分こういう人と出会うことはもう二度と無いということ。


ちなみにちょっといいなと思っていたひとは一緒に仕事しても何だか無視されているような。
私何かしましたかね。ていうか何もしなかったからでしょうか。
いずれにせよ、そっちはどうでもよくなってきた。


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