陸橋...東風

 

 

胸が痛い。 - 2008年07月16日(水)

私は一度、彼との関係を壊そうとした。
そう、勢いに任せて想いを伝えてしまった。
その後私たちの関係は、物凄くぎくしゃくしてしまった。
想いを伝えて後悔したのはあれが初めてだった。
できることなら無かったことに。誰よりもそう願ったのは私だったはず。

時間は優しいし、残酷だ。
いつの間にか彼との仲は以前と殆ど変わりがないものに戻っていた。
でもやはり少し違うのだろう。
彼の一番仲の良い友達は別の同期になってしまった気がするし
やっぱり私は大事なものを失ったのだ。

しかも状況は何も変わらなかった。
私は失敗したのだ。

殆ど変わりがない関係。
どうにもならない関係。

私の想いは自分の中で、渦を巻く。
どこにもいけないのだから持て余す。
どこにも逃げられない力。恐ろしい力。

泣きたくても泣くことなんてできない。
家には夫がいる。
一人で泣くことなんてできない。
渦を巻いた心の中心は、空虚だ。
その隙間を埋めたくて、私はピアスホールを増やそうかと考えている。
体に穴を作ることで、心の隙間を隠すんだ。
そうでなければ、また手首を傷付ける。
誰にも気づかれないように。


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