陸橋...東風

 

 

当直は全然暇じゃないのに何でか長文の更新になってるし。 - 2007年02月23日(金)

今日は忙しい方の当直だ。
なのにヘルニアの影響か、腰が結構痛い。
まだ始まってもないのに困った。せっかくベルト巻いてんのにー。

旦那も同じく当直なので、今いないうちにさっさと更新しておこう。


昨日患者さんのことでエライこと頭に来た件があったのだが
今は大人しく点滴されているらしい。何度思い返してもムカついている。現在進行形。
20歳が精神的にまだまだ子供だ、ってのは解るのである。自分だってそういう時期があったのだから。
だからって周りへの配慮を怠っていい理由にはならない。だって20歳になっているのだから。

でも自分を振り返ると、最も世の中に苛々としていたのはやっぱり10代後半のことだ。
自分を取り巻く全てのものが疎ましかった。何より自分自身が疎ましくて仕方がなかった。
でも20歳って、それに諦めというか、妥協というか
何だかいろんなことに反抗することそのものに疲れてきてしまって、
そういう時期だった気がするんだけどな。

しかしいや待てよ、と思う。
私の代から沖縄の成人式が全国ニュースで報道されるようになったのだった。
しかも門扉ぶっ壊したのって噂によると小学校の同級生だったらしいし(笑)。
やっぱりまだまだなのかな、20歳って。


で、今まで当直でDV被害に遭われた方のお話を聞いておりました。正味2時間。
この忙しいのに何付き合ってんだ私も、と思いつつ、話を聞いていて大変複雑な心境になる。
殴る男なんて絶対に許せないし、殴ったほうが100%悪い。それは絶対に確かだ。
確かに彼女にも問題はないとは言えないけど、パニック発作を起こすからといって殴っていい理由になんて、なり得ない。
まぁちょっと境界性人格障害のようなところはあったけれども、それでも殴るってのはどうしても許せないし。
それよりも複雑な気持ちになるのは、肉体的にも精神的にも痛めつけられた男から離れられない彼女の気持ちだ。

好きで好きでどうしようもなくて、他の女に取られるのを見ていられない。
それが自分が親友だと思っていた女なら尚更。
だから今自分から手を離すことなんてできない。
でも殴られて、精神的にも傷付けられるのは怖くって仕方が無い。


私は殴られた経験はもちろんないのだけど、これ以上傍にいると自分がもうボロボロになってしまうのに尚、
離せない手があることを知っている。
でも、もうそこにあるのは愛とか恋じゃなくて、執念だ。
それに気がついた時、この手を離さなくてはならないと気がついた。
もう何も生み出さないと気がついた。待っている先は破滅だと。

それは確かに苦しいくらいの愛だったのに、いつから執念なんてものに変わってしまったのか
誰も知らない。
それを認めるのはあまりに辛かったけれども、続けていられる気力もまた、無かったのだ。
だから自分から手を離した。

何度もこの日記にも書いた、あいつへの想い。
それがオーバーラップして、私の胸を刺す。過去になっても尚。

彼女もいつかそれに気がつくのだろうか。
できれば気がついて欲しいと思う。近いうちに。

それ以外にも彼女と話していてうっかりダークサイド(しかももっと深いほう)に入ってしまいそうになったのだが
その後のてんやわんやに忙殺された。ありがたいことである。
本気でこれはジアゼパムだわ、というところまで来てしまったからなぁ。
まだあいつのことを思い出して胸が痛むぐらいなら、いい。
それよりも恐ろしいことは一番見たくない記憶にアクセスしてしまうこと。



例の横浜の美人のお友達、からメールが来た。
彼女は今回っている精神科の先生(既婚)に恋していて、今日が食事に誘う最後のチャンスだったらしいのだが
結局食事には誘わず、感謝の意を込めてチョコレートを渡した、という報告。
でも彼女的には気持ちの整理がついたようで、良かったと思う。

では私は。
私はどうやって気持ちに整理をつけるつもりなんだろう。
あと1ヶ月で。

今日はとてもあのひとが好きな日だった。
つまり気持ちが大きかったということか。きっと昨日の夢に出てきたのが悪かった。
内容は全然意味不明だったが。
許されることなら、いつまでも目で追っていたいと思う。更に欲を言えば触れたい。
大きくなった気持ちを、どこでどうやって整理したらいいんだろう。

気持ちが伝わってくれれば、少しは楽になるのかな。
どこにも行き場のない、この気持ちを。

あなたが好き。
こんなに短い言葉なのに
どこへも行けない。



今日もネットで青春の旅をしておりました。今日はオタク編。
いろいろ辿って行ったら、柴田亜美 公式サイトに辿り着きました。
そして『かげろう供養寺』に掲載されていた「とっとこハム太郎」のイラストに撃沈。
本日のツボ。
オタクに戻るのはBUCK-TICKのファンに戻るより数段容易であることを確信。


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