ギロチンシティ49 今回はマーティン&ヒドルス。週末にも書きます。 ところで、私は以前、この話では「息子・娘・兄・弟」などの定義が曖昧だから、どうにか解決策を見つけなくてはならない、と書きましたが、その最良の解決策が見つかりました。 そもそも、この話では重要な点を見落としていました。何が個人の雌雄(男女)を決めるのか。それを私はずっとあいまいにしてきました。GCワールドには男/女っぽい容貌があるけど、それは人種などと同じでグラデーションである、と。乳房がある=女、ペニスがある=男ではない、と。でもよく考えると、そういう社会であればあるほど、個人のアイデンティティを尊重すれば、この問題は解決するわけです。つまり、自分が女/男だと思ったら、そう扱われることを望めばいいだけの話。アルファであれ、オメガであれ、それは嗜好の問題であって、ある段階で自分のアイデンティティはどちらなのか選択すればいい。子供の頃から女性のように振舞い、スカートを履いてきた人は、アルファでれ女であり、「彼ですか? 彼女ですか?」ときかれて「彼女よ」と答えたら、周囲は尊重する。極端な話、もしジェリーがある時から「やっぱあたし女になりたい」と言ってスカートを履き始めたら、ジェームズは笑い転げるだろうけど、その日からジェリーは女であり彼女なのです。少なくとも、アイデンティティの選択というものがちゃんとできている社会。 きっとこういう社会が確立されるまでには紆余曲折があったに違いない。たとえば、乳房があって小柄なオメガでも、自分は男になりたいし男の方がしっくりくる、と思っていて、そのジェンダーギャップに悩んでいる人がGCの世界にもいるに違いない。たいてい普通の人は、自分の雌雄ホルモンのバランスを見て、自分が男か女かを判断する。でも、男女のアイデンティティの悩みは、アルファ/オメガの悩みよりは小さいはず。 そして、こういう社会だと設定するなら、ジョーが、男としてのアイデンティティを選択したので�爐�れ�瓩任△雖猗爿瓩任△雖狢�子�瓩任△襪海箸筺▲劵疋襯垢�男としてのアイデンティティを持つゆえにクリスと�犒残鎰瓩世箸いΔ里癲△瓦�自然と浮け入れられる。 このことがちゃんと私の頭の中で整理されていれば、最初からずいぶん違う描写ができたはずです。というわけで、書籍化する前に、これらの設定を盛り込んで加筆修正する予定です。
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