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2012年01月12日(木) Rome[Ep.7] Egeria (アントニウスの決断)

前回からずいぶん時間が経ってしまいましたが、RomeのEp.6のレビューです。遂にプッロ@犬が本懐を遂げるエピソードでもあります(違)。裏設定は青字で書いてます。

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Rome[Ep.6] Egeria (アントニウスの決断)
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アントニウスの下で働くことになったヴォレヌス。前回のエピソードから二ヶ月経ってます。仕事は順調、生活に困窮するこもなくなったものの、彼の家には、夫が行方不明になった義妹リュデが居ついて毎日めそめそしているもんだから、ニオベとの夫婦生活にも支障が出始める。

仕事に出掛けるヴォレヌスが、物置みたいな外の小屋で眠るプッロ(元祖居候)を蹴飛ばして起こすところ、二人のファンにはたまりません(^曲^) 



井戸の水を頭からかぶっただけで、プッロ「行きましょう」
隊長は定期的に大衆浴場に通っていそうだけど、プッロは隊長に「くさいっヽ(`д´)ノ」と怒られるまで行かなさそうです。
ところでプッロの方は武具を何一つ身に着けていないところを見ると、部隊長になったヴォレヌスが勝手に連れていってるみたいです。怖いけど面倒見だけはいい隊長
エイレネに親切にするプッロに、
ヴォレヌス「奴隷に礼なんか言うな」
プッロ「どうして?」
ヴォレヌス「躾だよ!」
プッロ「今朝も機嫌がいいですねー」


護民官となったアントニウスは自分のクリエンテス(被保護者)たち(現代でいうロビィストたち)の陳述に付き合っている。その場で護衛や人払いをしているヴォレヌスとプッロ。隊長がプッロを文字通り顎で使っているところがいいです。

3人の日課
�〔姪歃�くなった閣下の命令「ヴォレヌス!」


�¬燭犬蕕譴織凜�レヌスの不満顔(一日最低でも一回)


��ヴォレヌス、プッロに命じる


�せ瑤ぜ腓量仁瓩縫�ートマチックに従い、人を追っ払うプッロ


いいカンジ(´∀`)ノ 二ヶ月間、ヴォレヌスを傍において理不尽なこともいろいろさせたんだろうな〜。Yさんのネタ(?)じゃないですが、うっかり娼婦じゃなく隊長にナシを剥かせようとして、ポスカが顔を覆ったり。そのたびに軽蔑してますって顔で睨まれて、閣下はwkwkだったんだろうなあ。

重要な有力者のクライアントとの交渉の場で圧力をかけるアントニウス。娼婦を侍らせたり、相手の細君に「夫が死んだら結婚しようか?」と言ったり、閣下、全開です。

お勤めが終わり、帰宅途中。プッロは「カエサルとアントニウスは約束を守りますかね? 市民の味方かな? それが気がかりなんでしょ? 暴君になるんじゃないかって」モヤモヤしてる隊長の心模様に気づいている。アホもアホなりに気にしてるんですね。
プッロ「みんなに仕事を与えるって。それには文句は言えないでしょ?」

この時、プッロは後ろから隊長の肩をぐいっと押してるんですよね。手癖が悪い オクタヴィウスには怒られていたけど、ヴォレヌスは怒らない。この二人見てると、まるっきり主人と大型犬だなーと思います。たまに犬が興奮し過ぎて主人に乗っかり、「おまえは一から躾し直し!」と怒られてしゅんとするんでしょうね。

ヴォレヌス「娼婦を侍らせて交渉するなんて、キンキーナートゥスやマリウスはもちろん、グラックス兄弟だってそんなことをしたと思うか?」
プッロ「誰(´∀`)?」
ヴォレヌス「ヽ(;`д´)ノ」

帰りたくない、酒でも飲むと言い出すヴォレヌスに、「あなたが?」ときいて「悪いか!」と逆ギレされるプッロ。怒られ慣れてます。
ところ変わって、酒場で飲んでいるプッロとヴォレヌス。酒入ってるせいか、ニオベのことを熱心に相談する隊長を、やさしい眼差しで見守りながら聞いてあげているプッロ。プッロ「女のこととなると不器用な隊長、カワイイな〜(´∀`)」
殴るべきかな、と相談され、美人だからひどい顔になるともったいない、とプッロ。そう言われてはじめて、自分の妻が美人だということに気づいたような隊長のはにかみがカワイイです。



しかし! 奴隷も金も与えているのに、他に何が望みなんだろう、と嘆く隊長が思わずポロリと「夜もずっとご無沙汰だ……」。その瞬間、犬の表情が豹変。
プッロ@真顔(マジかよ〜っおれがエウアンドロスを殺して以来だから、二か月間も!? そもそも隊長と奥さんのために殺したのに……じゃあずっと、一人で処理してたんだ(;´д`)」
突然ざわざわし始めるプッロの頭の中は「たっ溜まってるはずだーヽ(;`д´)ノ」ということでいっぱいだったはずです。ホントに大型犬だったら、無駄に耳の裏を後ろ足で掻いたり、壁の方まで駆け足で行って帰りは歩いて戻ってきたり、という奇行に走っていることでしょう。

ヴォレヌスの方は酔っ払ってることもあって、自分の犬の異変には気づいていない特に股間まわり
プッロ「……なぜ」
隊長「妹がいるとできないそうだ」
…という会話の後のプッロのちょっとした沈黙が、そういう腐った見方をするといわくありげで愉快です。



ここで、Romeファンのslasherが本格的にプッロ/ヴォレヌスに落ちただろう場面が登場です。
深夜の物騒なローマの街角を、正体を失い、くだを巻きながらプッロに寄り掛かって帰路につくヴォレヌス。いつの間にか甲冑を脱いでいると思ったら、ちゃんと外套も鎧も、プッロが運んであげてるんですよね。脱ぐのも手伝ってあげたに違いない。無防備な隊長を脱がしながら犬はもうビンビンなんだけど、気づかれないよう慎重に。でもよく見ると溜まってる隊長も元気になりかけていることに気づく犬。「いやいやだめだ、手を出したらおれ、友達として終わりだ…」と理性的になろうとするが、隊長の方はそんな葛藤には一切気づいていない。

「なんでこんな目に遭わなくちゃいけないんだ〜泣」と弱音を吐く情けないヴォレヌス。プッロはその顎をドサクサ紛れに掴んで上向かせ、「別れた方がいいかも……そんな辛い想いをするんでしたら」

犬、下心が丸見えです。

別れるくらいなら死ぬ方がましだ、とプッロの胸倉を掴んで逆ギレし、そのまま地面に崩れ落ちて眠ってしまう隊長。そんな彼を見下ろすプッロの息はなぜか荒い。
無防備に足元に横たわる隊長の姿に、とうとう我慢も限界に達した瞬間。「おれだけじゃなく、隊長もホントは欲しがってるはずだ。それにどーせ明日目が覚めたら何も覚えてないんだから、食っちまおう(´∀`;)」
……と言いたいところですが、このへんはまたいずれficで書きたいと思います。きっと隊長は隊長で、酔っ払いが絡むような感じで荒々しく求めたに違いない。たち悪すぎます。
ぶっ倒れた隊長を腕に抱き、耳元で「大丈夫ですよ、大丈夫だ……」とささやくプッロが、canonだというところがこの作品の恐るべきところ。ちなみに、英語では��It's all right,lamb... it'll be all right��で、このlamb(子羊)というのは愛しい人、大切な人という意味で用いるらしく、英語圏のslasherたちはびっくりしたらしい。


というけで犬は子羊を、肩に担いで無事お持ち帰り。ニオベのもとに持ち帰る前に、自分の寝床に寝かせて、、、でも意識のない隊長を襲ったりはしません そのへんは工夫が必要です。(どんな…)

実はこの頃から、二人の関係はただの犬と飼い主の関係ではなくなっていく。迷惑をかけて世話になるのはプッロの役回りでしたが、後半はどちらかというと、いろんな感情に溺れそうになるヴォレヌスを、プッロが甲斐甲斐しくサポートしていく関係に変わっていきます。それがまた、無償の愛なところが犬と飼い主っぽいんですが。

数日後(翌日?)プッロはヴォレヌスのいぬ間に、ニオベの前でリュデに、エウアンドロスは揉め事を起こして殺された、という話を町の噂として話す。その場にいるニオベにも、過去は(エウアンドロスとの関係は)忘れろ、と同時に釘を刺すプッロは、大好きな隊長のことを苦しめている奥さんに、納得できない部分もあるに違いない。でも昨夜、はじめて隊長とセックスして、彼の中でも落としどころが見つかったようです。プッロ「隊長が奥さんのこと好きだっていうからこれからもサポートしてくけど、おれ今日から隊長の旦那でもあるからね(´∀`)ノ」

プッロが出て行くと、リュデはニオベと夫のことで大喧嘩をはじめ、絶交を言い渡す。息子ルキウスが孫じゃないことはヴォレヌスには黙っておくと約束するが、それはもし真相がバレると、ルキウスがヴォレヌスによって殺されるからである。
当時、子どもが生まれると一家の長がその子を生かすかどうかを決定したそうです。たとえば生まれた子どもに障害があるとわかったり、不貞や強姦による妊娠によって生まれた子どもだと判断された場合、子どもは高確率でその場で殺されるかゴミ捨て場行きになったとのこと。当時も、赤ちゃんポストのようなものはあったようです。
また、妻が浮気したり、子どもが他の男の子どもだと判明したら、夫は彼らを殺しても問題にはなりませんでした。この作品の中で、ヴォレヌスは名誉のために生きる男というキャラを割り振られてるので、彼にとってこのような家族の問題は重大事でした。


今日は、プッロはオクタヴィウスに剣の稽古をつける日。用がない時はこっちのバイト(本業?)で日銭を稼いでいるらしい。
予想では、昨日、自分の飼い犬と熱い一夜を過ごした隊長は、恥ずかしさとやっちまったという後悔の念もあって、きっと朝はプッロの顔を見ずに出掛けたんだろう。妙にそわそわしている旦那の異変に気づいたニオベ、「……はっ! まさかあの犬、とうとう夫に手を出したんじゃないでしょうね!?」と焦るも、旦那が出ていった後にエウアンドロスのことを犬に釘刺され、何も言えなくなったに違いない。

話は戻って、オクタヴィウスに、男になるためにギリシアの戦場へ行ってはどうか、とすすめる母アティア。アティアはプッロに、息子が童貞を捨てる手伝いもするように頼む。トーガを用意させると言っているので、この時オクタヴィウスは15、6歳という設定らしい。



夜、勤めから戻ってくるヴォレヌスとプッロ。またまた美味しいシーン 家に入る前に何か言いかけるヴォレヌスを遮るように、
ヴォレヌス「――ああ、あのな」
プッロ「おやすみなさい」
ヴォレヌス「……おやすみ」

何も言わせないとわ、男前だプッロヽ(´д`)ノ もちろん裏設定的には、昨夜はみっともない姿を晒してしまった挙句、酒の勢いを借りて犬小屋でサカッた犬みたく交わってしまい、今日は眼も合わせられなかった隊長という具合なんだろうけど、その設定抜きにしても、こういう場面をcanonで用意してくれるのはすごいです。

リュデとの一件を経て、もう一度この夫とやり直そう、と思っているニオベは子どもたちを女友達(クラリッサというらしい)に預け、ご馳走を作り、化粧をして待っている。夫婦の不器用だけど微笑ましいやりとりが素敵に描かれています。ニオベは今夜は大丈夫よ、と言って夫を受け入れる。

一方その頃、プッロは外の犬小屋で、神に捧げものをし、一人寂しく飯食ってるのだった。隊長のために彼が夫婦の仲を執り成し、二人が結ばれてる頃にプッロはさみしく狭苦しい塒にいる、という演出……男同士の濃厚な愛の物語としか思えません。

ニオベ「……あれ? 夫とは久しぶりだってのに、この人ってば妙に淡白だわね?」
プッロ「あ〜昨日の隊長可愛かったな〜(´∀`;)ゴシゴシ」



ほどなくして、カエサルからアントニウス宛に援軍を要請する書簡が届く。兵力では劣るカエサル軍の先行きが怪しくなってきたとみて、アントニウスは決断を渋る。というのもその頃、ポンペイウスの邸宅でろくなことをしていないアントニウスは、実はポンペイウス側からも自分たちの側につくようにと接近されていた。
一刻も早く戦場に駆けつけるべきだと考えているヴォレヌスは、決断を渋る上官の態度が腹に据えかねている。
で、この怖い表情↓ アントニウス「おまえはうっせーなあもう(´д`)」


プッロはオクタヴィウスに筆下ろしをさせる。娼館に連れていき、気に入った異国の娘を抱かせる。プッロはついでに自分も高級娼婦を抱けないかと交渉するもあえなく撃沈。

アントニウスはアティアのもとを訪れる。圧倒的不利な立場にあるカエサルを助けるか、ポンペイウス側に寝返るか決断できずにいる彼をベッドに誘い、カエサルを見捨てるようそそのかすアティア。
アティア「あなたは友達だからって、カエサルと運命を共にするほどバカじゃないでしょ」
計算高い彼女の一言によって、逆にアントニウスは激怒し、カエサルのために立つことを決断する。
実はこの少し前に、寝室における余興として裸の女二人に剣を持たせて戦わせ、負傷した女の腹の傷を嘗めるというアントニウス閣下の名場面がある。ゲスな閣下を見せておいて、後半では誇りを思い出し奮起するという流れにもっていっているわけですね。

その頃、ヴォレヌスはニオベとベッドにいる。ニオベは夫を誘うが、夫は物思いに耽ってその気にならない。
ニオベ「どうしたの?」
ヴォレヌス「アントニウスはカエサルを助けに行かないつもりだ。おれはそんなやつに忠誠を誓った」ブツブツブツブツ...
ニオベ「ならギリシャに行かなくて済むじゃない。それにあなたもカエサルは間違ってるって」
ヴォレヌス「それとは話が別だ。人として正しいかってことだ」ブツブツブツブツ...
ニオベ「(笑い出し)もう、あなたって本当にバカ」

隊長カワイイ(●´ω`●) そんなわけで夫婦の心が通い始めたと思った矢先、ギリシアに発つと決断したアントニウスから、第十三軍団に召集命令が下される。

戦いに行く男たちを見送る家族との別れ。プッロは一応エイレネに別れを告げ、エイレネの涙を誘っている。二人はギリシアへ。ところが、大海原に漕ぎ出したローマ軍の帆船が嵐に遭い難破する場面、次回へ続く。

このエピソードは、プッロが本懐を遂げたという意味でも好きなエピソードですが、これからまた二人が戦場へ行くんだ、という理由でもわくわくしたエピソードでした。


コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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