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2012年01月08日(日) ROMEのセックス観




見てください、この切ないありさまを↓ photobucketめええ!


というわけで、さっそくサーバを移動した。


新刊の表紙に……と思ったんですが、さすがにどぎついかな汗? 右端のあたりをもう少しカットすれば大丈夫でしょうか。やっと二人の絡みが描けて満足です。

Romeではお馴染みの焚き火といえばセックスシーン。でも、描きながらずっと頭捻ってました。隊長がこんなふうに犬に身を委ねるなんてありえないヽ(`д´)ノ しかもアオカンです。でもちょうどぴったりだから、彼らのセックス観について書いてみましょう。

先日書いた、古代ローマ人のセックス観についてはこちら。
もちろん私が取り上げるのは男性キャラですが、どう考えても、このドラマは製作者が意図して男同士の関係をセクシーに描いています。残念ながらもろやってるようなシーンはちょっとしか見せてくれないのですが、では含みを持たせている部分の、一体どこまでがcanonにおいても成立しているのか、つまり「明言はしてませんが、このペアはデキてる設定込みです」という制作者側のメッセージが感じられるペアは存在するのかを検証してみます。史料とは別にしてあくまでこのドラマにおける設定の話です。


まず、私が一番可能性があると思うのはカッシウスとブルータス。二人とも最後まで女の影がないままだし、手をつなぎ合ったり、カッシウスが甲冑姿のブルータスに「とても素敵だよ」と言ったりします。史実として伝えられるカッシウスは、クラッススを早めに見限ったりと、けっこうやり手なんですよね。二人は物腰柔らかな貴族として描かれており、当時の価値観では自由人の、しかも貴族が奴隷以外の同性を愛人に持つというのはあまり好ましくなかったはずですが、このくらい身分が高くなり二人とも同じような階級となれば、実際には問題がなかっただろうと思われます。 
ブルータスの弱さは魅力的ですよね。カエサルがヴォレヌスを気に入って、ブルータスが若干嫉妬する、というような場面がありましたが、Romeに登場する数多くのbitchの中でも彼はbest bitchだったと思います。というわけでベッドでも身分が高いくせに組み敷かれていた方だと思いますが、絶対秘密を守ってくれよ、と事あるごとにカッシウスに臆病な仔犬みたく言いつけていたに違いない。ブルータスは父親を早くに失くし、カエサルに父性をみたりしてましたが、男らしさに憧れるタイプに違いない。母親の存在が大きかったですし、典型的な�犲�分が獲得できなかった男性性を、強い男の中に見出すタイプ�瓩離殴い世隼廚い泙�ボヤンもそーいうタイプ(´∀`)。そういう意味ではカッシウスは決して理想の相手ではないわけで、カッシウス自身もその点に気づいていて時々自分の男らしさを誇示してから回ったりしていたら楽しいなあ、と思います。

そんなブルータスのことはもちろんですが、男であれ女であれbitchを見分ける嗅覚が誰よりも優れていたに違いないのがアントニウス。彼はそういうキャラです笑 つまり、一目で相手がbitchかどうかを見極め、彼のお眼鏡に適った気に入りbitchはもれなく組み敷く、それを生き甲斐にしていたのが閣下です☆ 彼のセックス観に関しては今さら分析する必要はありませんが、アティアに「あなたが抱いていた奴隷は男も女も売り払ってくださいね」と言われていた通り、両刀男です。そもそも、この時代はゲイや同性愛者に該当する単語が特に存在しなかったことからもわかる通り、男同士、女同士で寝ることはセックスのバラエティの一つ程度に考えられていました。だから彼のような権力を握る好色男は美しい男女を片っ端から食い荒らしていたはずです。型破りな男なので、慣習を気にしていたかどうかはわかりませんが、正しいローマ人なら彼より上席であるカエサル、三頭政治以降は同格のオクタヴィアヌス、レピドゥス以外で、彼を床で組み敷ける相手はいなかったはず。といっても、何度も繰り返すように実際には、アウグストゥスに続く数多くの皇帝たちが、男性の愛人相手に自分は女役を務めていたという記録が残っているので、私の印象では偉くなれば偉くなるほど関係ないという気がします。

ともかくドラマのアントニウスは権力で相手を組み敷くことを明らかに楽しんでいたので、受身になることに喜びは見出していなかったはずです。何でも欲しいものは奪える立場にあるアントニウスにとって、相手が思い通りにならないほど夢中になるわけで、だからアティアやクレオパトラ、ヴォレヌスが気に入ったわけですね。狩りみたいなもんです。

カエサルはまるで男には興味がないキャラとして描かれていましたね。前にも書きましたが、彼は男との浮名も流した人であり、オクタヴィアヌスも愛人だったという噂がある人なのでもう少しうまく料理して欲しかったです。

オクタヴィアヌスとアグリッパの関係はかなりきわどいです。史実では、アグリッパはオクタヴィアヌスの娘を妻に迎えていたはず。とても仲良しな二人でしたが、このドラマではアグリッパが主人に忠実な犬のようでした。制作者が、裏設定として二人が寝ていた事実を含んでいたとは思いませんが、オクタヴィアに「あなた(アグリッパ)は私より弟と、弟が与えてくれた権力を愛してるのよ」と言わせています。
もし二人に肉体関係があるとしたら、もちろん組み敷かれるのはアグリッパ。私は下克上も大好きですが、この作品においてそれを多用すると逆に魅力を損ないます。超えられない身分の壁が、このドラマの一番面白いところだからです。そして、自分より格下の人間に肩を叩かれるだけで怒りを露にするオクタヴィアヌスが、ベッドで辱めを受け入れることなんて絶対にないはず。彼は奴隷の男女を自由にしていただろうし、SMプレイなどもやっていたでしょうね。

マエケナスも奴隷は男女とも食っていたようなタイプ。史料によると、彼は毎朝奴隷に脛毛を抜かせていたそうな。文化人としても名を残している通り、いかにも優美なものが好きそうなので、高級な男娼なんかを囲っていそうなイメージです。古代ローマにも男娼はいましたが、彼らは特別な存在で、市民としての権利を一部剥奪される一方で、お茶一杯の値段で買われる女の娼婦よりもはるかに高給取りだったそうです。宦官たちのように、才色兼備な男娼で後に皇帝や執政官の愛人になって名を残した者もけっこういます。

では肝心のヴォレヌスとプッロは? まずはセックス観から。プッロは女好きというキャラですが前述の通り、当時はきれいなら性別はあまり気にしなかったようなので、オッパイがある方が好きだけど若くて美形の奴隷男なら食っていたはずです。特に軍隊生活が長かったので、カワイイ新米兵士なんか見つけたら、あのアホ犬のことだ、酔っ払ってなくても絶対襲ってる。娼婦と寝ている場面を見ても丁寧な扱いはしていなかったようなので、男相手となれば一切遠慮はしなかったに違いない。たぶんプッロの好みは男でもカワイイタイプだと思うので、隊長は特別枠(´∀`) 基本、男らしい男には食指が動かないはずですが、ヴォレヌスのことは可愛くて仕方がない。ある意味、これまで見た目の可愛さでしか「ウヘヘ」とならなかったプッロが、初めて容姿じゃなくて性格や行動を見て「ウホホ」となったのがヴォレヌスじゃないでしょうか。最初は「なんだこのbitch」としか思っていなかったんだけど、いつのまにか「な〜んかカワイイんだよなー」になって、彼みたいな男は男に心酔しちゃうと、相手の容姿なんか関係なくなりそうです。厳密に言えば、もしヴォレヌスが醜男だったら寝ることもなくそのまま友情関係続行なんだけど、とりあえず見てたら勃起しちゃったから、これは体の付き合いもありだな、と。きわめてシンプルな思考であります。

ヴォレヌスのセックス観は興味深いですね。彼の場合、妻以外の女にも手を出さないくらいだから、男はナイ(´-`) 平民の身分でありながら、百人隊長、部隊長、最後には元老院議員にまで上りつめたので、いくらでも欲しい相手がいれば好きにできる立場でした。後半では月に一回、相手を選ばず娼婦を買っていたようだし、プッロに指摘されるまで自分の妻が美人だということにもピンときていなかったので、美しさに惑わされない分、プッロにも多少チャンスはあるってことです。ただし、ベッドで相手に主導権を握られるなんて、男であれ女であれ、彼にはその発想自体思い浮かばないでしょう。

canonにおいては、限りな〜くホモセクシャルな関係を匂わせていますが、実際に彼らが制作者側の意図として愛人同士だったか、というと肉体関係まではなさそうでした。「二人はデキていると深読みしたいならしていいですよ」という声が聞こえてきそうでも、二人がセックスまではしていない、と思うのは、ヴォレヌスがそんな不名誉を受け入れるとは思えないから。自由市民として生まれた名誉を重んじる彼にとって、受身に回るなんてまずありえない。たとえば忠誠を誓ったアントニウスに襲われたとして、彼が取るだろう行動の選択肢1:相手を殺す 2:自分を殺せという 3:相手を殺して自分も死ぬ であって受け入れるという選択肢はないと思います。ただし、これは精神を病んでいなかった頃の話ですけどね(まだ�猝祥性瓩�彼にとって価値あるものだった頃の話)。
じゃあプッロはどうか? 意外と彼の方は、この相手ならと思う場合には、受身を務めることを拒否しないんじゃないか、と思います。というのも、彼は解放(逃亡)奴隷だからです。育った環境の違いから、プッロの深層心理には、この人には絶対服従という奴隷根性が潜んでいるように思います。逆に、ヴォレヌスは奴隷や、女子どもや、自分の部下たちを空気のように無視したり、罰したり、場合によっては殺すこともできる。もうこれは、彼らの中に染み込んでいるものなんですよね。その分プッロには名誉だのなんだのという縛りがない。ただしプライドはあるので、自分をコケにする男を許すとは思えませんが。自由市民と解放奴隷のペアならプッロの方が受? とも思いますが、その可能性は別の理由で否定できる。それは何かといえば、ヴォレヌスの側にはプッロを組み敷くという発想がまったくないというもの。作品を通して、この主従関係でいえばヴォレヌスはずっと受動的です。彼は禁欲的過ぎてプッロにduty以外で何かを求めるということがない。間違ってもプッロを見て勃起することはありません。プッロが「あんたを抱きたいです! 無理なら妥協しますから、おれを抱いてくれてかまいません!」と訴えれば真顔で「ヤダ」と即答すること間違いなしです。ヴォレヌスは奉仕体質で、いつも名誉のために奉仕することに飢えていますが、プッロはどう転んでも彼が奉仕する対象ではないわけです。ただの犬ですから。プッロがあんなに甲斐甲斐しく彼の面倒をみても、平気で「おまえがおれのために何をした」とぬかします。

と、いうわけで、↑この絵のように隊長が犬とアオカンなんてありえません(全否定かっ)

……でも、マイ裏設定では、すべてが終わった後(22話後)、ヴォレヌスはついに無償の愛の大切さに気づいて、子どもたちと一緒に男夫婦で幸せに暮らした、ということになっています(^曲^) だって、そういう話でしょ?


↓濃い色見の方がよい、と言われ自分でも見返したら間違いなくそう! と思ったので薄い方はさげました(^曲^)
長々と書いてしまいました。ところで上の絵と下の絵は若干色味が違います。どちらがいいか迷っています。上はきれいめで、女性受けがしそうですが、雰囲気がよく出てるのは下だな、と考えながら、そもそもホモ絵で女性受も何もないだろ、と自分にツッコミ。




コメントもこちらから。私が旅の途中で撮っただいたいが欧米の風景写真が表示されます(地味に交換してます)




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